インフルエンサー|ガイドライン

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世間的に、フォロワー数が多く、発信力がある人のことをインフルエンサーと呼びます。インフルエンサーという呼び方が一般化したのはごく最近のことです。ここでは、従来よりフォロワーが多かった人たちが学んだマナーやモラル、タブーをガイドラインとしてまとめます。これから目指す人も、思いがけずなってしまった人も一読の上、賢く運用してください。

 

インフルエンサーに該当する方

SNSのフォロワーやメルマガの登録者、新聞雑誌類の購読者が多い人や屋号をインフルエンサーと呼びます。企業単位、ブランド単位、人単位でインフルエンサーと呼ぶ場合があり、個人に限った呼び方ではありません。

 

2020年現在、インフルエンサーと言うと個人で、フォロワーが多いアカウントの事を指しますが、必ずしもそれだけではありません。メルマガやブログの読者数が多い人も含まれるため、各分野において、また、プラットフォームや媒体によってインフルエンサーの影響力が大きく変化します。

 

フォロワーが多いだけでなく、一度の投稿やつぶやきでフォロワー数以上のインプレッション、PV、閲覧数を得られる場合も、その配信者をインフルエンサーと呼びます。SNS上で見かけるフォロワーが多く、声が大きい存在だけがインフルエンサーではありません。

 

基本運用ルール

望んでも、望まなくとも、不特定多数の人の向けた情報発信をすることになります。これに伴い、以下の運用ルールを理解していないと、インフルエンサーではなく、ただの炎上商法発信者です。近年は炎上商法発信者・スパム発信者が、勘違いしてインフルエンサーを自称することがあるため、くれぐれもお間違えの無いように。

  • 放送禁止用語を使っていない
  • 特定個人への誹謗中傷は行わない
  • 特定個人の晒し上げをしない
  • 大衆扇動・ステマをしない
  • 金銭でフォロワーを集めない
  • 情報拡散の過度な懇願・強制しない

たとえば「いくらのお金をあげるから、この投稿を拡散してくれ」系の投稿ややり方はチェーンメール、スパムメールと同等の行為であって、迷惑行為、スパム行為に該当します。インフルエンサーを自称する場合は、その影響力を考慮しないといけません。似たようなやり方でフォロワーを集める人が出るかもしれない上に、個人情報を詐取されてしまうかもしれない事象を、真似できる形でインフルエンサーがやるのは倫理違反です。このやり方は他の方法を考えられない人がやることで、見かけ次第スパムとして通報、ブロック処置が適切です。駅前や街中でいきなり話しかけられて、同じことを頼まれても、SNS上と同じことができるかどうか、を基準に「良し悪し」を判断しましょう。

 

ステマや、それに類する目的をもった大衆扇動は、ものによっては大規模な詐欺行為に値します。大勢を騙す行為をネット上で、証拠も大勢に握られる状態でやるのは非常に危険です。騙されたと思った人たちや、騙されて実際に被害を被った人々全員から訴訟を起こされても、その発信者は文句は言えない上に、謝罪した程度では許されるものではありません。ものによっては詐欺行為ですので、ステマ、大衆扇動に値する言動はしないのがインフルエンサーの基本です。この事情を分かっていない者はいずれ大きな問題を起こして関係者に多大な損失と取り返しのつかない傷を残しますので、協賛してはいけません。

 

ただ「フォローしてね・いいねしてね」というだけであればよいですが、フォロー、いいねをしないとファンではない、敵だ、というような言い方をしたり、フォローしてくれてない人は部外者で、対応するに値しないというようなスタンスのものはただのお山の大将(宗教の教祖の真似事)といいます。インフルエンサーではありません。フォロワーが増えた人で、才能のない人はすぐに天狗になって、これに類する失態を犯します。拡散、フォロー、いいねをむやみにお願いしないようにしましょう。ユーザーが自らアクションしてくれるからインフルエンサーなのであって、インフルエンサーからお願いしないとユーザーがアクションしないならば、その発信者はインフルエンサーではなくただの大衆向けの起動スイッチ(フォロワーの質も悪い)です。

 

タイムラインと通知の扱い

フォロー返し

基本的にフォローされたら、フォローを返しましょう。SNS上ではユーザーの所属意識を確立しにくいため、フォロー返しは重要なつながりとなります。一部、フォロー返しした後にフォローを外すアカウントがあるため、こうしたアカウントは定期的にフォローを外して対処しましょう。

 

ブロック

特定のブロックリスト収集ようのアカウントなどから、危ないアカウント、攻撃的なアカウントのブロックリストをもらって、ブロック対象を常にアップデートしましょう。理不尽に攻撃してきたり、過剰にコメントを残したり、他のフォロワーに迷惑をかけるアカウントはブロックが適切です。自分と同じ推しを推している人に攻撃性を発揮するアカウントはただただ迷惑なのでブロックしなければいけません。

 

通知

大量のフォローがあると通知も膨大になりタイムラインの流れも激しくなります。数千、数万程度のフォローで情報を追えなくなるのであれば、その人はインフルエンサーには向いていません。アカウント管理を他者に任せるか、インフルエンサーを諦めましょう。大勢のファンの声から大切な声を聞き取る力のない者に、インフルエンサーやアイドルになる資格はありません。通知は非常に大量になるため、毎日通知を確認して見逃してはいけない通知の洗い出しをしましょう。これを見逃すとストーカーや加害者を育てることになり、フォロワーもインフルエンサー自身にも危険が及びます。

 

メッセージ・DM返し

基本的にメッセージやDMは返さないようにしましょう。1件返信すると全件返信しないと理不尽を感じて、理不尽に敵対するアカウントを作ることになります。メッセージへの返信をしたい場合は「月に1回だけ、手が足りる範囲で」と周知してからやるなど工夫しましょう。メッセージ内には個人情報を詐取していくURLを貼り付けて送ってくるアカウントもあります。送られてくるURLは絶対にクリック、タップしないでください。リプ・返信・コメントで危険なURLを貼るアカウントは即時通報してアカウントBANさせましょう。フォロワーにとっても迷惑な存在なので、見かけ次第、晒し上げることはなく、排除しましょう。

 

更新頻度と内容

インフルエンサーに期待されているのは情報発信者、灯台、道標としての役割です。当然情報発信がなければ価値はなく、インフルエンサーとは言えません。たまにしか更新せず、それが広告に近い内容であればインフルエンサーには値しません。フォロワーはインフルエンサーの承認欲求を満たすための道具ではありませんので、インフルエンサーの立場に立つのであれば、発信を続けていく意思と行動力が必要です。

 

最低でも3日~7日に1回は更新しましょう。インフルエンサー自身の所属している分野での最新情報、フォロワーがまだ知らないであろう情報を発信すべきです。時々、インフルエンサー自身の専門分野以外の場所に切り込んでいってしまう方もいますが、その場合、継続して発信し続けられるのかどうか考慮しましょう。GIFTEDの役目を果たしましょう。インフルエンサーがその一瞬、気分で絡んでしまうことで与える影響は大きいです。それまでその分野で情報発信してきた方の心を折って、PVをかっさらってしまい、情報発信の継続をやめてしまった場合、責任は割り込んだインフルエンサーにありますので、その後の発信の継続はインフルエンサーがしなければいけません。

 

※例えば、隣の国の食文化に、あなたが介入するとします。従来その国で食べられてきた食文化はインフルエンサーであるあなたは真似できず、現地での提供もできません。あなたの気分で現地の慣習をかき乱して、食文化が変わってしまった場合、現地の従来の食文化を担う職業が無くなる可能性がありますが、その場合、新しい食文化に関わる部分を、変化をもたらしたインフルエンサー自身が一定の責任を負わなければいけません。勝手に他の文化を、大規模に持ち込んで、後は勝手に自治をしろ、というのは非常に横暴で自分勝手な行動で、これは大衆扇動に当たるため、インフルエンサー失格、時に、文化の破壊者として訴訟の対象となります。GIFTEDの責任を理解しましょう。

 

誹謗中傷への対応

ネット上には理由もなく攻撃してくる人が存在します。大多数はまともな人ですが、ネット上では1人の人がアカウントを10個~100個持っていて一斉に口撃を浴びせることもあります。ネットの特徴として、変人やおかしな人の存在が日常よりも見えてしまいます。リアルの世界では倫理観のおかしい人と出会うことはほとんどないですが、ネット上では境目や境界線がないので触れ合ってしまいます。ときには、向こうから寄ってきます。

 

基本的に送られてくるコメントや投稿は

  • 即時スクショ・証拠確保
  • 即時削除申請
  • 適宜ブロック

を行いましょう。攻撃してくる者は、必ず他のものにも攻撃をしかけます。他の一般ユーザーや、他のインフルエンサーに被害が及ばないように、早急にBANする方向に持っていきましょう。この作業は基本的にそのアカウントのセキュリティ担当者、マネージャが請け負うことになります。マネージャーや担当者がいない場合には、本人がやらないといけないので心労に注意しましょう。

 

家バレ・身バレへの対処

影響力が出てくると、ストーカーも熱狂的なファンも登場します。これは時に、インフルエンサーの家族や友人、親戚に、取引先企業にまで悪影響を及ぼします。家バレからの出待ち、無断撮影とまとめサイトへのアップロードなど一度広まるとキリがなく止めようもありません。加害者を逮捕できても根本的に漏洩した情報はデジタルタトゥーとして残ります。

 

こうした事態に対処するために、インフルエンサーは守りたい家族とは一緒に住まない、生活と仕事スペースや空間を物理的に建物ごと区切るようにしましょう。家族は別の家に、インフルエンサー自身は安くてすぐに引っ越しもできる自宅兼事務所を持って取り組むのが無難です。

 

取引先企業への副次的な影響は、インフルエンサー自身の行動や発言を気をつけていれば基本的には問題になりません。もし、突っかかってくる者がいれば100%相手が悪いことにできるので、処断しやすいです。インフルエンサーに少しでも悪い点があると反撃しにくいので、どれだけフォロワーが多くても、力があると錯覚していても、言動は常に控えめにしましょう。うぬぼれたら詰みです。