空想果実グミ「キラスピカの実」食べてみた【No.00001】
とても柔らかく、ミント系爽快感があるアロエのような風味の味わいで、中にゼリーのようなシロップのようなものが入っています。噛み進めると細かく砕けてつぶつぶの塊のようなものになり不思議な食感を楽しめるコンセプトがおもしろいグミです。
割引されて売ってた「キラスピカの実」グミ
おいしくはないです。が、コンセプトはとても好きだし、おもしろい試みだと思うので意識して探したらありました。結構あちこちで割引されて販売されていると思います。パッケージが質素すぎて目立たないのと、あんまりおいしくないというレビューで溢れているためかと思います。
1袋42gあたりの栄養成分表示は次の通りです。
- エネルギー:138kcal
- タンパク質:1.95g
- 脂質:0g
- 炭水化物:32.4g
- 食塩相当量:0.06g
パッケージには1粒2.8gあたりの栄養量しか書かれていないので、内容量に合わせて数値を15倍に計算し直したものです。
冬の日照時間の短い寒地に分布し、月の光による光合成で生育する。樹木の先端に実を結び、果皮の細かい毛が月光に乱反射し、5km先からでも視認できるほど強く輝く。年に1度、冬至近くの満月の夜、果実は直径2mほどの大きさに膨張し、まばゆい閃光とともに弾ける。実のかけらは秒速約300mの速さで飛散し、直撃するとーーー
というような空想に基づく果実のグミということで、試みとしてはおもしろいと思いました。香料や添加物で実在しないフルーツの味のグミを作るのと、香料や添加物で実在するフルーツの味に似せたグミを作るのは、違っているようでやっていることはほぼ同じです。
おいしい味のグミになればそれでいいと思います。ただし、キラスピカの実はミントグミっぽい味で人を選びそうな味です。まずくはないですが、空想系なお話が好きな人にはおすすめです。