ダイソーのワイヤレスイヤホン(1000円)使ってみたレビュー

DAISOで1000円で購入できるワイヤレスイヤホン(G273)を、SONYのWI-XB400と比較しました。イヤーピースを変えれば音質は五分五分、音圧も音質も音量もちょうどよく、お値段以上の満足度で超絶おすすめ。ハズレを引かなければ日常用途には十分なワイヤレスイヤホンです。再生時間が6時間しか持たないのが欠点です。

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DAISOのワイヤレスイヤホン(G273)の音質レビュー

DAISOで1000円で売っているワイヤレスイヤホン、イヤホン界隈からしたら音質なんて残念レベルなのかと思うのが普通の金額ですが、試さずに文句を言うのは論外なので買って試してみた所存。ケースやイヤホン本体は金額相応というか、日常使いには全く問題ないレベルの品質でした。

音圧もよく、高音が少し弱い感じはありますが、重低音もそこそこ、装着すれば音漏れもほぼなく、満足できる音質です。ただ、若干空気抜けしているような音の軽さがありましたが、イヤーピースを交換することで改善しました。おそらくDAISOに売っている別売りイヤーピースと交換すれば音質が向上するはずです。

イヤホンをケースに入れて保存しつつ充電し、ケースが充電器の役目もあります。ケースを充電しておけばOKで、イヤホンをケースに戻せばイヤホンが充電されます。購入時点でのケースのバッテリーは75%充電されている状態でした。

イヤホン本体は写真のような感じで、耳の穴にすっぽりハマるような向きに合わせてつけるのがベスト。上下ひっくり返してすっぽりはめるような感覚でよいと思います。イヤホンの黒い本体部分を上側にして装着するのが良い感じです。

カンタンにペアリング完了

DAISOのイヤホンをケースから出すとペアリングが開始されます。ペアリングできるデバイスは1台まで。30秒も経たないくらいの時間待つと、「その他のデバイス」に「DAISO_TWS_G273_3」と表示されましたので、これをタップして接続します。

ケースから出して、スマホ側でペアリング接続して終わりです。難しい操作はありません。とてもカンタンにペアリングできました。イヤホンをケースにしまえば自然に電源はOFFになるっぽいです。ケースに入れてから青色の4つのライトが消えたらOKです。

また、イヤホンをケースから出すと、一度接続したことのある端末に自動で接続されます。

イヤーピース交換を推奨

イヤーピースを交換していない状態では音質の一部が空気が抜けたような空虚な感じになっていて、せっかく出ている音圧や迫力が足りない感じでした。イヤーピースを耳にぴったりなものにしつつ、少し良いイヤーピースに変えて、しっかり耳にフィットするようにしてあげたら音質は満足できるレベルになりました。

SONYのWI-XB400と比較しましたが、イヤーピースを交換したDAISOのワイヤレスイヤホンはこれと大差ありませんでした。

欠点として、イヤーピースを交換するとケースには入りますが、フタが完全に閉まらなくなります。少し開いた状態になりますが、フタ部分を持って持ち上げてもフタは開きませんでした。大きめのイヤーピースだとフタは完全に開放状態になります。

それでも、端子部分が触れていれば充電はできるので、完全に締まっていなくても充電は可能です。音質を取るならばフタは開いてしまっていても良いでしょう。ケースがピッタリ閉まって欲しい場合はイヤーピースの大きさを工夫しましょう。

1時間でほぼフル充電、6時間再生可能

1時間でほぼフル充電できます。イヤホン本体は6時間再生可能で、ケースでの充電は2.5回分(15時間分)充電可能です。

朝学校に行く時、出勤中と、帰宅途中に合計2時間使用したとして、だいたい1週間は持ちます。使わない時はイヤホンはケースに入れておけばOKで、全部で21時間は使用可能です。

この手の充電機器は、充電が終わったらコードを外したほうが良いです。寝ている間にケースごと充電しっぱなしだと劣化が早くなる場合があります。過充電回避の機能は金額的に備わっていないと考えたほうが良いです。

お風呂に入っている間に充電するとか、勉強中にちょっと充電するとか、毎週月曜日の出勤や通学途中の1時間にイヤホンで音楽を聞き、ケースをモバイルバッテリーで充電してあげれば1時間で75%はケースが充電できます。充電切れを起こさず、さほどこまめに充電しなくても使用できます。

DAISOのワイヤレスイヤホンのスペック等

DAISOのTrue Wireless Earphoneのスペックは以下のとおりです。

  • 通信方式:Bluetooth 標準規格 Ver.5.3
  • 出力:Bluetooth 標準規格 PowerClass2
  • 通信距離:見通し距離約10m
  • 対応プロファイル:A2DP、AVRCP、HFP、HSP
  • 対応コーディング:SBC
  • 伝送帯域:20Hz~20,000Hz
  • 電池持続時間:連続再生時間6時間
  • 充電ケース使用時:最大約21時間(イヤホン6時間、充電ケース15時間)
  • 充電ケースバッテリー容量:300mAh(リチウムイオン)
  • 充電時間:イヤホン約1時間、イヤホン+充電ケース約1.5時間
  • イヤホン型式:ダイナミック
  • イヤホンのドライバ:Φ8mm
  • イヤホンの出力音圧レベル:114±3db
  • イヤホンの再生周波数帯域:20Hz~20,000Hz
  • イヤホンのインピーダンス:16Ω

DAISOのハイレゾ有線イヤホンは音圧レベルが100±3dbでした。ワイヤレスイヤホンの方が迫力があって良いです。スマホ側でイコライザを少し変えてやればさらに理想的な音を楽しめるはずです。

ケースの電池容量は300mAh、INPUTは5V/1A、OUTPUTは5V/0.1A、急速充電には対応していないですが、1.5時間あればMAX充電できるので、それほど使いにくいことはないでしょう。

注意事項:欠点

ケースや箱にも記載されていますが、2.4GHz帯の電波を使用するため、電子レンジ使用中にそばで使用すると音が途切れます。

5V/1A以上の充電器を使用するなと書いてありました。DAISOで売っているUSB充電タップには5V1Aのものと5V1.4Aのものに分かれているものもあったかと思いますが、INPUTが5V1Aにしか対応していないので注意して下さい。

充電がうまくできなくなってきたらそれは寿命です。1,000円のワイヤレスイヤホンなのでそれほど長く使用はできないと考えましょう。リチウムイオン電池ではだいたい500回も使用できれば十分働いたイメージです。100円ショップの商品なので、劣化は少し早いかもしれません。劣化すると連続再生時間が減ってしまいますが、ギリギリまでは使い倒せるかもしれません。おかしいな、と思ったら買い替えしましょう。

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Posted by Genussmittel管理者