合鍵やサブの鍵は用意しておこう【一人暮らしのヒント】
一人暮らしではどんなトラブルが起こるか分からないもので、部屋に入るためのカギをキーケースごと紛失することもあります。不動産屋の許可や確認が必要になりますが、家の部屋のドアの鍵は一応、合鍵、サブのカギを作っておいたほうがいざという時に、本当に助かります。
部屋の「カギを紛失したら大家さんへ連絡」が鉄則
一人暮らしで住んでいる部屋のカギは、あなたの個人の所有物ではなく、借り物です。紛失した場合は、大家さんや不動産屋が持っているマスターキーを使用して開ける必要があり、カギの再発行にはたいてい追加費用がかかります。
カギの再発行には時間がかかる
カギを紛失して、すぐに大家さんに連絡がついて、即日マスターキーで部屋を開けてもらえればマシですが…
- 大家さんに連絡がつかない
- 大家さんの電話番号を知らない
- スマホも財布もなくしている
- 大家さんや不動産屋まで行くのが遠い
- 大家さんが海外旅行行ってる
- 年末年始で不動産屋が休み
などの状況だった場合は、数日部屋に入れませんが、大丈夫ですか?
住まわせてくれる友人はいるか、お金に余裕はあるか、大家さんの連絡先は把握しているかなど、失ったものは物理的にはとても小さいのに、その後に起こる面倒な手続きやトラブルは相当深刻です。
部屋に入れない間、ホテルに行くとしたらお金がかかり、カギの再発行にもお金がかかります。
合鍵・サブキーがあれば切り抜けられる
こうした「地味にヤバい…」事態を起こさないようにするために、大家さんの許可を得て、合鍵を作って信頼できる人・家族にシェアしておくと良いでしょう。
ただ、実家が北海道、あなたが住んでいるのは東京で、北海道の両親に合鍵を渡しても意味がないため、絶対になくならない場所を確保して合鍵を保管する必要があります。
- 職場のデスク
- 信頼できる親友
- 信頼できる上司
- かばんの中のキーケース以外の場所
など、各自で工夫が必要です。大前提としてカギはなくさないのは当然として、万が一紛失した時にヤバい状況にならないよう、備えておきましょう。
合鍵も肌身離さず持ち歩いて
昭和の頃なんかは、お部屋の前のプランターの下とか、ベランダとかに合鍵を隠しておいて…なんて事がありましたが、現代ではそんな事すると結構危ないです。
ポスト投函箱の見えにくい場所にテープで止めるのも危険ですし、合鍵を隠せる専用グッズを使っても危険です。
日常使いのキーケースと、合鍵用のキーケースは別々にして持ち歩くのが理想です。もちろん、同じ県内に親が住んでいるならば、合鍵を親に預かっていてもらうのが無難です。