ガス代・電気代”極限”節約術【一人暮らしの学生・独身の節約生活】
一人暮らしであれば実現できる「極限」のガス代、電気代節約術をご紹介。既に貧乏学生・一人暮らしを経験した方にとっては軽々と実践できるものですが、初めての一人暮らしではすぐには身につかないかも。少しの工夫とアイデアで、健康的、かつ、究極に節約できますので、参考程度にお役立てください。
「使わない」のが節約の鉄則
結論から言うと、節約というよりはサバイバルに近い感覚になりますが、使わないようにするのが一番です。電気やガスを使わなくても、または、電気やガスがなくてもやっていける方法でやりくりするのが鉄則です。
常温保存&そのまま食べれるものを買う
比較的安く、数日から数週間常温保存できて、生のままでも食べられるものを買って食べるのが最強です。少なくとも冷蔵庫で長期間保存できて、短時間の加熱だけで食べられるようになるものを選ぶのがオススメ。
- 新じゃがいも
- キャベツ
- たまねぎ
- だいこん
- にんじん
- 長ネギ
- プチトマト&トマト
- ラディッシュ
- ソーセージ
- ベーコン
- 業務スーパーの冷凍食品
小さくてすぐに加熱できる新じゃがは主食の代わりにも最適で、しっかり保管すれば常温でも1ヶ月保存できるかも。キャベツやたまねぎも冷蔵庫を駆使してやればかなり長期保存可能。食品衛生的に不安であれば、カットしてジップロックしたあと、冷凍保存すればOK。
50個入の冷凍餃子や10個入りの春巻きなどまとめ買いできる業務スーパーの冷凍食品もささっと加熱できるのでオススメ。価格も安く、味もそこそこ、しっかりお腹にはたまって、賞味期限まではずっと冷凍保存できます。
時間が許すなら毎日買い物へ行く
冷蔵庫を一切使わない方針でいく場合は、毎日食べるものを毎回スーパーのセールの時間帯に買いに行き、帰宅後すぐに調理して食べてしまうのが最強です。お惣菜類は高くつくのでNGですが、半額で、数日は日持ちする、かつ、焼いたらおいしく食べれるものならばそれだけでクリアです。
冷蔵庫を部屋に置かずに、毎日もやしと半額セールの野菜だけにすれば、安いお米5kgと合わせて毎月5000円でギリギリの食生活を実現可能です。
半額食材は冷凍すれば2週間~3週間はいける
スーパーの半額セールで購入できる
- 魚の切り身
- 納豆
- キムチ
- 肉の切り落とし
- 野菜
といった食材は、冷凍保存してやればかなり長持ちします。いつでも半額で買えるわけではないセール品を手に入れたら、帰宅後すぐに下処理して冷凍。次の日から少しずつ必要な分だけ解凍&加熱して食べればOK。
お風呂でやることを減らす
入浴が長ければ、それだけガス代・水道代・電気代が無駄になります。時にはゆっくりと温まって疲れを癒やすのも当然大事ですが、節約最優先にする必要がある場合は
- 髪の毛を短くする
- 頭を洗って、体を洗ってから泡を流す
- 湯船に入るのをやめる
- 顔の保湿や化粧水はお風呂外でやる
というように、体をキレイに保つ作業だけやることにして、+αの洗顔美容や髪の毛のトリートメントは諦めましょう。髭剃りや歯磨きもお風呂の外で、余計なことはお風呂場で一切しないで最高効率で体を洗いましょう。
暖房と冷房を使う空間を小さくする
真冬の4畳半であれば、電気ストーブですぐに温かくなりますが、
- 玄関と部屋との間に仕切りをつくる
- 窓際からの冷気をシャットアウトする
- 部屋の四隅の無駄な空間をなくす
という工夫をすると、もっと節約になります。短時間でいかに効率よく空間を温めるかを考え、室内には無駄な冷気を侵入させないよう100円ショップなどにあるシルバーシートや防カビ断熱シートなどを買ってきて設置し、温かさを維持できるようにしましょう。これは夏場に、エアコンで部屋を冷やす場合も同じです。
1ヶ月の電気代・ガス代の目安
1ヶ月の間にかかっているおおよその電気代とガス代は以下の通り。簡単に結論をまとめると
- 冷蔵庫は使っていても大丈夫(約600円/月)
- プロパンガス調理はやめる
- カセットガスコンロを使って調理する(約400円/月)
のがちょうどいい節約になります。シャワーを浴びるくらいはしないと衛生的にまずいですが、わざわざ高額なプロパンガス(LPガス)で料理をする必要はないということです。
冷蔵庫を1ヶ月つけっぱなしの場合
一人暮らし向けの冷蔵庫の容量は100L~200Lで、家電量販店で安ければ15,000円~20,000円あたりで購入できます。アイリスオーヤマの「冷蔵庫81L AF81-W ホワイト」の場合は、年間消費電力量は260kWh/年です。
1kWhあたりの電気料金はおおよそ27円前後なので、260kWhの電気代は7,020円となります。1年で7,020円の電気代なので、1ヶ月あたりの冷蔵庫にかかる電気代は585円となります。
プロパンガスを入浴・調理で使う場合
都市ガスに比べると高額なプロパンガスで考えると、毎日20分のシャワーを1回だけ浴びる場合は1ヶ月5000円~7000円程度、料理をプロパンガスで行う場合は合計で10,000円~12,000円ほどかかります。(個人の経験から)
カセットガスコンロで調理する場合
約3,500円のカセットガスコンロ、3本400円のガスボンベを使用して毎日5分~10分程度の加熱調理をする場合は、初期費用は合計約4,000円(ガスコンロ本体3,500円+ガスボンベ400円)で済みます。
次の月からはランニングコストがガスボンベ代の400円だけになります。1回5分~10分の加熱調理を1日3回に増やしたとしても毎月1,200円程度で済みます。プロパンガスでは5,000円~7,000円ほどかかりますが、カセットガスコンロにすれば結果的にかなり安上がりになります。
しかも、家電量販店でプロパンガス用のコンロを買うとなると20,000円~40,000円となかなかの金額になるので、初期費用を抑える意味でもカセットガスコンロでの調理はかなりお手頃で、場所さえあればどこでも使えます。着火用のライターを買うとしても100円ショップのもので1年以上使えるので損はなく、災害発生時でもボンベさえあれば使えます。