ダイソーの滑り止め液を使ってみた【洗うと取れちゃう】防護手袋とすべり止め

ダイソーに売っている滑り止め液を使ってみたレビューです。布にしっかり染み込ませて使えば一応滑り止めとして使えますが、作業量の多い防護手袋や労働強度の強い作業(20kgの重りを5時間上げ下げする等)での使用では滑り止め部分がすぐにこすれて取れてしまいます。子どもの靴下などに使えないことはないですが、洗うとふやけて取れてしまいます。

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ちゃんと乾くまで丸1日|1時間で取れちゃう

防護手袋のすべらないでほしい部位に塗って使ってみましたが、最初の30分くらいは調子が良いのですが、どうしても重作業となると摩擦やすり減りで取れてしまいます。

塗ってから乾くまで1日かかり、完全に乾燥するのに2日かかる感覚です。

厚塗りすると奥のほうが乾きにくく、白い部分がかなり長時間残ります。素材によってはシールのようにすぐに剥がれてしまうので、革製の手袋とかには向いていないと思います。

メッシュ素材や靴下のような素材でも塗ってくっつくにはくっつきますが、洗濯すると水を吸ってふやけてしまいすぐに取れてしまいます。

完全に乾燥させれば少し耐えてくれる

完全に乾燥するとしっかり布に馴染んでコーティングされたみたいになります。この状態ではそこそこ滑り止め機能を発揮してくれますが、作業を続ければその分剥がれていきます。

洗濯するとほぼ剥がれちゃう

素材が悪いのか、作業の強度が高すぎるのか、1日、2日持てば良いほうで、すぐに剥がれてしまいました。洗濯すれば写真のように水を吸ってふやけてしまいます。この状態になると完全に乾燥させてもほぼ剥がれているので作業にならないです。

使えないことはないですが、汗や水でふやけるので、靴下の滑り止めとして使っても洗うと割とボロボロ取れてしまいます。

ダイソーの滑り止め液の素材はアクリル共重合体と水で、だいたいボンドと一緒です。容量はかなり少なく、広い面積に滑り止めをつけたい場合は速乾ボンドを塗りたくったほうがマシかもしれません。

1滴ずつポツポツと小さく、点々と塗っていくような用途には適していますが、洗うと取れるので洗う必要がない、かつ、摩擦があまり生じない箇所に使うのが適切かと思います。ダイソーのハンドメイドコーナーに売っているため工夫して使ってみてください。

ダイソーのすべり止め液は何に使うのがおすすめ?

ダイソーのすべり止め液は、以下のように、洗う必要がなく、激しい摩擦もない所に使うのがベストです。

  • ハンガーの肩の部分
  • キッチンや玄関のマットの裏側
  • スリッパの靴底
  • コースターの裏
  • ランチョンマットの裏側

あちこちにすべり止めとして使える便利なアイテムですが、洗うとふやけてダメになります。世間で言われているほど、絶賛…できる感じではなく、割と取れちゃう事が多いので何度もつけ直して、乾燥して…と繰り返すことになります。

デスク上のメモ帳など滑って動いてほしくない軽いものに使うのが無難です。

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Posted by 管理人