プレゼン資料の作成方法・作り方とデザインのコツ【Canva(キャンバ)】

Canvaにある「プレゼン資料」のテンプレートは、MicrosoftやGoogleのパワポ作成の上位互換のようなもので、見やすく、おしゃれ、クールで斬新なプレゼンをする助けになります。ここではプレゼン資料の作り方の基本とプレゼンに求められていることを解説します。

 

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プレゼン資料の作り方

基本的なプレゼンの構成はテンプレートを使わなくてもグラフィック素材から選べる図形や自身でアップロードした写真と文章で作れます。ただ、グラフやチャートのようなテンプレートを使用する場合は、その色合いやデザインの雰囲気にプレゼン資料の全体的なイメージが引っ張られるので、先に使用するテンプレートを決めてしまいましょう。

 

プレゼン資料に使いたいテンプレートをいくつか選択肢、プロジェクト内に貼り付けてしまいましょう。ページ順は後でいくらでも変更できますので、見やすくて使い勝手が良さそうなものはどんどん追加しましょう。

 

プロジェクト画面の下の方に矢印があり、これを触るとプレゼン資料の全体タイムラインのようなものを表示・非表示にできます。どのテンプレートを、どの順番に配置していたか把握したい場合にはこのページの表示を変えると見やすくなります。

 

いつも通りの「ページを追加」のボタンを出して操作したい場合は、矢印の「ページを非表示」を選んで元の表示に切り替えられます。

 

見やすいかは別にして、なんかプロっぽいデザインはたくさんあります。このテンプレートはおしゃれですが非常に見にくく伝わりづらいです。

 

比較関係のテンプレートもデザインが複数あるのでちょうどよい物を選びましょう。上のテンプレートでは顧客満足度の部分の丸などは結構力技で組まれているので、作業の手間は増えます。必要ない項目は消してしまってください。

 

手順を解説したい場合は、とにかく分かりやすくしましょう。日本人の場合は左から右にものを読みますので、上の画像のようなデザインは見やすいです。ただし、テンプレートの一番左の「1番」の色が薄くてすっと目に入らないのでもう少し色を濃くするなどして調整が必要です。

 

円グラフを追加できる

円グラフが入っているテンプレートも選択できます。色とデータラベルの組み合わせが見にくくて惜しいのですが、色をそれぞれ変更すれば見やすくなります。

 

 

円グラフの数字や割合は、Canvaの表やグラフの機能と同じで数字を上の画像のような箇所で変更すれば円グラフも変動します。なぜかぴったり100%にしなくてもいい感じにはなるので、データの内容に応じて工夫しましょう。

 

スマホプレゼン向けの縦長デザインもある

スマホでプレゼンするための縦長デザインもあります。主にインスタストーリー広告用に便利かと思います。縦長ならばTikTokやYouTubeショート向けの解説動画も作れます。スマホの他のアプリにはこういう縦長プレゼンの動画編集ツールはあまりないので、TikTokやYouTubeチャンネルでゴリゴリに解説系の動画を作る方にはCanvaのこの機能は超おすすめです。

 

プレゼンは、大学や職場の会議室でやるような形式だけでなく

  • 商品・サービスをユーザーに紹介する
  • 自社のサービスをSNSユーザーに伝える
  • マニュアルを分かりやすく作る
  • 裏技や解説を分かりやすく伝える
  • 新製品や期間限定製品を紹介する
  • あなた自身を他の人に知ってもらう

というような使い方もできますので、活躍するシーンは多いです。

 

プレゼン資料を作る時に意識すべきこと

プレゼン資料は「視覚に頼った情報伝達支援」をするだけなので、資料に何でもかんでも書き込んでしまうのはやめましょう。文字の多いプレゼンになるなら、それは別途聴衆にA4文書として渡すようにして、プレゼン資料はシンプルな図解をメインにしてください。

 

プレゼン資料を作る前に、話す内容と構成を決めてください。その話に沿って必要な図解やグラフを作ればいいだけなので、図解作成は最後で良いです。

 

共有手段を複数もって

プレゼン資料はプロジェクターなどで表示されることが多いですが、現場によってはプロジェクターがうまく動かないことも多いです。それでも聴衆は各自スマホを持っていますので、各自に見てもらえばいいだけです。

  • 作ったプレゼン資料とA4文書をGoogleドライブに保存
  • Googleドライブの共有リンクをQRコードまたはURLで共有
  • QRコードは名刺カードなどにして配布すれば全員に名刺も渡せる
  • プロジェクターがなくてもプレゼンはできる

という感じで、各自で画面を見ながら、プレゼンターは内容を話していけばいいだけなのでシンプルですし、ムダもないですし、情報共有の質も上がります。スマホを持たずにセミナーに来る人はいないので、これでだいたいの現場はなんとかなりますし、古っちょいやり方のセミナーに比べるとスマートで最新なので喜ばれます。

 

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Posted by Genussmittel管理者