履歴書の作り方・書き方と注意点【Canva(キャンバ)】

Canvaにある履歴書テンプレートは、海外でよくあるおしゃれなものと、日本式の白黒線のものがありますが、日本式の履歴書テンプレートは文字入力しにくい線で作られていますので、自身で表・テーブルを組み合わせてオリジナルの履歴書を組みましょう。日本式の場合はシンプルなものが好まれます。

 

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Canvaで履歴書(ポートフォリオ)を作る方法

Canvaの履歴書テンプレートは、表の部分が線だけで組まれていたり、かなり文字を入力しにくい形で作られていました。自分で職歴や学歴欄を作成した方が良いので、今ある履歴書テンプレートの配置を参考にして作ってしまいましょう。

 

「素材」から「表」を選んで線だけの表を読み込ませます。

 

表を選択すると左と上に「…」マークが出ますので、ここで微調整をしていきます。

 

セルを結合したり行と列の追加、幅と高さの調整などができます。

 

履歴書のテンプレートにあるような幅を参考にして、学歴や職歴の欄を作りつつ、埋めていきましょう。

 

学歴の行を増やせる

特に学歴については高校以上の学歴を書きますが、大学、大学院、博士課程と進んだり、途中で別の大学院を挟んだりする場合もあります。また、人によっては人文系の大学を出たあとに看護学校を卒業しているケースもあるため、Canvaで自分で作る履歴書なら学歴の行が足りなくなるようなことはなくピッタリに作れます。

 

表のセル色や文字色を変える

履歴書とかけ離れますが、表のセル色や文字色はセルごとに変更できます。

 

また、表の線の色も変更できます。履歴書ではあまり使わなさそうですが、おしゃれなポートフォリオを作りたい場合には役立つかもしれません。

 

 

セルの間隔や余白も変更できます。

 

文字の配置(上中下)や文字間隔も変更できます。これに合わせて文字のフォントサイズを大きくすれば見やすく微調整可能です。

 

住所欄はセル結合で作成

セル結合もかなり自由度が高く、上の画像のオレンジ線の表のようにかなり自由にセル結合できます。縦にも横にも結合できますので履歴書向けの表くらいは簡単に作れるでしょう。

 

おしゃれな履歴書テンプレート

Canvaで「履歴書」または「ポートフォリオ」と検索すると非常におしゃれなテンプレートが出てきます。日本では白黒の表で組まれただけのものが多く、海外でも事務的なものであればおしゃれなものよりシンプルなもののほうが一般的です。

 

デザイン事務所などに勤務する、または、VTuber事務所に所属できるようにアピールしたいような場合にはこうしたおしゃれな履歴書もありかもしれません。コンビニやスーパーで働くのにここまでおしゃれな履歴書を用意する必要はないので、

  • 旧来の質素な紙のもの
  • 最近のおしゃれでカラフルな電子履歴書

が両方用意できるようになっていればだいたい心配ないでしょう。あまりにもおしゃれにチャラチャラしたデザインの履歴書は日本ではまだ受け入れられていません。

 

エントリーシートも履歴書も固定でみんな一緒…なんてことのほうが重視されていて、おしゃれな履歴書が喜ばれるのは何をしてるのか分からない怪しいスタートアップや現金をちらつかせているスタートアップ系だけという例もあります。

 

やってみたいことと、現実は区別して、入りたい会社や現場が求めていそうな履歴書を用意しましょう。

 

履歴書に書くべきこと

履歴書には個性や人格が出ます。文字のきれいさや顔写真、住んでいる場所など身なりや人柄が結構分かるものです。

  • 氏名・住所・連絡先
  • 顔写真
  • 職歴・学歴
  • 所有する資格
  • 得意な業務や分野
  • 苦手なことと嫌いなこと
  • 実績

などが書いてあると魅力的です。高校生が履歴書を書く場合、得意なことや特技はどうしても「個人の趣味」に近いものになってしまいます。(初々しくていいと思いますが)

 

特技や得意分野の欄には、

  • 混雑時の接客対応でお客さんをさばくのが得意
  • 厨房を効率よく少人数で回せる
  • Apexでプレデターの実績あり
  • ITやウェブに強くSNS運用も得意
  • ダンスができてTikTokフォロワーが50k
  • 高校の頃から飲食業でバイト経験豊富

など現場での経験や、履歴書の提出先に関係ある特技や経験を書いたほうが印象は良いです。学生さんだと得意な数学とか英語とか書いちゃうし、それしか書けないと思いますが、採用の際の参考にはなります。

 

苦手なことも仕事に関係することで少しは書いておいたほうが良いです。横柄で失礼な客とはバトルをしてしまうとか、プレッシャーに弱いとか、アレルギーがあるとか言う情報はしっかり共有しましょう。

 

VTuberやYouTuberの場合

個人での活動は基本的に何でも書いて大丈夫ですが、書くことで評価が下がることもあります。

  • 問題を起こした配信者とコラボしていた
  • 小さすぎる規模のイベントで1位
  • ホラーゲームを100本実況した(子ども向けにできない)
  • 実績と言えないレベルの実績をアピール
  • 公に検証できない実績

企業でも個人事業でもそうですが、書いても良い実績と書くと評価が下がる実績があります。客観的に見て、その実績はポートフォリオに書き残すべきかどうか、その書き方で良いかどうかを判断しましょう。

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Posted by 管理人