Canvaの「Magic Edit」の使い方と注意点【ショート無音動画で解説】
Magic Editは、画像内の特定の一部分を別のものに変化させられるツールです。お皿の上にあるドーナツをケーキに変えたり、景色の中の花の色を変えたりできます。使い方次第で、かつ、万能ではないですが、商標にひっかかる箇所がある場合は、Magic edit/Eraserでごまかせます。
「Magic Edit」の使い方
Canvaの写真素材、自身でアップロードした写真を選択し「写真を編集」から「Magic Edit」を選んで、何を出力したいか、何に変更させたいか指示するだけでMagic Editを活用できます。
上の動画では何の変哲もないきれいな空に「シャークネード」を出力させた様子です。品質は、まぁこんなもんかという感じでプロのデザインに及ぶレベルではなく、広告クリエイティブや納品するものに利用できる品質ではありません。
「Magic Edit」の適切な使い方
Magic Editは便利に使えそうな機能ですが、使い所がない機能です。
- 空にある雲の形を変える
- 空にある雲を消す→Magic Eraserでいい
- お皿の上のケーキをおまんじゅうに変える→おまんじゅうで撮影しろ
- 映り込んだ商標ロゴを消す→Magic Eraserでいい
- Text to ImageでDLした画像を再アップして画像内の調整をする
といった例がありますが、Magic EditよりもMagic Eraserの方が使い勝手が良いです。
その他の出力例
これは2体のエイリアンを出力させたもの。森の中で戯れてる感じにしたかったので、目的は果たせてますが、エイリアンの質が求めているレベルではないです。玩具売場の隅っこにいそうな感じの…。
理解不能な自然現象を再現したく、空からカエルが降ってくるという事象を再現しようと思いましたが、カエルがドアップすぎて、違う、そうじゃない…状態になりました。カエルと認識できるので背景画像を変えれば葉っぱだけの画像の上にカエルを出力できるでしょう。
大量のネコを出力してみたら、ネコっぽいもふもふを詰め込んだものと、ネコを並べたものが出てきました。これは求めていた奇抜さが出ていてとても良い感じです。使い道はないです。ネタ用です。
これもネタ用で、空にUFOを出現させてみました。UFOの概念が18世紀か17世紀かなんかすんごい昔の感じ。でも、求めているものは出力されました。
Magic Editを使う時の注意
ちゃんとプロンプトを使おう
ここでは割愛しますが、ChatGPTのAIPRMというChrome拡張機能で出力用のプロンプトを出力させて、プロンプトを英語で入力したほうが精度が上がるはずです。
シンプルで、一般人が入力するであろう文章では微妙なものしか出力されません。そういうものです。
ちゃんと上のプロンプトで出力すると、こういう画像が出せます。実在はしないけれど、映画のワンシーンのような画像に仕上がります。
集合体注意
上のネコの動画でお伝えしたように、結構容赦なく集合体で出力されたり、ニンゲンの感じる気持ち悪さに配慮することなく、指示通りの出力結果になります。なかなか気持ちの悪い状態になっちゃうこともありますので、大量に何かを出力させる場合には注意しましょう。