飲食店のメニュー表の作り方と大切なこと【Canva(キャンバ)】

Canvaにある飲食店向けテンプレートを利用すると、カフェやレストランのメニュー表もかなりおしゃれに作成できます。フレンチ、ファミレス、コーヒー、キッチンカーなどほとんどのお店で使えるレベルの「メニュー表」テンプレートがあり、非常に役立ちます。

 

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Canvaのメニュー表のデザイン例

Canvaにあるメニュー表のデザイン例を選択して、それからデザインテンプレートの文字や画像を置き換えていくだけなので難しい操作は必要ありません。Canva Freeでも十分すぎるほどの素材が揃っており、Canva Proにしなくても相当おしゃれなデザインにできます。

 

ただし、お料理の写真とお料理写真のセンスが必要になるので、事前に主力メニューの写真を撮影しておきましょう。

 

ブラックボードに書かれているようなメニューで、カフェやイタリアン、ピザなどカジュアルな雰囲気のお店のメニュー表におすすめ。テンプレートではドル表示なので円に直す必要があるのと、フォントを手書きっぽくする必要があります。

 

パン屋さん、カフェ、パスタ屋さん、ケーキ屋さんなんかにおすすめの写真があるメニュー表。どんな料理があるのか人目で分かるので選びやすくてありがたい。

 

新発売や新製品、期間限定をお知らせするためのメニューデザインもあります。画像サイズは長方形ですが、インスタストーリーやリール動画などにするのもあり。

 

ファミレスでよく見かける雰囲気のデザインで、ドリンクバーやランチセットを案内する用のエリアも用意されていて使い勝手も良さそう。デザインセンスがなくても、写真さえあればおしゃれなメニューが作れる。

 

こちらもファミレスによくあるメニュー表。色合いを少し変えればおしゃれなラーメン屋さんでも使えそうな感じ。カフェのケーキやデザート系のメニューでも役立ちそう。

 

料亭や寿司屋、居酒屋、ラーメン屋など和風な雰囲気を出したいお店向けのメニューデザインもあります。

 

メニューは拡大して編集可能

画像や文字が小さく見えても、プロジェクト内では拡大して編集できます。フォントの具合やメニュー写真の配置・切り抜き調整も安心です。

 

Canva公式がお知らせしているように、写真やデザインの置き換えだけでおしゃれなデザインのメニュー表が出来上がります。A4サイズで印刷したり、A3サイズで印刷したりPDFで用意することも可能。理想は少し大きめのサイズでダウンロードして印刷して高画質にすると、お店のイメージもアップするかも。

 

メニュー表のデザイン一覧(一部)

想像以上にたくさんのデザインが用意されています。お料理系のお店だけでなく、

  • せっけん・化粧品
  • 雑貨・セレクト用品
  • コーヒー豆・紅茶
  • フリーランスのお仕事料金表
  • イラストレーターの料金表

などにも応用できるデザインです。メニューとして役目を果たすモノ・ジャンルであれば何にでも応用できます。

 

メニュー表デザインの重要事項

お食事・カフェ系のメニューに欠かせない情報は

  • 商品名
  • 価格
  • 量(カロリーや重さ)
  • アレルギー表示

です。メニュー表の雰囲気でお店のコンセプトや価値観もお客さんに伝わります。メニューのわかりやすさはリピート率を上げます。メニューを見て、次に食べてみたいものがあれば、またお店に行きたくなります。リピートする理由をお客さんに提示するのがメニュー表の写真やデザインです。

 

アレルギー食材の表示

近年は特に、アレルギー表示は重要な判断要素なので、エビ、小麦粉、卵を使っている場合は小さなアイコン素材でも絵文字でも良いので記載してあるとものすごく丁寧で助かります。

 

税込価格の表示

近年は法令の関係で「税込価格」での表示が必要です。税込価格を記載するようにしてください。またテーブルチャージやお通し料金がかかる場合は、暗黙の了解だからと何も知らせず請求するのではなく、必ず料金表や「お店に入る前の段階で分かるように記載」しましょう。

 

チャージ料の明確化

テーブルチャージやお通しなどの仕組みは、かなり古い文化です。大人ならば知っている人が多いのは確かですが、おしゃれな居酒屋や大人のお店での常識でしかなく、普通のレストランでは請求されません。あなたの勝手な常識や、常識と思い込んでいる仕組みをお客さんに押し付けるだけなのはある種の詐欺にあたります。事前に必ず知らせて確認を取りましょう。

 

レストランやバーでも契約が前提です。お客様に事前に提示をせずに、お客さんの了承を得ていないチャージ料を勝手に取る行為はぼったくりや詐取と一緒です。せいぜい300円とか1000円(良い所でも1000円のチャージ料はほぼありえないが?)とかでしょうから、座席に座らせる前にお客さんが分かるように提示しましょう。

 

カロリー表示

世の中には腎臓や肝臓に問題を抱えている人もおり、高齢者の多くは何かしら数値を気にしないといけない状態です。カロリー、栄養成分表示があると選んでもらえる客層が増えます。そういう表示があるというだけで客層に変化があるので、できる限り記載しましょう。

 

文部科学省の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」に掲載されているような数値を参考にして、できるだけ実際のカロリーに近い数値を算出して記載しましょう。

 

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Posted by Genussmittel管理者