GENE CAFEの温度センサーパーツ交換の方法・やり方【画像で解説】温度が上がらない

2013年頃から使用しているコーヒー豆焙煎機「GENE CAFE」の温度が190度あたりから上がらなくなる現象に悩まされたため、パーツ交換でセルフ修理しました。このページでは温度センサーの交換方法・カバーの外し方や交換のやり方などを画像と一緒に解説しています。

 

スポンサーリンク

結論

GENE CAFEの温度が上がりきらない現象は、温度センサーの交換では解決しませんでした。温度センサーの表示がちょっと敏感になったかな…くらいの変化でした。ただ、写真で解説している通り、センサー部分はだいぶ消耗していたというか、真っ黒だったので交換しておいて正解でしょう。

 




温度センサー交換方法・手順

初手:カバー外し

私が使っているGene Cafeちゃんです。この先写真いっぱいあるので読み込み遅いかもです。

 

必要な道具は100円ショップで買ったこの子たちだけでOKです。プラスドライバーと小さめのマイナスドライバー。あとダストブロワーとかあると便利です。

 

まずはチャンバーとかを外します。写真の真ん中の銀色のやつをはがしていきます。2つのネジを外しちゃってください。

 

そしたら、ここの留め具を優しく「っぺきょん」ってマイナスドライバーでめくってあげてください。

 

そうすると「べろん」って銀色のやつが浮いてきます。これで銀色のやつははがせました。

 

次に両サイドに何か枠っぽいのがいるので、これを外します。奥側でひっかかるので、気合い…ではなく、そーっとはがしましょう。

 

はがしたら、後で分かるように、キレイに横にでも置いておいてください。

 

おもむろに背面のねじどもを抜いていきます。全部プラスですが、ちょっと長いネジ回しじゃないと届かないです。

 

ネジをはがした後、通常の起き方にして、上のカバーをそーっと持ち上げるとこんな感じに取れます。手前のダイヤルがある所の近くに外れてないコードがあるので気をつけて開いてください。

 

チャフ収集器側(OUT)温度センサー

ようやく登場です。本日の主役、温度センサーちゃんです。OUTとINです。

 

OUTの方が簡単そう(実際そうでもなかった)なので、左から行きました。

 

なんか見れば分かるっす。ネジを外していくとこんな感じで外せます。チャフを集める所の一歩手前の部分で、温度センサーが「パコーーん」て挟まってて取れないので、「パコーーん」の部分、挟まれてる所もネジを外します。

 

パコーーんの部分が外れました。結構この温度センサーの締りが強くてかんたんに引っこ抜ける感じじゃなかったです。そして、センサー先端まっくろくろすけでした。これじゃあ温度わがんないべ。

 

新旧の比較。Gene Cafe購入当初から使ってる旧センサーは真っ黒。新品はつやっつやのぴっちぴちです。交換します。

 

交換しました。はめ込む深さやネジの付け直しなど、まぁイケルと思います。もとに戻しましょう。

 

これを戻すのがちょっとコツがいりますが、微調整しながらやればいいので簡単です。

 

Gene Cafeのコーヒー豆を入れる真ん中のチャンバー?のガチャコンする所が一致するようにガチャコンすればいいです。

 

こんな感じに。ここでぴったり一致してればOKです。ネジを締めましょう。

 

締めました。OKです。

 

どこのプラグを抜けば良いのかは見れば分かります。というか、コードをなでなでするように、指で追いかけていけば「この子だ」ってのが分かるので、それです。PCの電源交換するときみたいな感じです。簡単ですね。

 

2013年からずっとがんばった温度センサーです。拍手。もっと褒めて。捨てずに保管しときます。あの、なんだったらまだ使えるかもしれないので。

 

うむ。なかなか。良い。

 

ヒーター側(IN)の温度センサー

こちらはヒーター側の温度センサーです。こちらもやっちゃいましょう。基本的にねじを外して、センサー付け替えて、傾き合わせてガチャコンするだけです。

 

この青いコードくんがヒーター側の温度センサーです。この子もたぶんまだ現役です。

 

この部分は別にヒーター外さなくてもいけます。コードを伝って、どの子を取り替えるのか理解しましょう。

 

ヒーター部分の覗き見です。先にいうと、このヒーター交換したら「温度が上昇しきらない現象」が改善しました。ヒーターも2013年からがんばった子です。このように中身まで変色してたら交換しましょう。っていうか、使用回数300回が限度らしいですが、バイクと同じで定期的に使って、メンテしてたらもうちょっと行けると思います。

 

というか、7年動きましたよ。このヒーター。

 

温度センサー(旧)はずしました。

 

これは温度センサーを中からこっそりと覗き見てやったやつです。何がなんだかわかりませんね。

 

押してダメなら引いて見ろ。それ、見えたでしょう?この奥の黒い丸いのがセンサーです。

 

文字で見えにくくなっちゃったけど、左が旧温度センサー、右が新温度センサーです。ちょっと形違くね?焼けて減った?

 

おもむろに元に戻しました。これで、回復完了。

 

ねじを戻します。

 

コードチェック。問題なし。

 

書き忘れてたけど、この部分、作業する前外しといて大丈夫です。まぁ、説明書とか、YouTubeのGene Cafe公式?の動画見てたら分かるかなと思いますんで。

 

元通り。さぁ、焙煎してみましょう。

 

結果発表|直らんかった

左が生豆。コロンビアスプレモです。右が190度(設定では230度)20分焙煎したものです。加熱20分、冷却10分くらい。

 

ちょっと明るすぎますね。ハゼてもいない。まぁこの豆は手網で最適焙煎具合に持っていって飲んでます。

 

次回、ヒーター交換で完治!乞うご期待!

 

スポンサーリンク

Posted by Genussmittel管理者