【LowCostLife】心と富の三大欲求

2018年7月10日

人がお金を有するとたいていお金の使い方に共通点がある。

 

  • 物欲
  • 名誉欲
  • 知識欲

 

世間でもよく知られているこうしたお金を得た後で生まれてくる欲望は人間特有の物でもあり、本人が知っていないとお金の使い方を誤って人生破たんすることもある。急に大金が手に入ってしまう宝くじで人生が狂わされてしまうのもこれにかかわる問題があるからだ。

 

 

私の場合、物欲が強くなる前の段階で非常にありがたい先輩に出会えて、先に教えてもらえたために常に安定・堅実さを最優先にして生きていられる。消費的なお金の使い方ではなく、生産的なお金の使い方を意識するだけで資産はどんどん増えていくので、お金があるからと言って使ってしまうのはやめておこう。

 

それでも私が買ってしまったものはバイクと時計だった。その後、他人に認めてもらうことや評価されるために飲み会とか食事会とかにお金を使って、次第に自分の知識不足をお金で補うようになっていったのを覚えている。調子に乗っていたなぁ…。と今でも思うが、その過程があったからこそ今の自分があるわけだ。

 

 

ある程度成熟してくるとお金を使うことには正直飽きてくる。お金を使っていたからついてきてくれる人や、お金についてきてくれていた人も見えてくるわけで社会の縮図を垣間見ることにもなった。本当の仲間や人間関係はお金を介さないようにする方が濃厚になるということも学べた。

 

だいたいの物が手に入って人間関係の一新した後に感じたのは、お金を残すことではなく自分の経験や知識、生きた証を残したいということだった。ただ歯車としてお金を使って社会を成り立たせるのではなく、その枠から出て社会を外から見たときに初めて自分の人生観が見えてきた部分もあった。

 

 

ちびっこやインターネット上に知識を伝え残していこうとするのもその自分の思いに沿った行動である。人が死んでもお金は向こうの世界に持っていけないが、質量をほぼ持たない知識は持っていけるような気がする。知識や知恵は人が求めてきてくれて、お金に比べれば人間関係での失敗もほとんどなく、知識を共有する全員が一緒にステップアップすることもできる。

 

お金には大きな力があるように見えるが、実際そのお金は知識にはかなわないもの。これからお金を稼ぐ方や大金を手にしてしまった方は、できる限りお金を知識に変えて、自身で後世に知識を残していくためにお金を使おうとしてみてくれ。お金は減ることなく増える一方になるだろう。

 

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Posted by Genussmittel管理者