【いい生豆です】Amazonの松屋珈琲の生豆|コーヒー焙煎士が買ってみた!【感想&評価】ステマなし
ある日、ふと目に止まったAmazonのコーヒー生豆「松屋珈琲」という商品を発見。Amazonに出品されているもので大丈夫かな…という不安な思いを天の声がかき消したので、ひとまず買ってみたら、思っていたよりもよい生豆1kgを送料込みで1100円くらいで入手できたのでいい評価あげすることにした。
はじめに
先に言ってくが、ステマではない。松屋珈琲の豆が欲しい人はAmazonで検索したら出てくるから広告もここには貼らない。クチコミを見ることに専念してほしい。当方、焙煎士なので、雑な評価はしないし、過剰評価も過小評価もしない。厳しく見て「いいね!」と思ったので記事にした次第。よっろしくぅ!
急な出会いはAmazonで
Amazonで見つけて、Amazonで買いました。画像の通り、今回はブラジルNo.2とコロンビアスプレモという定番の組み合わせを購入。1kgずつ購入で合わせて2kg入手しました。確か12月4日に注文して、12月8日までには届くと言われて、12月6日に届きました。ありがたいスピードでした。
注文後2日で届く。やはり早い!
届いた時はこんな状態。赤くて目立つ取扱い注意の御札とともに、丁寧なシールも付いてきた。
コーヒー豆でそこまで取扱い注意することってあるのだろうか。きっとこれもクレーマーなどによるトラブルがあったのだろう。歴史を感じる。
これが個人的に一番高評価だったところだ。この安さで利益なんてほとんど無いだろうに、配送業者への配慮も使用者である我々にも配慮されているなんて、素晴らしい。
こちら入っていた伝票らしき領収書。Amazonでは既に高評価済み。土日祝日はお休みするって。画像が小さいが配送料を確認しておいて欲しい。Amazonで購入する時点で1kg400円くらいの送料がかかるみたいだったが、2kg同じダンボールに入るからとまとめて1つで送ってくれた感じだ。
どしゃっと入っていたコーヒー生豆がこれだ。新聞紙とダンボールで男らしい梱包がされている。生豆にしては丁寧な扱いだ。他のところでは、もっとすごいところもある。これくらいシンプルでいいと思うぜ。
シールがちょっとかわいいコロンビアスプレモ。ビニールの素材はちゃんとしていて、頑丈なものでした。
ブラジルNo.2もラベルはこんな感じ。このシールだけコレクションしてみるのもおもしろそうだ。シンプル包装は良いぞ。
この時点で我、大当たりだと確信する。コロンビアスプレモは乾燥状態が非常によく、ブラジルはブラジルらしい豆の色をしている。豆の大きさもこの時点での欠点豆の目立たなさもぜんぜん大丈夫なやつだ。他のところだと2kgで3400円くらいするものが、今回2kgで2300円くらいで買えているわけだから。
重さと欠点豆チェック
重さチェックもケチ臭くやっておく。ちゃんと1kgオーバー。これはそうとうしっかり計測して1kgぴったりに合わせている。袋と金具の重さをはぶいたらちょうどぴったり1kgくらいだな。
欠点豆というのはこんな感じのもの。たいてい、焙煎前に選別するのですが、多少の欠け、割れ、変色くらいなら一緒に焙煎してしまっても品質上問題はありません。特に、当方はイタリアンローストするので結局影響があまり出ません。
焙煎素人さんやコーヒー素人さんはよく勘違いするんだが、人間と同じでこれは欠点豆だからと選別して切り捨てるのはコーヒーの理念に反している。この欠点豆も生かして焙煎できなきゃ意味がない。欠点豆でエグみが出るとかいうけど、逆に欠点豆にしか出せない甘味成分、油脂成分があることを忘れてはいけない。欠点がないのは良いことではない。
小石や砂なんかはどうしようもないが、欠点豆が少量ここに入っていても味に悪影響はなく、むしろプラスだ。欠点でさえも把握して生かしきるのがコーヒーの声を聞いて飲む人に届ける焙煎士の仕事だ。貝殻豆だって味を落とすほどの悪さはしない。一緒に炒ってしまえ。
今回購入した豆のドアップはこんな感じ。大きさの違い、形の歪み、皮付き、変色などなど見えると思うが、これら全ての豆が一緒になって初めていい味を出す。全部きれいに整った豆で入れたコーヒーしか飲みたくないという純血種思考の方はそれだけ金を出せばいい。きれいな豆だけのコーヒーは味に深みがなくて個人的には好きになれない。
安さと品質に大満足
この安さでこの品質は文句のつけようがない。1kg1000円してないわけだから、もっと粗悪なものが届くかとも思っていたが、良い意味で期待を裏切られた。これは素晴らしい。欠点豆はどこで買っても入ってくるし、必ず入ってしまうものだ。価格の割に欠点豆は少なかったぞ。
あとは我が家でどしゃっと保管して、まとめて焙煎してグビグビ飲むだけだ。2kgあれば1カ月は持つだろうか。
次にコーヒー豆が必要になる時はこちらで買うことにした。安さだけではなく、ちゃんと豆も選別の手が入っている。麻の袋で届く豆ってね、もっと粉々しててやばいんだが、これはある程度きれいにされているのだ。保存状態がとても良かった。利益出ているのだろうか。固定客になったる。
焙煎してみた
我がイタリアンローストだ。真っ黒に見えるだろう。コーヒーの脂が見えるかい?焙煎後に、焙煎中10分くらいに出た甘い香りのする煙の中に豆を置いておくんだ。そうすると、この油脂部分と豆そのものが香りを吸収するためコーヒーを入れた後にも香りが残り、周辺の香りに影響されにくくなるため劣化しにくく保存状態が良くなる。
あとは、我が楽しみながら飲むだけだ。今回はここまで。非常に満足できたコーヒー生豆だったのでまとめてみた。購入を悩んでいる方は、ここの豆はおすすめだということを覚えておいてくれ。
松屋珈琲の詳細情報
Amazonの購入ページは各自で見に行ってください。検索したら、結構出てきます。