ドラマ「アコライト」を見た感想・レビュー【スターウォーズ】

ドラマ「アコライト」を見た感想・レビューを一部ネタバレを含む形でまとめています。感動した所、感じ取れたメッセージ、自分にとって響いた所のほか、思ったことをそのまま書き出しています。基本的にディズニープラス、または、ユーネクスト(U-NEXT)で視聴できる作品です。参考までにどうぞ。ぜひ自分の目で作品を感じて下さい。

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ジェダイが正義とは限らない

フォースを扱えるジェダイとシス、ジェダイとは異なる特別な力を操る魔女たちの存在、そして、魔女たちが生み出した父親のいない双子オーシャとメイの存在が鍵となるストーリー。

魔女の力を操り、ジェダイを恨んでいるメイ。

ジェダイになろうとしたがうまくいかなかったオーシャ。

2つの対立や「対」になる存在を描く様子が印象的で、フォースを理由に力のある子どもを実質さらおうとした過去のあるジェダイの罪も明かされるも、オーシャとメイが互いを思って、悲しみを抱えながら生きてきた様子などから「心の変化」もよく描かれているように感じました。

心や立場の変化がメインテーマのように感じた

最初はジェダイ側で「善」の印象を持たれていたオーシャは、最後にはフォースの暗黒面を操る男性「カイミール」の元で修行を受けるような流れになっています。

それに対して最初はジェダイに敵意を持ち、ジェダイを殺そうと画策していたメイは、最初はカイミールとともに活動していましたが、最後には自身の罪を認めて、ジェダイのそばに置かれることになります。

カイミールはダースモールのような立ち位置かも

エズラが出てきた「反乱者たち」や、「モール・シャドウロード」などで登場したダースモールは常に優秀なパダワン、部下を探しており、それがジェダイの側にいようとも才能があれば引き込もうとする様子がよく見られます。

ジェダイのパダワンからすれば、シスのダースモールはとんでもない脅威ですが、そんなダースモールが自分をスカウトしていて、戦闘においても稽古をつけるかのように手加減して戦ってくれて、命まではとらずに色々教えながら相手をしてくれて、かつ、時には危機敵状況から救ってくれるようなこともあるという真意が読みにくい存在です。

フォースの暗黒面を知るダースモールからすると、ジェダイからシスになる者は割といるため、心や状況の変化を受け入れる素養があり、ある程度育ったジェダイのパダワンをスカウトする様子は印象的です。

本作「アコライト」では、ダース・モールは登場していませんが、カイミールがその役を担っているように感じられました。話は通じるし、オーシャやメイに対して一定の理解を示しているし、敵でありながらちょっと甘い優しい戦い方をしてみせているようにも感じられました。

ジェダイの罪と償い

フォースとつながりがある魔女集団のうちマザー・アニセヤがオーシャとメイを父親なしで産み、その子どもたちをジェダイが訓練すると言って実質人さらいのようなことをしようとしていました。

常識的に考えれば、いくらジェダイの黄金期であったからといって、まだ幼い子どもを親から離れた遠い星で育てるのを認めろというのはかなりの大問題で、実質邪悪でもあります。ジェダイになりたいと心から望んでいる親子であればよいでしょうが、そうでないのに子どもをジェダイアカデミーに連れて行こうとしたのは問題でしょう。

ジェダイと魔女たちは当然対立して戦闘も起きてしまい、オーシャとメイはそれに巻き込まれる形で離れ離れになってしまいます。施設内の火事、落盤?大穴への落下など半ば事故のような所もありましたが、元を辿ればジェダイのだいぶ強引な子どもさらい的な行動のせいであったように感じられます。

パッとしない終わり方

全体的にフォースを操る魔女の存在が大きく描かれている印象で、ドラマ「アソーカ」でも出てきた魔女の存在やエズラのような存在にも光が当てられてきているように感じました。

これまでのスターウォーズでは、ルーク、ハン・ソロ、ダースベイダーなど大きな主役が存在しましたが、エピソード789ではなんかパッとしないまま話が終わってしまい、スターウォーズという作品群に新たなヒーローが必要な状況で、世界観を広げるためのドラマだったのではないかと思います。

アクションや神秘的な描写よりも、メッセージ性が強く出ている作品です。

ドラマとしてはあまり印象に残らない終わり方で、ちょっとパッとしない感じがあったのは否めないです。アニメ「反乱者たち」やドラマ「アソーカ」を見てから「アコライト」を見たほうが色々話がつながりやすい気がします。時系列的には「アコライト」は前日譚的な部分は大きいですが、世界観の基盤としては理解が深まる部分もあるような気がします。

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Posted by 管理人