生卵&ゆで卵をレンチンしないで|大事故【一人暮らしのヒント】

一人暮らしのヒント

料理経験のない方は一人暮らしをはじめて調理に挑戦するのはとてもよいことですが、無知ゆえに危険な調理方法をしてしまうと火災や怪我などの事故を起こす可能性があります。鶏卵を電子レンジに入れないでください。電子レンジは便利ですが、使い方には注意が必要です。

生卵と電子レンジで起こる事故

こちらのYouTube動画は独立行政法人|製品評価技術基盤機構NITEが実験を行った際のものです。

 

映像内で、卵が破裂すると同時に電子レンジの扉が開いて、中身が飛び散る様子も見て取れると思います。

 

やけど、卵の殻が皮膚や目に刺さるなどの事故が起きる可能性があり、なかなかに危険です。

 

なぜ生卵(ゆで卵も)が破裂するのか

電子レンジは、水分子を振動させて熱を生んでいます。水分子の運動が激しくなって温度が上がると、液体の水は水蒸気になろうとして体積が大きくなります。

 

卵は、その形状からある程度負荷に強く、多少の衝撃は分散して中身を守るために殻があります。卵に中にも水分があり、これが水蒸気になろうとして体積が増えます。

 

しかし、卵を守るための堅い殻があるため、卵の中の外は水蒸気が逃げていけないまま、内圧が上昇し続けます。そして、卵の殻の限界が来た時に一気に爆発します。ちょっとした爆弾と同じです。卵の殻が爆発の速度で周囲に飛んでいくため、人の目や皮膚に高温の状態で刺されば深刻な怪我になります。

溶き卵は爆発リスクは低い

卵を割って、中身を器に出し、よくかき混ぜてある状態の溶き卵は「爆発」という爆発にはならないですが、多少飛び散りが発生する場合はあります。

 

溶き卵を電子レンジで加熱すると、そこまで爆発の危険はないですが、気泡(水蒸気)が発生して外に出ようとするのに合わせて「ぷすぷす…」と音を立てながら飛び散るケースはあります。

 

浅めのお皿に溶き卵を入れての電子レンジ加熱くらいならば、大爆発はしないです。深いお皿に溶き卵を入れて、空気の逃げ道が少ない状態で電子レンジ加熱すると、少し飛び散るかもしれませんが、爆発…とまではいかないです。

 

電子レンジで加熱しないほうがいい食材

卵以外にも破裂を伴う可能性がある、電子レンジで加熱しないほうがいい食材があります。

  • 鶏卵
  • たらこ
  • トマト
  • ウインナー・ソーセージ
  • にんにく
  • 唐辛子
  • レーズン
  • ぶどう
  • アルミホイル
  • 金属系容器
  • 金属類
  • ペットボトル

薄い膜で密閉されている内側に水分がたくさんある系の食材、加熱に伴って目に染みるほどのにおいを発する可能性がある食材、放電現象を招いてしまう容器類なども電子レンジで使用してはいけません。

 

自称YouTuberの実験として電子レンジを使用する場合は、火災と怪我の危険があるため、本格的な防火設備を用意し、集合住宅ではなく広い空き地や庭を用意し、おふざけなしの対策万全の状態でやらないと下手すると犯罪(誤って火事になれば放火になる?)です。

 

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