部屋に出入りする瞬間こそ超警戒【一人暮らしのヒント】
一人暮らしで気をつけることは多いですが、女性は特に部屋の出入りの時にも危険が潜んでいます。部屋に入る時は荷物を持っている事も多く、ストーカーや暴漢に対処しにくく、部屋を出る時は、空き巣や泥棒・ストーカーなどに侵入機会を与える可能性があります。自分の身を自分で守る、というのはとても難しく、非常に大切なことです。
部屋を出る時のリスク
泥棒やストーカーは、その人が部屋から出ていく瞬間、時間帯を把握するケースが多いです。部屋を出る時間が分かっていて、一人暮らしなのかどうかが漏れていれば、部屋から出ていく瞬間を伝えてしまうのは一つのリスクになりますが、対処のしようがありません。対策として
- ドアの施錠をする
- 窓の施錠をする
- カーテンをきちんと締める
- 部屋の灯りをつけておく
- ラジオをつけっぱなしにする
など、部屋の中の様子が分かりにくく(カーテン)、侵入に伴って周囲にバレやすく(部屋が明るい)してあるだけで、多少防犯効果があるはずです。
また、次は部屋に戻る瞬間に危険があります。出ていった、ということは、帰ってくるので、帰ってくる瞬間が狙われることもあります。
部屋に入る時のリスク
家賃の安いアパートなどでは、誰でも敷地内に侵入できてしまい、階段上など隠れられる場所もあって、危険が増します。
- 部屋に入る瞬間に強姦魔が強引に押しかける
- ドアを締め切る前に侵入される
- 刃物で脅されて貴重品(スマホや財布ごと)を奪われる
買い物帰りなどは特に、両手がふさがっていて、食材を持っていて動作が鈍くなり、時には一時的にドアを開け放って車と部屋を往来する事もあるかと思います。この時にできる一瞬のスキをついて侵入、また、強奪されるという事件は、実際にも起きています。
部屋に入る瞬間に、力の強い相手が強引に部屋に押し入り、ドアのカギを閉められてしまうと、大声を上げて上下左右の部屋の人に気づいてもらえたとしても、救援に入れません。
最近はスマホしか連絡手段がないという人も多いので、帰宅した際にスマホ、財布を奪われると警察に連絡ができません。
どれくらい危険があるか分かるでしょうか?
部屋に入る時の安全策・対策
部屋に入る時の安全性を高めるには、以下の方法があります。
- 玄関や廊下の灯りをつけて出かける
- スマホや財布はかばんに入れておく(手に持たない)
- 持っている買い物袋があればドアを開ける前に一旦地面に置く
- ※置き場所が必要なら置く場所を部屋の外に作る
- 部屋へ入る時は両手をフリーにしておく
- 玄関に護身用具(唐辛子スプレーなど)を置いておく
- 玄関に防犯ブザーを置いておく
- 廊下が暗い場合は大家に対策してもらう
これらの対策をするだけで多少は安全性が増し、万が一の事態があっても対処できるはずです。部屋に入る前の周囲の確認も大切ですが、どうしようもないケースも事例としてあるので、闘う可能性があることを忘れずに対処しましょう。
侵入された場合、相手の視覚を奪うのがまず効果的です。目が見えていなければ、どれだけ力があっても、どこを触ればよいか分からず、こちらが部屋の外に逃げようとしているのか、部屋の奥に行こうとしているのか察知させにくくでき、かつ、逃亡された場合でも全速力で走らせないなど捕縛に至るまでのアドバンテージにできます。
治安のよい環境に住む
一番の対処法は、治安の良い地域、物件に住むことです。怪しい人の少ない地域、建物のエントランスのセキュリティがしっかりしているなど入居前の時点で気をつけられる事は多いです。
家賃の安さだけで選んでしまうと、それに比例して民度も下がる傾向にあるので、入居前の内見時点で、その地域の治安はしっかり確認しましょう。