【甲府卸売市場】買った金目鯛をさばいたお話+おまけ

2018年7月10日

2017年6月24日に開催された甲府卸売市場の市場開放で入手してきた金目鯛をさばきました。1匹500円の金目鯛でちょっと悪くなっていましたが、捌きやすくてよかったです。焼いて食べましたが、味は普通に鯛でした。ちゃんと質の良いものは金目鯛1匹1500円くらいするので断然安いですね!

 

 

さっそくキンメダイさばいてみよー!

これが買ったキンメダイです。ちょっと保管状態が悪かったのか、ウロコもボロボロに取れていますね。仕方がない。

 

 

内臓は既に取ってくれていたので、お腹はぺったんこになっていました。これはお刺身では食べられないでしょうな。

 

 

私の場合、さばく時は頭を左に向けてからカットしますが、流し台の位置によっては右向かせてもいいと思います。マナーでは左に頭を向けるとか聞いたことがありますが、あまり気にはしていないです。とりあえず頭落とし。内臓はきれいになかったけれど、一応洗っておきました。そして一気に三枚におろしました。

 

 

頭を落とした身の部分。心なしか輝いているような気がしますが、それは日光の反射具合のためだと思います。少し美味しそうに見えてきた。

 

 

三枚におろしたあとの状態。まだまだ練習が必要な腕前ですが、だいぶスムーズにさばけるようになりました。ちなみにこの甲府卸売市場では他にもキンメダイがいくつか売ってましたが、どれも質は同じくらいでした。

 

 

骨の透けるくらいの様子はいつ見てもきれいですね。魚の身の部分は、しっかり取れているので、ひとまずはOKですかね。

 

 

三枚におろしたあとの身をドアップにしてみました。ボロボロになっちゃうのは、もうどうしようもなかったの。寄生虫アニサキスのチェックを一応済ませて、皮引きに移ります。

 

 

皮引き前の状態はこんな感じです。まあまあ三枚おろしできていると思われます。もっときれいに切りたければ、もっと新鮮な状態で買ってこないとどうしようもないですね。

 

 

白っぽい部分と赤みが感じられる部分がありましたが、基本的に白身のような気がしました。焼いて食べたら美味しかったです!皮引きを終えた状態がこれです。新鮮であればもっときれいに引けたのに…。これも技術が足りないせいですね。

 

 

少しきれいに皮引き出来た部分。新鮮なキンメダイだったら、もっと輝くような状態が見られるのでしょう。

 

 

カットしたあとの状態がこれです。本体が大きかったからか、割りと身の部分は多く取れました。

 

 

 

脂が乗っているかどうかはよく分かりませんでしたが、身はぷりぷりでした。焼いて食べたのにぷりぷりしてました。やはり自分でさばいて食べるキンメダイはおいしいですね。

 

 

 

左上にちょこっとあるのは、頭の後ろのお肉です。肉厚で捨てるのがもったいなかったので切り取りました。もちろん焼いて食べました。

 

 

 

キンメダイの解剖開始!

キンメダイのさばいたあとの残骸。顔の部分はこれから大きな目玉を取って、内部の構造といいますか、中に入っている白いやつを取り出します。

 

 

頭部のカットして焼いて食べた部分はここです。これだけ肉厚だったら捨てるのもったいないですよね。十分美味しかったですよ。

 

 

まだ食べれそうな部分残っていましたが、ここはちょっと不安なのでこのままに。

 

 

目玉をくり抜いて目玉に穴を開けると中からは液体とともに白いボールのようなゼラチン質の物が出てきます。THE・目玉ですね。

 

 

見たことのないちびっこにとってはこのまま持って帰りたくなるほどの知りものだったようです。最初はぬるぬるしていましたが、洗ったら少し輝きを増しました。

 

 

光の加減で少し透けていますが、宝石のような線がうっすら入っているのがわかるでしょうか。これは半透明ですが、水晶体といわれるものかと思われます。白っぽい液体は硝子体と言われるもので、眼球の構造の一部ですね。

 

 

さらに洗って磨いたものがこちらです。まだ少しベタついていますが、加熱すればそのまま丸呑みで食べることも出来ます。美味しくはないですが、食べることは出来ます。

 

 

今回は、キンメダイ捌きました。いかがでしたか?決してきれいな状態の身ではなかったですが、焼いて食べたらとても美味しかった!何より安くキンメダイを食べられたのは嬉しかったです。それもこれも甲府卸売市場開放のおかげです!また次回は9月に開催予定なので、楽しみに待っています!それまでは甲府市のありあけで魚介買って、捌いて腕を磨いておきます!

 

 

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Posted by Genussmittel管理者