軌道修正はいかがですか? – 足元から見直して生き残るために考える【新型コロナの影響より】
新型コロナウイルスの影響で、どこもジリジリと困難な時が押し寄せてきていると思います。今一度、ここで、何がどうなっているのか、この先どうなるのか、予測しつつ、自分がどうすればいいか、自分はどうしようか考えたことをメモしておきます。1つ、参考になれば幸いです。
仕事がない…で困るのは根本的になんで?
そもそも、仕事がなくて困るのは
お金がなくなるから
ですよね。
お金がなくなって困るのは
生活できなくなるから
ですよね。
生活ってなんだ?
毎日仕事ばかりに生きてきた人のほうが多いと思いますが、生活とは、ここで見直します。
- 住む場所があり
- 電気・水道・ガスがあり
- 食べるものがあり
- 着るものがあり
- インターネットがあり
最低限命をつないでいくこと、が生活だと考えて良いと思います。今までは、経済が回ってたので、お金でこれらを全部解決してたのですが、ここでお金がなくなる事を想定して
- お金を稼ぐ
- お金がなくても生きていける
生活のどちらかにシフトする必要があります。経済的な問題があるので、新たにお金を稼ぐのは難しく、限界もあり、実力至上主義の世界ではスキルのあるものが生き残りますので、どうだろうという所。
そこにお金をかけなくても
必要なものを手に入れられる
ように生活と経済圏を切り替えていく必要があるということです。
どうしてもお金がかかる所は?
一般的には、節約こそできますが、確実に出費する必要がある所は以下の通りだと思います。
- 家賃(土地代)
- 電気代
- 水道代
- ガス代
- ネット代
- お米代(食費)
この中で、光熱費は個人でなんとかするのには無理があるので、始めるとしたら食べ物の分野でしょう。生き残るのに絶対に必要だけど、案外誰でも参入できる上に、人材が足りてないのがこの食費節約の部分かなと思います。
今将来性のない仕事ってなんだろう?
生活に直結しない仕事は将来性がない仕事と考えて良いかと思います。少なくとも、非常に言いにくい上に、なんか申し訳ないのですが
- 飲食店|自分で料理して食べればいい
- ホテル|最悪キャンプ場に泊まればいい
- サロン|自分でケアすればいい
- 脱毛|自分で光脱毛器買えばいい
- ヨガ|自分で自宅で、または、オンラインヨガでいい
- 学習塾|オンラインでやるか、自分でやればいい
- 寿司や焼き肉|同じく自宅でやればいい
- 宝飾品|今買うべきものでもない
- カフェ|自宅でドルチェグストでもやればいい
- 事務系労働|テレワークでいいし、家でできる
- 小規模の小売|ネット通販や直売所でまとめ買いすればいい
- おもちゃ|ネット通販でだいたい手に入る
- 菓子類|今なくてもいいし、ネット通販以下略
こういう仕事は、生活が苦しくなった時に真っ先に遠慮されてしまう分野です。今、現実目のあたりにしていると思います。こういう時に稼ぎがなくなってしまうからといって価値がない仕事だというわけではないですが、生き残れないのではその分野に参入するのは敬遠されます。
逆に、今、求められてる仕事って?
今、こういうご時世になっても求められている仕事は以下のようなものかなと思います。
- 医療|ないと困る
- 水道メンテナンス|ないと困る
- 電気・発電|生活基盤
- ガス供給|生活基盤
- ネット管理|生活基盤
- 食品生産・農業|ないと困る上に生きるのに必須
- 運搬・宅配|流通の要でないと困る
- スーパー・小売・レジ打ち等|生活必需品はないと困る
- セキュリティ・警備|基本的に常時必要
- 代行業|宅配ピザとかスーパーの宅配とか
- ゲーム開発・提供|娯楽がないと時間を潰せない
- 音楽・芸能|適切なものがないと仕事や勉強をがんばる目標にできない
- 学習・知識提供|生きる術や基本の知識はないと困る
観光や娯楽に近いエステサロン、美容サロン、ヨガ教室みたいな所はこういうご時世なくても生きていけるもので、先に切られてしまいますが、こういった業種は切れないもので、誰かがやらないといけない仕事です。
しかも、専門知識や経験、資格、免許が必要で、体力も必要です。アルバイトやパートなどでなんとかつないできた人は、スーパーのレジ打ちや品出しの仕事、宅配業務などはあるかもしれませんが、それ以外の分野に参入するのは難しいです。しかも、アルバイトの供給に対して、スーパーマーケットで働く人員は少なくても問題なく回るので、必ず人が余ります。
新しく仕事を生み出すのがポイント
簡単にはできないと思うので、載せたくないけど載せますが、セット販売なんかは人気が高いものです。
- 必須なもので
- 全部一式揃ってて
- 自分で揃えるには手間がかかる
- それがあれば誰でもできる
ようなものは、こういうご時世でもビジネスとして成り立ちます。例えば、鍋料理セット、既に野菜もカットされていて、後は煮込むだけ、というようなものは買い手が付きやすいです。仕事などで疲れている人も多いこういう時に、色々既にセットになってて、手間を掛けずに料理できるようなものはお金を払ってでも手に入れようとしてくれます。
幸い、メルカリやネット通販などを通して個人でもアイデアを形にしてすぐに売り出せるので、セット販売できそうなものは今のうちから試してみると良いでしょう。
家庭菜園のキットも全部揃っているものだったら売れやすく、家事代行もいくつかの作業がセットになっているサービスの方が利用されやすいです。スマートフォンやポケットWi-Fiが売れるのもセット販売みたいなものです。分割で支払うけど、端末も手に入って、ネット回線も手に入る、便利だから購入されるんです。
やるとしたら個人農業・食業
当方の場合、山梨大学工学部生命工学科を卒業してるので、発酵生産、食品衛生、生命工学ができますので、これを一つ仕事にできます。こういう時ですから、将来不安を和らげるために、また、最低限食べていければなんとかなると分かっている人々の考えから、
- 水耕栽培キット
- 土作り栽培セット
なんかは簡単に仕入れと販売までできる上に、コストもあんまり掛からずに、みんながめんどくさがるところを代行できるので良いのではないかと思います。
待てない土作りを先にやる
「買ってから2週間ほど土作りのために待つ」というじれったいのを一般人は待てないんです。なので、事前にその栽培する植物に合わせた液肥や追肥を用意して、土作りも済ませたものを用意して、種も入れてあげて販売するなんてどうでしょう?誰にでもできそうだけど、経験と知識、工夫が必要で、素人にできることじゃないんです。できるけど。
土なので一度梱包しちゃえば特に衛生面も心配はないけど、カビとかの心配はあるので何度かお試し発送はしないといけないかもしれません。コーヒーの粉を梱包する感覚で用意すれば良いので、私にはその環境も技術も知識も揃っているんです。
野菜の販売は法的に問題なし
私自身が栽培しなくても良くて、コストを減らすために各家庭で、アパートやマンションで栽培できて、食費の削減になるようにできればそれで良いんです。もちろん、私自身で栽培したものを売っても法律的には問題はなく、特定商取引法に基づく記載を用意するくらいでそれ以外にきついことはないかと思います。
実はこの新しく考えているこの仕事、土の用意マニュアルとか、調合割合とか用意しておけば、私でなくてもアルバイトや個人事業主としての副業、主婦の副業でもやっていけるんです。つまり、雇用を生めるんです。私から報酬を支払うのではなく、各自で勝手にマニュアル通りにやって、売って、利益にしてもらえれば良いわけで、私から雇用関係にする必要がないんです。
双方にとってメリット多い
これは、私にとっても楽ですし、ピンハネがない、中間マージンを取る必要がないので、双方にメリットがあります。栽培キットがどれほど人気があるのかは、ホームセンター見たら明らかなので、そんなに期待はできないですが、売り込み方や営業の仕方は、また別のお話。
個人で売れなかったとしても、在庫を抱える必要がない、土が用意できない…なんてことはないので、注文や連絡があってから用意すれば良いんです。種とか、2週間かけて土作りをしておく必要はありますが、それは最初に少し多めに私が作っておいて、あとは足りなくなりそうだったら追加で作れば良いんです。
プロモーションも簡単
ウェブ業界の人だったら、方法はいくらでも思いつくでしょうし、私自身もプロモーションはできます。つまり、モノの用意から、販売準備、販売、収益化、最終ゴールまで流れが既に組めているわけです。
いちばん大切な土の配合率と植物の相性は、あいにくネットで調べてもあんまり出てきません。完全に研究した私だけのものなので、マニュアルから漏れる可能性があるくらいで、ある程度対策しておけば必要以上に漏れる心配もありません。
ユーザーからしてみれば、いくらお得にご飯を食べられるのか、明確になれば買い手も付きやすいでしょう。何より宅配で栽培セットが届くので、土をどっかで買ってきて自宅に持ち込むというダサさも見られず、エコで、クリーンで、家庭的。あとはやりようによって、無限大です。
クラウドソーシングってどうなの?
クラウドワークスやランサーズなんかに人が急に集まって、労働者過剰、依頼者激減という状態になってます。新規参入しようとしてる人にはなかなか依頼が飛ばない(スキルと実績が足りない)ので、元からやってた人に仕事が集中しちゃうのは仕方がないです。
ある程度実績を積めている方は、クラウドソーシングでもいつでも仕事を取りにいけると思いますし、私自身もいつでもライター専門の仕事に戻っても良いように執筆、SEO、CMS管理、セキュリティ、サーバー管理までトータルでできますし、プログラムもフルスタックでいけます。
クラウドソーシングはスキルが全てなので「ちょっと気軽に始めてみよう」くらいの感覚ではあまりうまく行かないと思っていたほうが良いです。ブログも同じです。ぎりぎりになってから始めるようでは、遅いんです。
色々起こる前から地道に用意したり、記事書いてたり、努力してた人には先を越されているわけで、やってた人が先にいるので、そこでいきなり生活しようとするのは無理です。今回の新型コロナウイルスをきっかけとして、新たに何か始める、というのは良いかもしれませんね。
文字書きの仕事は続かない
ライティング講習として当ブログにも色々書いてありますが、ライターの仕事を依頼してくるのは、広告収入を狙うアフィリエイターやウェブメディア、新聞社などです。一般的なコーポレートサイトの作成では記事作成はあまり必要なくて、読者がいて、読まれて、PVが増えることも合わせて、広告収入が入ってくるようなメディアの運営者から仕事が来ます。
SEO界隈のことは割愛しますが、そう簡単に地位を確立できるわけではありません。ライティングを依頼したとしても、仕込んだサイトが全く利益を生まない可能性もあります。良いコンテンツが書けているのに、攻めたプロモーションができずにPVが集まらず、収益化できないこともあります。
収益化できなければ、ライティングの依頼は途絶えます。新しい依頼を見つければよいのですが、それも無限にあるわけではありません。新型コロナウイルスやアメリカ・ロシア・サウジの原油問題のようなことがあって経済が低迷してるときには、広告は真っ先に撤退されてしまうので、ライティングのしごとも途絶える可能性があります。
電子書籍の出版や長期ブログ運営はおすすめ
ここでも、仕事を自給自足するために依頼してくれる人に依存しない収入源を作る必要があります。記事や文章を書けるんであれば、自分でテーマを決めて電子書籍を書きましょう。また、自分でブログを運営して一定数アクセスを集められれば、物書きとして多少なり生活費は稼げるはずです。
電子書籍はそんなに読まれないので、まずは、自分のポートフォリオや自分の思い通りのブログを作って、自分をブランド化して行くところから始めましょう。地道に、地道に信頼と知名度を高めていって、そこについでに電子書籍も書いてます、ぐらいにしたほうが伸びやすいです。