家電が壊れるタイミングが重なる理由【一人暮らしのヒント】
一人暮らしを始める段階で初めて購入する家具、使い始めのタイミングが同じであれば、耐用年数の関係で壊れるタイミングもかぶることが多いです。このため、家電の買い替え時期が一気に重なるケースもあります。これを考慮して、最初は安く買い替えできる家電だけを買うことをおすすめします。
家電が壊れる時期はかぶる
一人暮らしの一般家庭には、以下のような家電があるかと思います。
- 炊飯器
- 冷蔵庫
- 洗濯機
- 電子レンジ
- 電気ストーブ
- ディスプレイ
- ノートPC
- 食洗機
- ドライヤー
- マッサージ機
- エアコン(お部屋備え付け)
これらのうち、常に動いているのが冷蔵庫で、ほぼ毎日使用するのが炊飯器、電子レンジ、洗濯機、ディスプレイ、ドライヤーでしょう。
どの家電も毎日しっかり使うはずなので、耐用年数経過すればいつ破損してもおかしくありません。特に冷蔵庫の破損はダメージが大きいですが、最近の中型冷蔵庫&冷凍庫はそんなに簡単には壊れないので、雑に扱わなければ4年、6年と使えるでしょう。
動き始めが同じなら壊れる時期も同じ
例えば、耐用年数が4年の冷蔵庫と電子レンジを、2021年4月に購入したら、4年後の2025年4月頃には、次の冷蔵庫・電子レンジが必要になる可能性があります。
適切に使用していて、メンテナンスしていれば、破損はしないでさらに長く使用できると思いますが、耐用年数を超えたら、いつ壊れても、一部の機能がなくなってもおかしくありません。
家電の寿命としてのスタート地点が同じになるので、壊れる時期もかぶりやすいです。
引っ越し前後は壊れやすい
人によっては更新タイミングの2年で引っ越しをする人もいるかと思いますが、この引っ越しのタイミングで、引っ越し業者に洗濯機の排水コードを壊されたり、劣化してて触るだけで壊れちゃったりすることもあります。また、冷蔵庫、電子レンジなんかも、引っ越しのいざこざで電源OFF、完全放電なんやかんや、ぶつけて壊れたなど、起こりやすいです。
引っ越し回数が多い方は、特に、家電は数千円で買い替えできるくらいの物にしていたほうが良いです。すぐに買い替えできて、ダメージも小さく済み、アイリスオーヤマの家電などは同じ系列の近場のノジマ電気やヤマダ電機などでも入手できるので、使い勝手も良いです。
買うならお手頃価格の家電に
一人暮らしの人や、引っ越しの予定が2年程度と近い方は、高級なでかい家電を買うのは待ったほうが良いかもしれません。
ヘルシオや巨大な食洗機などは置き場所も必要な上に、稼働音が大きいと騒音になってしまって、お部屋に合わない可能性もあります。
一人暮らしではそんなに大きな家電は必要ないので、一人分をカバーできて、買い替えも簡単で、すぐに買い替えできるくらいにはどこでも売っているものを選ぶのが手堅いです。
お高めの家電は持っていればテンションは上がりますが、一人暮らしでは使いこなせない事が多いので、適度なものを選びましょう。