1年間で「出費が多い月」と準備すべきタイミング【一人暮らしのヒント】
1年間のうち、どうしても出費が増える時期は決まっています。この出費が増える時期に向けて貯蓄できていれば余裕が生まれ、お金の管理もしやすくなります。当然、タイミング悪く高い買い物をしてしまって、支払いができなくなるという事例も減らせるので、事前に把握し、対策しておいてください。
1年間で出費の多い月
1年間、12ヶ月のうち、出費がどうしても多くなるのは
- 3月
- 5月
- 8月
- 12月
です。その人の生活スタイルや経済圏によっても異なりますが、
- 3月|卒業・引越・就職
- 5月|GW・自動車税・住民税
- 8月|夏休み・家族旅行
- 12月|クリスマス・年末年始
という感じで、日本のカレンダーにある予定等の影響で、出費が増えやすい時期です。人によっては、車検のタイミングなどが重なってだいぶ大変になるかもしれません。
貯金し始めるタイミング
これらに対抗してお金を貯め始めると良いのは
- 2月
- 6月
- 7月
- 9月
- 10月
- 11月
と言ったあたりです。例えば、2月にパートやアルバイトで働いて稼いだ金額は、3月中旬、3月末に入ってくる形になります。このため、出費が増える時期ドンピシャにがんばってもお金の準備が追いつきません。
大学生なんかは5月にはバイトが決まって働き始め、6月、7月には慣れてきてシフトにも入りやすいと思います。夏休みに入ってしまえば、遊びとバイトの両方をしつつ、9月、10月、11月と稼ぎ出せて、クリスマスは参加ではなくお店側としてがんばれば、稼ぎ時多めにできます。
当然と言えば当然なのですが、初めての一人暮らしでは知らなかった…ということもありますので、ちょっと気をつけてシフトを増やす時期を意識するといいかもしれません。
特にヤバいのは年末年始と年度末
割りと容赦なく用意しておかないといけないのが、年末年始と年度末です。
- 12月の忘年会、クリスマス、年末
- 1月の年始、帰省、新年会
- バレンタインデーやホワイトデー、お花見、新生活、引っ越し
と12月から3月末まで怒涛のラッシュがあります。イベントごとを無視する事ができればOKですが、この12月~3月にかけては出費がかさむ可能性が高いので、衝動買いや大きな出費は控えておいたほうがよく、お金を少しでも多めに貯金しておくと安心です。大人になると、年末はお年玉という謎の出費イベントも重なります。
恋人がいるなら、バレンタインデーのみのプレゼント交換にするとか、新年会・忘年会は参加しないとか、帰省を諦めるとかそういう判断も大事です。工夫と相談で出費を抑えられればなんとかなると思います。
いざとなったら
新生活、学生ならば、いざとなったら、まずは家族、友人に相談して乗り切りましょう。探せば日雇い・日払いの仕事が見つかることもありますし、ネット関係に強いならばクラウドソーシング(ココナラ・クワウドワークス・ランサーズなど)でスキルを生かしてもありです。