山梨のおすすめ温泉スポット・38選

山梨県内にある温泉、日帰り温泉、スーパー銭湯等をピックアップして紹介しています。県内各所に温泉があり全てを巡るのは大変ですが、何かの用事で近くまで訪れる際には、ついでに立ち寄って心身の疲れを癒やしていってください。ほぼ全て日帰り温泉可能な場所をピックアップしました。

山梨の「温泉」おすすめスポット38選

以下、おすすめスポットの詳細をまとめています。

※営業時間・予約・アクセスなどの詳細は、お店のSNSなどで事前にお調べ下さい。時々不定休の場合があります。

杖温泉　弘法湯｜湯村温泉郷

甲府の有名な温泉街、湯村温泉の北に位置するこちらの「杖温泉　弘法湯」は、武田信玄の隠し湯ともいわれている温泉の一つで、まずは押さえておいて欲しいスポット。湯村温泉郷には、他にもいくつも温泉旅館、温泉宿がありますが、こちらは歴史的なものを見ると、おそらく別格。

他の湯村温泉にある温泉宿も癒やされますが、武田信玄関連のお宿、温泉としては、まずはこちらをおすすめします。よほど混んでいなければ駐車場は空いています。

紅椿の湯｜奥湯村温泉

湯村温泉郷の通りをまっすぐ進み、三枝酒店も通過して、羽黒小の方まで北上すると途中に出てくるのがこちらの温泉。店内キレイで広く、落ち着いていて、のんびりとお湯を堪能できます。雰囲気がよいのか、民度が良いのか、基本的に嫌な思いはしないはずです。

駐車場はたいてい空いています。地元の方の来訪も多いです。露天の風呂はありますが、富士山は見えず、代わりにきれいな夜空や青空は見えます。

国母温泉

令和の時代に、この雰囲気の銭湯で、清潔感があるのはもはや文化遺産級。昭和の思い出深い内装や銭湯独特の雰囲気などは残りながらも、居心地のよい湯を提供。サクッとお手頃な入湯料で立ち寄れるのもありがたい所。

初めての方はおそらく見逃すと思われるくらいに、住宅地に埋もれています。温泉マニアの間でも高い評価がある穴場、隠れ家的温泉です。

ヘルシーSPAサンロード

こちらは過去「大滝温泉」と言われていた頃（～2018年）があり、新しくなった名称がヘルシーSPAサンロード。名前の…ことはおいておいて、健康ランドと思って行けば十分満足できるレベルの温泉です。過去の大滝温泉の良さを知っている人にはちょっとさみしいところもありますが…。

健康維持のためにお湯を生かすことに関しては真剣な施設なので、頼りにできる施設で、居心地もよく清潔感もあって安心できます。

神の湯温泉

甲斐市中下条にある温泉で、自家源泉かけ流しとのこと。郊外や市外に行かなくてもいい湯につかれますが、若干日帰り入浴の入湯料は高いです。

山梨観光を目的にしている方にとっては、とにかく立地がちょうどよく、山梨市方面、甲府周辺、韮崎方面のどこに行くのにもちょうどよい場所にある温泉旅館です。宿泊と一緒に利用するのが一番です。

ほったらかし温泉

知名度が高く、山梨でも特に著名な温泉です。他の整備されている温泉に比べると、施設そのものが、その名前の通り、ちょっと行き届いていない所があるのですが、なまえが「ほったらかし」なので、遠方から訪れる方も期待値が「ほったからし」レベルで来るので、むやみに評価が下がらないというマジックがあります。

景色は言うまでもなく絶景、お湯もなかなか、湯上がりも高台にあるので涼しく景色も良い、揚げ卵も風呂上がりにちょうどいい味わいでおいしい、名前の割に、確かに良い風呂だ、と納得して帰ってくれる観光客が多い場所です。なぜか落ち着くこの感じは、DNAに刻まれた何かなのかもしれません。

やまなしフルーツ温泉ぷくぷく

ほったらかし温泉の上位互換、かつ、永遠にほったらかし温泉を超えられない温泉。それは、ぷくぷく公式が、ウェブサイト上でほったらかし温泉をライバル視していることが分かる「ほったらかされていない」などという記載をしているから。眺望に関しては、十分美しいのに、もったいない…。

眺望目当てで、きれいな温泉施設で、ゆっくりと湯浴みしたい方にはこちらをおすすめします。駐車場も広くて、そこそこ台数も停められます。初詣1月1日のご来光を見ながらの入浴を狙う場合には、公式のお知らせ一覧を要チェック。1月1日は午前5:30から温泉が開くので、大混雑するほったらかし温泉を避けて利用できるかも！？

クア・アンド・ホテル 石和健康ランド

スーパー銭湯のひとつで、特に巨大で、ほぼ1日のんびりと過ごせる施設。入館したあとは館内着で二階のマッサージチェアに居座っても良し、お風呂につかりまくってもよし、マンガを読みまくっても良し。腕につけるベルトで課金されるシステムなので、お金に余裕があるならばお食事、飲み物なども堪能できます。

お部屋があいていれば、追加でお金を払って個室利用も可能です。一応も何もホテルなので宿泊も可能です。疲れた身体をごっそり癒せる場所です。EV車の充電もできて、おみやげ購入もできます。

薬石の湯 瑰泉（かいせん）

一部の方にとってはオアシス、息抜きの場、逃げ場でもあり、地域を長年見守ってきた24時間営業の温泉施設。いろいろな人の事情を汲み取って、お湯で洗い流してきた受け継がれし温泉です。夜中にしか温泉に行けない職業・公職の方でも頼りになる場所。

駐車場がめっちゃ広くて安心、20号沿いどちらからでも一応入りやすい構造で便利です。景色が良いわけではないですが、地元民に愛され続ける理由がちゃんとあります。こういう温泉施設は潰れてはいけない場所です。

スパランド・ホテル内藤

まさしく温泉健康ランドという感じで、石和健康ランドと同じ雰囲気がありながらも、少し昔懐かしい内装の場所。清潔感はまぁまぁあって、大衆向けの温泉休憩施設という感じです。交通の便が良いのでサクッと訪れやすいのも魅力の一つ。

過去の経験より、スタッフの質がとても良い印象が今でもあります。地元っぽさもありますが、良い意味での田舎っぽさが出ています。高級ホテルのサービスやホスピタリティを求める人には不足かもしれないですが、居心地良し、雰囲気も落ち着いているちょうどよい温泉です。

岩下温泉旅館の旧館

武田家の隠し湯の一つとも言われている上に、施設そのものにも歴史的価値があると言われる？旧館の利用をおすすめします。日帰り温泉の方は旧館しか使えないようですが、宿泊者の方も旧館は利用するかと思います。

新館の温泉は清潔さとおしゃれに特化、旧館は歴史と伝統に特化している印象です。武田家ゆかりの地を巡る際には是非、お立ち寄り下さい。

ホテル・花いさわ

石和温泉駅から徒歩圏内で行けるホテルの日帰り入浴施設の一つです。敷地内からの自噴温泉らしく、細かい泉質などはプロではないので分かりませんが、旅の疲れを癒やすにはちょうどよくハイブランド、ハイクオリティで安心感抜群です。

日帰り入浴の料金は若干高く感じるかと思いますが、入館料、貸しタオル代が含まれているので、実は他の施設とあまり変わらない金額です。駅から徒歩圏内なので、とにかく便利でありがたい、汗を流しつつ、一旦旅の疲れを癒やしたい方は是非お立ち寄り下さい。

みさかの湯｜紅薔薇温泉

よくある打たせ湯、大浴場、シンプルな露天風呂、サウナがある温泉で、目立った何かがあるわけではないですが、逆に安心してのんびりできる場所です。市内在住の方は入浴料は大幅に安くなりますので、地元密着の広々とした癒やし温泉という感じです。

夕方5時以降の入浴、かつ、市内の方であれば市外の方に比べて実質半額で入れるので非常にお得です。超高級感ある銭湯に毎日通えるというレベルのスポット。下手すると毎日自分の家で湯船につかるガス&水道代金よりも安いです。

旅館・深雪温泉（みゆき温泉）

源泉かけ流しの自噴温泉で、その歴史は昭和37年頃まで遡るもの。特に浴場の半露天、木のぬくもりを感じる内装構造物は魅力の一つで、旅館でもあるので宿泊も可能、日帰り温泉も可能です。

柿の湯、桃の湯、ぶどうの湯（貸し切り）とあり、主に柿の湯か桃の湯を利用することになります。内装が魅力的なのはおそらく柿の湯です。営業日については必ず事前にウェブサイトで確認するか、電話で確認することをおすすめします。

正徳寺温泉　初花

モール泉といわれる湯を堪能できる自噴温泉で、露天風呂の内装が風流で趣あり、秋の植物の紅葉も魅力的です。34度のぬるめの湯で、長くつかっていられる上に、3時間まではのんびり過ごせるので入湯料の延長もほぼ気にせず楽しめます。

露天風呂、内湯のほか、9種類の湯があるとのことで、想像以上にじっくりとお湯を堪能できます。少し高級ですが、お食事「湯の花御膳（3250円）」や「松花堂御膳（2850円）」は是非堪能して欲しいメニューです。

みはらしの丘 みたまの湯

ほったらかし温泉とは逆方向から、富士山を背にする形で甲府盆地を眺めながらお湯に入れる温泉です。施設内は比較的広くて売店も休憩スペースもあります。ちょっとしたスーパー銭湯みたいな感じです。ほったらかし温泉やぷくぷくよりも夜景はきれいかもしれないです。

駐車場は広く、料金もそこそこ、雰囲気もよく、お食事をする時にもいい席に座れればお外を見れます。Switch、スマホなんかがあれば、休憩スペースでちびっこが遊んでられるくらいには広いのでゆったり過ごせるかと思います。

ももの里温泉

桃の花が咲く頃に、パノラマで桃の花をお湯につかりながら見えるのかと思いきや、お湯から少し出ないと見えないかもしれない（逆に見えすぎると、向こうからも見えるということ）所にちょっとご愛嬌な所はありますが、確かに桃の花が咲いている景色を堪能はできます。

こちらの温泉も市内の方は大人310円で3時間まで入っていられるので、自転車や徒歩圏内の方にとっては、家でお風呂に入るより安く済むかもしれません。家で入るよりも景色が良く広い露天風呂も堪能できますので、超贅沢でしょう。

天空の湯

ちょっとした観光地化しており、恋人の聖地 甲州市勝沼 ぶどうの丘（GoogleMap詳細）や展望ワインレストラン（GoogleMap詳細）も隣接しています。勝沼ぶどう郷駅からはちょっとアクセスが遠回りになりますが、山間にあるので仕方がないです。

甲府盆地を東の端から眺められるスポットで晴れていれば遠くまで絶景、お食事処もあるのと、隣接の施設を合わせて楽しめば、3時間程度は過ごせる場所です。こちらがある「ぶどうの丘」にはワインサーバー（詳細）もあります。

はやぶさ温泉

山に入る前、または、山から出てきてすぐの所にある源泉かけ流しの美肌の湯を楽しめる場所で、半露天の木の内装が趣あり、敷地内にもたくさんの緑があふれていて、秘湯のような印象もある温泉。KAWASAKI乗りの方で、同名の車両に乗っている方は、行かなければという思いに駆られませんか？

小説やドラマ、映画にも出てきそうな雰囲気で、お湯も楽しめて、雰囲気も民度もよく、源泉水を使用した料理も味わえます。個人的におすすめなのは、お風呂上がりに爽やかに食べられる「もりそばセット（1200円）」です。

多摩源流温泉 小菅の湯

地図で見ても、名前からもがっつり山の中にある温泉。pH9.98のアルカリ性泉で、露天風呂、五右衛門風呂、寝湯、大風呂など9つの風呂があって、飽きずに楽しめます。立ってあたれる打たせ湯では修行ごっこができます。

洗い場は背中合わせになる構図なので、気をつけないと後ろの人にちょっと冷たい水を掛けちゃうかもしれないので、お子様&不注意には気をつけて。それ以外は基本的にきれいで清潔でゆったりとお湯を堪能できます。

山の中の天然温泉 芭蕉 月待ちの湯

都留市のアルカリ性泉を楽しめる充実の温泉で、売店、お座敷の大広間休憩所、お食事処があります。営業終了時間が少し早いですが、ギリギリまで待てば夜空、月の見える山の景色を堪能できる貴重な場所です。周囲が山なので晴れていればとてもきれいです。

お食事処は主にうどんとそばがあり、主に麺類です。じっくりお湯を堪能し、疲れを癒やし、ちょっとおみやげも買っていく、ついでに、広間で少し長い運転で疲れた際の仮眠もしていくという活用ができます。とても気持ちの良い過ごし方ができる場所です。

道志川温泉 紅椿の湯

近くまで行けても、がっつりと山の木に隠れていてぱっと見つけられない、超穴場、隠れている温泉。ドライブついでに行くつもりでないとなかなかたどり着けない温泉ガチ勢向けのスポット。露天風呂からは山間の川が流れるせせらぎの様子が見れるという超個性的で風流なのも魅力のひとつ。

アルカリ性泉で、「気泡ぬる湯」や「檜あつ湯」などがあって、自然の中で入浴する感覚に近いです。標高650mの場所で、地下1500mから湧き出している天然の温泉で疲れと汗を流せます。電波が入りづらい場合もあるので、是非、一緒にデジタルデトックスもお楽しみ下さい。

山中湖温泉 紅富士の湯

山中湖西の比較的交通交差拠点にあるため素通りの方も多い場所にありますが、天気さえ良ければ緑生い茂る中の露天風呂からも大浴場からも、富士山を見ながらお湯を堪能できます。内風呂からも富士山を見れる温泉は少ないです。

石和健康ランドにもありましたが、こちらにも追加料金で岩盤浴を楽しめるものがあります。ただし、40分しか岩盤浴が楽しめないので、2時間、3時間と岩盤浴を満喫したい方は石和健康ランドに行ったほうが良いです。とにかく、まずは富士山を見ながらお湯に入れる内風呂（室内大浴場）と露天風呂をお楽しみ下さい。

山中湖平野温泉 石割の湯

pH10.2という高めのアルカリ性泉があり、大浴場、檜風呂、岩風呂の他、源泉のぬる湯、寝湯もあります。更衣室等とても明るく清潔感があり、安心して利用できる施設です。軽食コーナー、広い休憩広間、地元の野菜販売所などもありますので、湯上り後の一休みも飽きることなく楽しめます。

山中湖の東側にあり、若干交通の便がきついですが、乗用車での訪問はさほど難しくありません。駐車場も十分広いです。欠点があるとすると、どうしても観光シーズンには混雑して民度が下がりまくるので、オフシーズンに利用するのが一番です。

ふじやま温泉

富士急ハイランドの隣りにある温泉です。早朝の時間帯の利用に関しては料金は適正ですが、日中の入浴料については高すぎていく価値を疑うレベルです。富士急ハイランド周辺に宿泊した方々の朝の温泉満喫のために立ち寄るのはありですが、日中はおすすめできません。

泉質はこの辺一帯の温泉の泉質と同等なので「極めて珍しい」わけではないですが、お湯はごく普通に満足できるくらいにちょうどよいです。ひとまず露天風呂から富士山は見えないですが、通常のスーパー銭湯として朝の時間帯（できればオープン同時くらいに）に行く分には十分満足できるかと思います。

富士眺望の湯 ゆらり

ギリギリ富士山を見ながら温泉に入れる施設です。湯船からは富士山の頭が見えるか見えないかくらいで、とんでもなく美しく富士山を見れるかというとそんなことはないです。晴れていて、雲もなくて…という条件に加えて、混んでおらず、ちょうど富士山が見える位置でお湯につかれないと見えないです。

パノラマ風呂や露天風呂よりも内風呂「高見風呂」がおすすめです。内風呂につかりながらおおよそどこからでも富士山が見れます。ただ、結局、晴れていて、雲がない状態でないと見れないのはここも同じ（他の温泉施設も同じ）なので、それならば内風呂でのんびりするほうが癒やしになるかもしれません。

うぶや｜富士河口湖温泉郷（宿泊者のみ）

完ぺきな眺望とサービス、完ぺきなコンセプトのホテルです。日帰り入浴客が利用できないため、宿泊者のみの富士山眺望独占となります。しかも、河口湖を挟んで富士山が見えやすい位置にあるため、まさに完ぺき、イメージ通りの眺望です。お部屋からもお風呂からも富士山と河口湖を堪能できます。

宿泊料金は少しお高いですが、この眺望を体験できることと、割りと河口湖観光の立地が良いことを考えるとむしろ安いです。徹底的に富士山に染まれるので、大切な人との思い出作りや贈り物としての宿泊がおすすめです。

ただし、晴れていて、雲がない時に行かないと富士山が隠れてしまうので、可能な限り祈るか、雨が少ない時期を狙ってご訪問下さい。

富士西湖温泉 いずみの湯

富士山がギリギリ見えそうな位置にある温泉の一つで、大浴場「黒潮風呂」と露天風呂のどちらからも富士山を見ようを試みることは可能です。ただし、運が必要であることと、樹木に阻まれて見えないので、お湯のみを楽しむつもりで訪れるのがベストです。

周辺の立地の関係でキャンプ客の訪問が多く、お湯がしっかり温かいので想像以上に満足できます。室内も広々としていて、湯上がりのお食事、休憩スペースでの雑談も楽しめます。個室利用が割りと安いのもありがたい所です。キャンプ客なら既に富士山は堪能したあとだと思いますので、疲れだけ、きれいなお湯で流していくのが良いかもしれません。

古湯坊 源泉館（日帰り入浴なし）

穴場、隠れ家的な武田家の隠し湯とされている温泉で、下部温泉郷では、是非こちらに訪れるのを忘れないでほしいです…が、宿泊者しか利用できないという徹底ぶりなので、一泊はこちらに泊まってお湯とともに温泉旅館街の雰囲気を楽しまれるのが良いかと思います。

こちらの旅館、お人柄が温かく、今の時代には非常に珍しい入浴方式でございます。宿泊料金は大人1人12000円～と決して手の届かない金額ではないので、是非ご宿泊しての入湯をおすすめします。身延に来て、気持ちよく人の温かさに包まれて帰りたい方はこちらの宿をおすすめします。

しもべ黄金の足湯

下部温泉駅の近くにある足湯で、石和温泉駅の近くにあるものと似ています。電車待ちの時間に足の疲れを癒やせるので地味におすすめです。女性一人での利用はちょっと不安になるかもしれませんが、清潔感があり、人通りも身延の田舎にしては多いほうなので大丈夫です。

朝早すぎなければ開いていて、無料で利用できます。身延はがっつり山の中で、夏場でも朝は寒く感じる程です。旅の前に気楽に立ち寄ったり、下部温泉駅到着直後に癒やしとして立ち寄ったりして、冷えて疲れている末端を温めて下さい。

森のなかの温泉 なんぶの湯

こんなド田舎に、なぜこんなに過ごしやすいそうなおしゃれ空間が！？と皆が口を揃えて言うはずです。pH10.3のアルカリ性泉は、露天風呂でも内風呂「美肌の湯」でも楽しめます。ジャグジーや打たせ湯もありますが、これらはそれほど大きくはないので順番待ちになります。

アクセスは良くないですが、地元の方々の癒やしの場でもあり、観光客の息抜きと休息の場でもあります。併設されている「おんせんカフェ」ではなんぶ茶そば、うに玉とろみそラーメン、しらす丼、マグロ丼なども楽しめます。「富士桜ポーク」とんかつ定食はコスパが良いです。

やまなみの湯

自噴温泉を抱える広大な公園にある温泉で、全身入れる大浴場、エステ湯、気泡湯、寝湯、打たせ湯に露天風呂があります。レジャープールと広大な休憩室もあり、芝生広場と遊具の広場もあります。小学生くらいのちびっこを思いっきり遊ばせて、そのまま汗だくの身体をやまなみ温泉で汗を流して帰るなんて利用もできます。

リラックスルームとフィットネスルームもあるので、本格的にダイエットを考えている方にもおすすめ。芝生広場周辺の遊歩道を歩き回って、フィットネスして温泉で汗をかけば運動量は完ぺきでしょう。お食事処の誘惑に負けずにダイエットと温泉での休憩、がんばりましょう。

町営 奈良田の里温泉 女帝の湯

ゆるキャン2期、なでしこの1人キャンプの時に、なでしこの姉が訪れた少しぬるめの湯に入れるあの場所です。交通アクセスは車・原付・自動二輪がギリギリで自転車にはきついです。がっつり山の奥にある温泉です。まるっと1日ここで過ごしたい場合は1500円支払って「休憩室」を利用すること、奈良田の里「休憩室」滞在中、何度でも温泉に入れます。

pH8.5の「ナトリウム塩化物・炭酸水素塩泉」の湯です。第46代孝謙天皇のことを「女帝」と呼び、病弱だった孝謙天皇の体をも癒やしたとする伝説があります。歴史も、お湯も、地元の食事もじっくり楽しめるスポットです。

韮崎旭温泉 韮崎旭の湯

韮崎の地元の人しか知らないのでは！？と思えるほどの場所にぽつんとある源泉かけ流しの温泉施設で、空いているのにしっかりと身体が温まる炭酸泉、銭湯に近い雰囲気のスポットですが、泉質も人のまばらさもちょうどよい感じです。

タトゥーフレンドリーな温泉ですが、怖い人が来るという感じではなくファッションで入れている方が入る程度で治安は全く問題なしです。広い施設ではないので、混雑していなければ十分すぎるほどに満喫できる穴場スポットです。

尾白の湯

尾白の森公園「べるが」という施設の敷地内にある温泉です。市内の方なら大人410円、子ども210円で利用できる温泉で、銭湯よりも安くて、源泉露天風呂の「赤湯」や名水露天風呂「白湯」を堪能できます。内湯、寝湯、サウナなどもあるので、飽きずにお湯で温まれます。

直売所を含む売店ではおみやげもお野菜も購入でき、お食事処「白州庵」では食事も楽しめます。マッサージチェア、休憩スペースもありますので、のんびりゆったりと過ごせます。地域の方にも観光客にもおすすめできる絶好の温泉施設。

延命の湯

道の駅「こぶちざわ」の敷地内、奥にある温泉です。残念なのは、主に午後からしか開いていないこと。観光で早朝から訪れたとしても入れないので、一部の観光客にとっては我慢して素通りするしかない場所です。最初から狙って入りに来ないといけません。

大浴場、岩風呂、露天風呂と一般的な温泉と同じ湯はあり、PH7.42のナトリウムｰ塩化物・炭酸水素塩・硫酸塩泉。少し温度高めの45.8℃ですが、小淵沢は標高が高くて冷えることも多いので、ちょうどよい気持ちよさで帰れると思います。

甲斐大泉温泉 パノラマの湯

キャンプ場も隣接しており、露天風呂からの長めが確かに最高な温泉です。ただし、見える景色から富士山まで見れるかどうかは運…です。遠すぎて霞んでいる程度にしか見えないことも多く、近くの何もない緑と青空を眺められる点だけ考えて訪れたほうが良いです。

施設そのものはそれほど広くないです。大人数が入れる感じではないので、オフシーズンの利用をおすすめします。うまく行けば実質貸し切り状況で温泉を独り占めできる上に、かなりお手頃価格で宿泊もできます。

宿泊朝食付きは大人1人6300円、子ども4700円とそこら辺のビジネスホテル同等で、この土地の眺望もじい元さん野菜でできたお食事も堪能できる贅沢スポットです。

増富の湯

JR清里駅から車で早くても40分程度、金峰山に向かってがっつり山道を進むことになります。途中「みずがき湖」を通過し、本谷川に沿って走っていく山道ツーリングをする感覚です。昇仙峡奥にある金櫻神社方面からも、一応たどり着けますが全部山道です。

25度～37度の4種類の湯があり、源泉かけ流し、とんでもなく山奥のラジウム・ラドン温泉で実質パワースポットのようなものです。近くに「命の径」という森林遊歩道があるそうなので、先に森林浴を楽しんで汗をかいてからお湯を堪能するのが良さそうです。

まとめ

山梨県内にある注目すべき温泉の紹介で、ほとんどは日帰り入浴可能ですが、中には宿泊してでも入ってきて欲しいほどの良質な温泉もあります。それでも、源泉かけ流しで景色もよい所は日帰り入浴可能な所が多いです。まずは身近な温泉をお楽しみ下さい。