ダイソーのハイレゾイヤホン(500円)使ってみたレビュー
ダイソーのマイク付きハイレゾ対応イヤホン(MTN-23-12|G208|6071)税込550円は、コードが細いため音量が若干小さめに聞こえ、音質はきれいで申し分ないが音圧はちょっと弱く、エコーやリバーブも質はそこそこだが、重低音までは発揮しきれていない感じで、価格にしてはかなり満足できる音質でした。
ダイソーのハイレゾイヤホンは価格にしては良音質
ダイソーのハイレゾイヤホンをオーディオテクニカのCK350X、SONYのMDR-XB55というイヤホンと比較してみた所、音圧・音量感は4割から6割ほどで迫力が下がっているものの、高音も低音もまぁまぁ聞こえていて、音質は全体的に不快感はなく楽しめるレベルでした。
開封すると、上記画像のような感じでコードがおさまっていますが、取り外しにくいことはなく、コードはかなり細め。むやみに引っ張ったり、踏んづけたりしたら一発でダメになりそうなチープさを感じるくらいに細いコードです。
イヤホン本体部分
外観はそんなにはダサくはなく、耳につけていればあまり気にならないレベルで、私の場合は耳の形にも合っていて、耳に当たって痛いこともなかったです。とにかくコードが細いのが欠点というか、価格相応な点で、それ以外は特に酷い点はなかったです。
マイク部分にはボタンが一つ、マイクの使用は試していないですが、税込550円の品質でしょう。ボタン1回押しで音楽の再生・停止、着信時の受話・終話ができるとのことですが、機種によってはできないそうなのであまり当てにしないほうが良いでしょう。
プラグは3.5mmステレオミニプラグで、よく見かけるやつです。iPhone13とかiPhone15とかに使う場合は互換端子が必要です。携帯ゲーム機とか、ちびっこのゲーム機とかに使う分にはそれほど不便はしなさそうです。
ダイソーのイヤホン詳細スペック
ダイソーのマイク付きハイレゾ対応イヤホンのスペックは次のとおりです。
- 型式:ダイナミック型
- ドライバー:10mm
- 音圧レベル:100±3dB/mW
- 周波数帯域:20Hz~40,000Hz
- インピーダンス:18Ω±15%
- プラグ:3.5mm 4極ステレオミニプラグ
- マイク周波数:100Hz~10,000Hz
- マイク指向特性:全指向
- マイク感度:-42±3dB
- ケーブル長:1.2m
カラーは4パターンほどあり、白、黒、プラチナカラーと水色っぽいのがあった気がします。
主にカジュアルな使い方におすすめ
用途としては、音響界隈のガジェット系のような人たちが目指すものとは方向性が異なっており、カジュアルでライトなユーザー向け、音が聞こえれば何でも良いという人にとってはかなり高音質です。
- ラジオを聞くだけ
- タブレットで映画を見るだけ
- 旅先にイヤホンを持っていくのを忘れた
- 旅先に高いイヤホンは持って行きたくない
- 携帯ゲームの音を聞ければ良い
- ちょっと通話の際に使えれば何でも良い
など、ちょっとしたノイズや波形さえも気にするような人には向かないですが、カジュアルにどこにでも持っていけて、最悪何かの拍子に壊れてしまってもお財布にも心にもほとんどダメージがない高音質よりのイヤホンとしてちょうどいいです。