Canva for Teams(チーム)の料金の仕組み【完全解剖】

2023年6月9日

Canvaユーザー2人(どちらか1人がCanva Pro)がチームを組んだ場合、Canva Proプラン(12,000円)のユーザーはCanva for Teamsプラン(18,000円)になり、2人でカンパして合計18,000円のCanva for Teams(中身はProと同じ)を利用できるようになります。代表者(Canva Proだった人)が年額18,000円を支払うことになり、チームメンバー(Canva Free、または、Canva Pro)はサブスク料金を支払う必要がなくなり、チームメンバー(Canva Pro)には請求はなくなります。

 

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要約

「Canva for Teams」の仕組みを3行でまとめる

  • 代表者が「Canva for Teams」年額18,000円を立替で支払う
  • チーム内にいる「2人から5人」ユーザーに請求はいかない(Pro、Free問わず)
  • チームメンバーは代表者に電子送金でも現金でも良いので渡して”実質”割り勘

ということです。詳細、試した事などを以下に記します。理想は1人がCanva Proを契約、他の4人はCanva Freeでいい。Canva Proを契約した人が他4名のCanva Freeユーザーをチームに入れればOK。Canva Freeユーザーも「Canva for Teams」のチームアカウントであればCanva Pro同様の有償素材とサービスを使用できる。

 

Canva ProとCanva for Teamsの料金詳細

Canva Proは年額12,000円

1人でCanvaの有料サービスを利用する場合は「Canva Pro」の年額12,000円のプランになります。この時、Canva for Teamsを選んでも、1人でCanva for Teamsに契約できます。

 

Canva for Teamsも1人であれば12,000円(1人契約ができる)

この画像ようなディスカウント画面が出てきた場合、1人であればCanva for Teams12,000円で利用できます。

 

このディスカウント表示(割引表示)は、Canva for Teamsを1人で利用する場合のお話で、複数名チームに入れる場合は、総額年額18,000円に切り替わります。

※このようなディスカウント表示が出ても、2人から5人で「Canva for Teams」を12,000円で使えるわけではありません。


※通常「Canva for Teams」は2人から5人用のプランですが、1人でも「Canva for Teams」を使用できるとのことです。Canva公式からメールで回答頂きました。

1人で「Canva for Teams」を使う場合は上記画像(2つ上)のようにディスカウントされた年額12,000円金額が請求されます。


「チーム」と「Teamsプラン」を区別しよう

Canvaを1人で使っている場合は、

  • Canva Freeプラン(無料|無償素材のみ)
  • Canva Proプラン(年額12,000円|有償素材他)

での利用のみとなります。このプランとは別に「Canva for Teams」プラン(年額18,000円|有償素材他)というものが存在します。

 

Canvaの「チーム」とは

チームとは、Canvaユーザー同士が共同作業しやすくするために作るグループのことです。最初はみんなそれぞれ別々にCanvaに契約して1人親方みたいにしてCanvaを使っています。全員ぼっちです。

 

Canva Free同士で「チーム」を組む事もできますが、有償素材を使ってのデザインは可能ですが、有償素材が入ったデザインはダウンロードできないため、無償素材のみでデザインを作る必要があります。この場合、2名以上のチームを組んでいても「Canva for Teams」にはなりません。無料ユーザーなので。

 

「チーム」の中に、1人でも「Canva Pro」プランのメンバーがいると「Canva for Teams」プランという扱いに勝手に切り替わります。Canva Proプランだった人は年額料金が12,000円から18,000円に跳ね上がりますが、チーム内にいるCanva Freeのメンバー4人までは、Canva Proプランだった人の負担18,000円だけでCanva Proと同じ有償素材とサービスを利用できる(タダノリできる|あとで各自で現金手渡しか電子送金で割り勘して)ようになります。

 

Canva Proユーザー2人でチームを組む場合

Canva Proユーザー2人、または、1人Canva Pro&1人Canva Freeユーザーでチームを組むと総額18,000円の「Canva for Teams」プランに切り替わり、1人あたり年額9,000円の負担のみとなり「各自で割り勘すれば」年額負担が抑えられます。

 

Canva Proユーザー2人(Aさん月額とBさん年額)がチームを組んで、「Canva For Teams」プランになると、チームに招待したBさんのプランもAさんのプランも「Canva For Teams」となって両者に年額18,000円相当の金額で請求が届きます。二重請求になりますので、どちらか代表者のみがCanva Proの状態を維持し、どちらか1人は一旦Canva Free(Canva Proプランのサブスクを解除)になってください。

 

Canvaから来た返答メールには

With this, you have the ability to access Canva Pro’s features and have up to 5 members to your team without any cost.

As for your other concern, one of your team members is subscribed to Canva Pro via iTunes on their personal team. Their subscription on their personal account/team will not be affected by your own Canva for Teams subscription.

To further explain this, if you’re a solo member subscribed to Canva Pro, you will pay ¥1,500/per month and ¥12,000/per year. If you add additional members to your team, you will be automatically transitioned to our Canva for Teams plan which is ¥1,800/per month and ¥18,000/per year.


これにより、無料で Canva Pro の機能にアクセスし、最大 5 人のメンバーをチームに加えることができます。

もう 1 つの懸念事項として、チーム メンバーの 1 人が個人チームで iTunes 経由で Canva Pro に登録しています。 個人アカウント/チームのサブスクリプションは、あなた自身の Canva for Teams サブスクリプションの影響を受けません。

さらに説明すると、Canva Proに加入しているソロメンバーの場合、月額1,500円、年間12,000円を支払います。 チームにメンバーを追加すると、月額 1,800 円、年間 18,000 円の Canva for Teams プランに自動的に移行します。

メールに記載されている通り、AさんがProメンバーのまま、Bさんの「Canva For Teams」プランのチームに入る事ができますが、Aさんへの請求は続きます

 

Aさん(月額払い)のアカウントは、Bさん(年額)の「Canva For Teams」プランの影響を受けないということは、Aさん(月額)の契約がそのままCanva Proのまま続くということで、Aさんは「Canva For Teams」の料金になって、かつ、支払いを続ける必要が出てしまいます。この場合、Aさん(月額)はCanva Freeに戻ってしまえばいいだけです。

※Aさんがチームを外れて1人のCanvaユーザーになる場合は、Canva Pro版のプランを再開すればいいだけです。U-NEXTやDisney+のサブスクと似たような感覚です。

 

Canva Pro1人&Canva Free1人でチームを組む場合

1人Canva Pro&1人Canva Freeユーザーの場合は、Canva Pro登録者が全額を支払う係になります。Canva FreeユーザーはCanva Proの人に必要な金額を個人的に現金手渡しか電子送金してください。チームを組む場合はCanva Proの人がチームの所有者になる(Canva ProがCanva Freeユーザーを招待する)ようにしてください。

 

Canva Proは年額12,000円(月額だと総額18,000円)

1人でCanvaの有料プランを利用する場合はCanva Proを選ぶのが一般的で、

  • 年額12,000円
  • 月額1,500円(年間総額18,000円)

となります。Canva Proを長く利用しているユーザーは月額1,250円前後になっている可能性がありますが、アーリーアクセス特典のようなもので2023年現在に特別なディスカウントはありません。

 

珍しい例ですが、「Canva for Teams」を1人で使う場合も(可能っちゃ可能みたい…)

  • 年額12,000円
  • 月額1,500円(年間総額18,000円)

Canva Proの料金設定と同じになります。Canvaでは1人で使うならCanva Proでも「Canva for Teams」でも年額12,000円にする仕組みにしているようです。

 

「Canva for Teams」なら年額18,000円(全員の合計)|ここ地味に大事!

繰り返しになりますが、2人のCanva Proユーザーがチームを組むと、料金は2人で年額18,000円(誰か1人がまとめて支払う|それ以外の人は一旦サブスク解約で良い)に切り替わります。総額18,000円になるため、どちらか1人が年額18,000円を既に支払った場合は、もう1人のチームメンバーには請求する必要がなくなり、参加したチームメンバーはiTunesストア決済でもクレジットカード決済でも支払う必要そのものがなくなります。(Proプランを解約しちゃっていいってこと)

※Canva Pro(Aさん)のチームに、Canva Pro(Bさん)が加入した場合は、Canva Pro(Bさん)への請求はなくなり、全額をCanva Pro(Aさん)が支払うことになります。Canva Pro(Bさん)はCanva Pro(Aさん)に現金手渡しか電子送金で必要額を支払いましょう。

 

Canva Pro(Cさん)1名、Canva Free(Dさん)1名でチームを組む場合は、チームを組んだらCanva Pro(Cさん)が「Canva for Teams」プランの総額を支払うことになります。Canva Free(Dさん)は、チームアカウントで作業する場合のみ、お金をCanvaに支払うことなく、Canva Pro同様にCanvaの有償素材を使用してデザインでき、Canva Free(Dさん)が作った素材は共有しないとCanva Pro(Cさん)に見せられません。Canva Free(Dさん)の方はCanva Pro(Cさん)に現金手渡し、または、電子送金で必要な金額を渡すか、全額おごってもらうかしましょう。

 

メールでの公式回答

重要な所を抜き出して日本語に翻訳すると、

In your team, all the members will no longer pay for the subscription since you added them initially.

To give you a little context, whoever added the payment details for purchasing the Canva for Teams subscription will be the ones to pay for the entire team.


チームでは、最初にメンバーを追加して以来、すべてのメンバーがサブスクリプションの料金を支払う必要がなくなります。

少し説明すると、Canva for Teams サブスクリプションの購入の支払い詳細を追加した人が、チーム全体の料金を支払うことになります。

との回答をして頂きました。つまり「Canva for Teams」となるきっかけとなった「最初にチームの所有者」として他のチームメンバーを呼び込んだ人がチーム全体の料金を立て替えて支払う事になります。

※Canva Freeの人がCanva Proの人を呼び込む(あまりやらない方がいい|試してみるのはありだが…)と、おそらくCanva Proの人が「Canva for Teams」の料金を支払わないといけなくなります。もしくは、Canva Freeの方に警告か通知が出るはずです。

 

「Canva for Teams」契約の実例・決済金額

今回実際に起きたこと、試したことを順に説明します。元々Canva Proを使っていた人(Aさん)が、私に対し「安くなるらしいから使ってみてくれねぇけ?」と持ちかけてきました。私は元々他のデザイン業務で使用するツールがあったのでCanva Freeでも十分使いこなせていましたが、結構Canvaを使っていたので「Canva Pro」にしても損はないため、軽く「OK、わかった」とCanva Proに申し込みました。

実際に申し込んだ時の流れやスクショはコチラの記事


追記事項:この時点でAさんも私たちも仕組みをよく分かっておらず、Aさんは一番最初のこの時点でCanva for Teamsプランに切り替えられていた模様。Aさんは数年Canva Proユーザーだったので月額も1,250円と割安で済んでいたため、誰も事態に気づかなかった。


 

ネットの情報では「Canva Proユーザーが2人でチームを組むと支払いが安くなる」と書かれていたので、ひとまずCanva Proに加入しました。Canvaは過去2019年頃にメールアドレスとパスワードを漏洩する事故を起こしており、クレジットカード情報渡すのは怖いので、Paypal決済で年額で申し込みました。


追記事項:AさんのTeamsとBさんのTeamsが混在している状態になった。どちらにもTeamsプランがあるため、どちらにも請求が届き続ける事態になった。


 

トライアル期間は2023年5月30日に終了し、終了とともにPaypalにて、以下のように支払い済みになりました。

トライアル終了とともに「Canva for Teams」の料金年額18,000円を全額決済しました。この時、元々Canva Proとして支払いをしてきたAさんは、Canvaへの支払いをどうするのか???ということになり、混乱が生じました。

※安くなるらしいから、やってみてくんね?っつってやってみたら、なぜか全額俺が支払って、誘ってきたメンバー(Aさんは妻的な…ね)は負担額がゼロになるという不思議トリックが起きていることは一旦置いといて…

 

私が「Canva for Teams」の全額を支払いしてあるのに、Aさんにも請求が届いたらおかしい(二重決済)になるわけです。1ヶ月、2ヶ月くらいのラグがあるのは仕方がない(前月分の決済があるなど)ですが、Aさんに請求がいってはいけないわけです。

 

Canva公式に、Aなのか、Bなのかを問い合わせた所、答えとしては「A」の感覚が正しいとのことでした。

 

Canvaからのメール回答では「オーナーを含むチームのメンバー全員が18000円ずつ支払う必要はありません。」と回答して頂きました。つまり、私のチームに参加している2人から5人までのCanvaユーザーは、それぞれ追加の支払いをすることなく、「Canva for Teams」のプランを私のチームで使用できることになります。私のチームでは残り3人がCanva Proプラン同様の有償素材をタダで使える事になります(…私の負担で|他のチームメンバーはProを解約しちゃってもいい)。

 

Teams2個の混在と二重請求状態の解消

Aさんのチームからメンバーを消してAさんのみのアカウントを作る必要があります。チームから関係ない人を削除すればいいだけで、この場合デザインの所有者がAさんなのでデザインが消えることはありません。

 

これはAさん(Canva Pro|現在はTeams)のチームでCanva Freeユーザーが1人、私が1人いますが、この2名をAさんのチームから消します。そうするとAさんだけのアカウントになるので、既にTeamsになっちゃってた人はCanva Proに戻るはずです。

 

これは私の「Canva for Teams」プランのチームです。このチームの中にAさんも入っています。Canva Freeユーザーも1人います。このCanva Freeユーザーも私の「Canva for Teams」チームアカウントの状態であればCanva Pro同様の有償素材を使ってデザインできます。

 

AさんがProアカウントの時に作ったデザインを、私の「Canva for Teams」チームアカウントの方に「別のチームにコピー」で渡す(私はそのデザインを見れない、私個人に共有されない限り)ようにしてやれば、私の「Canva for Teams」プランでそのデザインを使用できるので、AさんはProを解約しちゃってOKで、Pro版で作ったデザインは私の「Canva for Teams」のチームに受け渡し、「Canva for Teams」のチームアカウントの方でデザインを作成・編集すればいいわけです。

 

「Canva for Teams」は誰かが代金を立て替える方式

つまり「Canva for Teams」に入っているチームメンバーが、それぞれCanvaに毎月、または、毎年支払いをするわけではなく

 

代表者(正確には「チームの所有者」)が、Canvaに「Canva for Teams」プランの料金、年額18,000円を支払って、他のチームメンバー(Canva FreeでもCanva Proでも)は代表者に電子決済でも手渡しでもギフトカードでも何でもいいので、代表者に各自負担分の金額を渡せばいい感じです。

  • 2人チームの場合:1人年額9,000円
  • 3人チームの場合:1人年額6,000円
  • 4人チームの場合:1人年額4,500円
  • 5人チームの場合:1人年額3,600円
  • ※1人での利用の場合:12,000円自己負担

もちろん、会社内のデザイン部署(社員5人)で「Canva for Teams」を使う場合は部長、または、会社名義で「Canva for Teams」の18,000円を支払って、Canva代金は経費として換算し、社員は何も支払わなくて良いという使い方が可能です。6人以上で分けて使う場合には料金総額は少し増えますが、1人あたりのデザインツールソフト代金というか、1人あたりのコストは減ります。

 

簡単にまとめると…

簡単にまとめるとこの画像のような状況でした。引っかかったのは

Canvaに支払う年額18,000円をどう支払うの?

ということでしたが、今回、私が全額まとめて支払ったので

 

Canva公式からの回答をもう一度、以下で確認しながら読み解くと、

  • 安くなるらしいで!?と持ちかけてきたAさんはタダになる(なんならCanva Freeでもいい)
  • チーム(最大5人まで)の総額が年額18,000円(俺が払った|誰か一人がCanvaに全額払えばいい)

ということです。チームに参加するメンバーはCanva Freeでも、iTunesストア決済で支払っていたとしても、クレジットカードで支払っていたとしても、月額でも年額でも関係なく、

  • 年額18,000円支払った人がいるチーム所有者のチームに入れば
  • チームに招待されて入った人はCanvaにお金を払う必要はない(俺が既に払ってるからな!)

ということになります。

 

Canva的には、AさんがCanva Proユーザーでなくなり、Canva Freeになって私の「Canva for Teams」の中でデザインをすると赤字なわけです。大っぴらに料金の仕組みを分かりやすく教えてくれないのには理由があるっぽいです。「Canva for Teams」の私のチームに入って、チームアカウントでデザインを編集すれば、Canva FreeユーザーでもCanva Proの有償素材を使えるんですから。


以下、Canva公式からの回答再掲。

In your team, all the members will no longer pay for the subscription since you added them initially.

To give you a little context, whoever added the payment details for purchasing the Canva for Teams subscription will be the ones to pay for the entire team.


チームでは、最初にメンバーを追加して以来、すべてのメンバーがサブスクリプションの料金を支払う必要がなくなります。

少し説明すると、Canva for Teams サブスクリプションの購入の支払い詳細を追加した人が、チーム全体の料金を支払うことになります。

Canvaからのメール回答を紐解くと、Canva Proで利用している人は、いったんCanva Proを解約してしまってもOKで、デザインは「Canva for Teams」のチーム(今回の場合は私のチーム)に共有してしまえば、Canva FreeユーザーでもCanva Pro同等のことを「Canva for Teams」のチームアカウントでできるで?ってことをそれとなく伝えようとしている…???大っぴらには言いづらいのか???

 

四半期ごとの調整とは?

年に3回ほど、Canva Proに加入しているチームメンバーを「残す/削除する」タイミングがあるとのことです。

2023年5月30日~2024年5月30日までの契約の「Canva for Teams」5人のチーム(A、B、C、D、E)から、誰か1人(E)をチームから外すと

  • 4人の「Canva for Teams」が残る(変わらない)
  • 1人のEさんはCanva Proとして年額か月額払いに切り替わる(請求が始まる)

ということのようで、この場合、Eさんが既に2023年5月30日~2024年5月30日のCanva Proの代金を支払っていた場合

  • Eさんに一旦年額分(月割り?日割り?)の一部は返金される
  • 次の請求が少し先延ばしになる(2023年5月30日から2023年8月30日までチームにいた場合は、2024年9月1日に年額払い)

というような感じになるようです。ここははっきり言って何言ってるんだか私もよく分かりませんが、現状それほど重要ではありません。

 

チームメンバーから徴収する金額調整

つまり、Eさんは3ヶ月しか「Canva for Teams」にいなかったので、Eさんがそのチームに渡す金額は900円(年間3,600円なので)のみで良いということになります。

 

逆に言えば、「Canva for Teams」の代表者は3ヶ月しか在籍させなかったEさんから3,600円を受け取ったら受け取りすぎとなりますので、2,700円をEさんに返金しなければいけません。

 

おそらく失敗しない「Canva for Teams」契約方法と使い方

以下、あなたがCanva Freeユーザーだとして「Canva for Teams」になる場合のやることリストを箇条書きで記載します。

  • あなた以外のCanvaユーザー(Canva Freeでいい)を募る
  • 加入する予定の4人からそれぞれ3,600円をもらう話を先につける(現金でも電子送金でも)
  • あなたがCanva Proユーザーに契約する
  • あなたのチームに4人のユーザーを招待する
  • 加入した4人からそれぞれ3,600円を受け取る(現金でも電子送金でも)
  • あなたのチームアカウントでデザインを作ってもらう

これで、「Canva for Teams」を最もお得に使える状態になります。あなたはCanvaに年額18,000円を支払う事になり、かつ、ユーザーの数に応じてカンパした金額を、あなたのチームに参加しているメンバーから直接現金で受け取るか電子送金してもらうだけです。

  • 2人チームの場合:1人年額9,000円
  • 3人チームの場合:1人年額6,000円
  • 4人チームの場合:1人年額4,500円
  • 5人チームの場合:1人年額3,600円

既にCanva Freeの人とチームを組んでいるCanva Proの人は、Canva Freeの人から必要金額を受け取る説明をする必要があり、理解してもらう必要があります。理解してもらえない場合はチームからそのCanva Freeの人を削除してください。

 

私の「Canva for Teams」チームからメンバーを削除する場合、そのメンバーの権限を管理者にしてからデザインを転送できるようにしてあげても良いです。

※下にある「チームからの削除のみ行う」を選ぶと、Canva Freeの人(または、この私の「Canva for Teams」チームアカウントでデザインを作成してた人)はそのデザインをすべて失います。Canva Freeの個人のアカウントの方にあるデザインには影響しません。あなたがとても優しい人で、デザインを転送してあげた場合、Canva Freeの人は、Canva Proプランを契約しないとそれまで使えていた有償素材・サービスは使えません。あなたは何も悪くありません。

 

最後の確認をして「削除」をすれば、あなたのチームから必要ないメンバーを除外できます。Canva Pro使用権限を貸してあげているような感覚ですね。

 

Teamsから削除されると、相手にはこのようなメール通知が届きます。

 

この画面は削除された方のCanva Freeの人の画面です。私の「Canva for Teams」チームアカウントは、Canva Freeの人の欄には表示されなくなります。

 

Canva Pro1人、Canva Free1人のチームの場合、あなたがCanva Freeの1人をチームからはずせば、Canva Proの人は18,000円ではなく、12,000円の請求に戻るはずです。めんどくさい喧嘩やトラブルにならないように気をつけましょう。この場合、Canva Pro代金を支払っている人が偉い人です。立場をわきまえていないCanva Freeユーザーがいる場合は分からせてやりましょう。もしくは、さらっとあなたのCanvaアカウントを解約して、適当な言い訳をして別のアカウントを作り直してあなただけのCanva Proアカウントを作ってデザインに集中しましょう。

 

 

チームを組んでもソロアカウントのデザインは消えない

結論、ソロアカウント(Canva Free、または、Canva Pro)で作ったデザインは、他の人のチーム(「Canva for Teams」プランになっているチーム)に入っても消えることはありません。

 

ここで、Canva Freeのアカウントを私のチームに入れてみます。招待を受けた方は、上記画像のように表示され「招待を受け入れる」ことでチーム参加を承認できます。

 

チームに参加するとパソコンなら左上、スマホなら左上の「三」から自分のアイコンをタップして、チーム選択の画面が出てきます。

 

「Canva for Teams」プランになっている「チーム」の状態であれば、Canva FreeユーザーでもCanva Pro同等のデザイン作成ができます。

 

これはCanva Freeのアカウント(右上アイコンが二重になってる)が、「Canva for Teams」のチームの状態(左上の枠のとこ)でCanva Proじゃないと出力できない素材を使ってデザインを作って、デザインを出力できることを確かめた後の画面です。「Canva for Teams」に入っていればCanva Freeアカウントの人でもCanva Proの内容を利用できるようになります。

※王冠アイコンは付いてるけど出力できます

 

左上の枠から「Canva for Teams」のチームではなく、自分自身のCanva Freeプランのものを選ぶと、Canva Freeのときに作ったデザインを確認できます。

 

信頼できない人とTeamsを組んで料金を直接取引しないで

Canva Freeの人が、ネット上で知らない人の「Canva for Teams」プランに入れそうだという話になり、Canva Freeの人が知らない人の「Canva for Teams」プランに入ったとします。この時点で相手に詐取されるのは

  • メールアドレス
  • 氏名(場合による)

などの情報です。無料で「Canva for Teams」プランに入れてもらえているだけならば何も問題は起こらないです。問題は入った時に1人分の年額相当3,600円を満額支払って、以下のようになった場合です。

 

悪意があったネット上の知らない人の「Canva for Teams」プランから1日でチームから削除されたら、あなたは1日で「Canva for Teams」プランを使用できなくなります。あなたはCanva Freeプランなのだから当然です。しかし、年額相当の3,600円を支払ったので、これは明らかに支払い過ぎで詐欺にあたります。この場合は「Canva for Teams」プランの人が犯罪者です。1日しか「Canva for Teams」プランに入れていなかったなら、3,600円を365で割った約10円のみを徴収し、それ以外の金額は返金しなければいけません。

 

こうなった場合、Canva側が取れる対策はほとんどなく、連絡途中のスクショ、決済前後のスクショ、「Canva for Teams」に入った日付の分かるスクショ、「Canva for Teams」から削除された日付の分かるスクショなど証拠がなければ訴えも起こせず、Canva側も悪質ユーザーのBANができません。詐欺にあって、3,600円盗られて、泣き寝入りになります。

 

信頼関係がない知らない人の「Canva for Teams」プランのチームには入らないようにしましょう。一番安全なのは、あなた自身が誰か4名(Canva Freeで、あなたに年額3,600円を受け渡してくれる人)を募集し、あなたがCanva Pro、かつ、「Canva for Teams」プランの所有者になることです。これが一番安全で確実です。

 

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Posted by Genussmittel管理者