山梨の梅園「不老園」観光レポート・穴場紹介|GoogleローカルガイドLV8
山梨県甲府市にある梅園「不老園」へ観光してまいりました。今回は不老園の観光レポート、穴場紹介、独自のストーリー紹介と不老園グルメの紹介を含んでいます。不老園のお蕎麦、大判焼き、おでん、りんごのドライフルーツなどぜひ味わっておいて欲しいメニューも体験してきました。
山梨の梅園:不老園入り口へ
不老園へは車で行ってきました。駐車場は無料でした。写真にもありますが、大人は500円、子どもは200円で入場できます。開演時間は午前9時から午後5時までです。観光グループには割と人気かも。
不老園近辺の観光案内もありましたが、行くとしてもせいぜい善光寺かなと思います。武田信玄のなにかがあると噂の善光寺で、胎内めぐりするところもある有名な善光寺です。
不老園:GoogleMAP
不老園:詳細スポット情報
不老園の詳細な情報はこちらを参考にしてください。春、2月~3月しかオープンしてません。桜を見たい場合は小瀬スポーツ公園か、甲府駅近くの舞鶴城公園、山梨大学より北にある武田神社へ行くと良いでしょう。
不老園に入るとこんな感じ
最初にこのチケット売り場でチケットを購入します。
園内はだいぶ山道、急斜面があります。地面の石畳に砂がかかっていて滑りやすい所もあります。園内専用の杖を使うと少し歩き回りやすいです。
チケット外観とMAP写真
大人向けの不老園のチケットはこんな感じです。子供向けのチケットはこの半分くらいのチケットです。
不老園は、この写真の地図で左下から反時計回りにグルンと一周するのが順路のようです。人が少ないので逆流しても基本大丈夫かもです。
梅の写真紹介
出だしから「サクラ」なんじゃないかと思うのですが、梅園にあったので、もしかしたら梅の花?なのかもしれません。私は詳しくないので。
天気があまり優れない日だったので写りは少し暗いですが、お花はきれいです。
白い梅の花もいいですね。個人的にはちょっと真ん中がピンクなこの花が一番好きかも。
鮮やかで小柄なかわいらしさと遊び心を感じる梅の花もありました。元気な女の子って感じの印象の梅の花ですね。
こちらの梅の花は30台後半くらいの落ち着いた大人の魅力を持つ着物を着た女性のような梅の花です。個人の感想です。
甲府盆地を覆い隠すように咲き誇る梅の花。なかなかに趣ある風景でした。少し覗いて見える甲府盆地がまた良い絵になっています。
発掘!不老園グルメ
体に染みるそば
最初の休憩所あたりにあるお茶屋?みたいなところで、おじさんが暇そうにしてたので注文しました。大判焼きと飲み物を少々、そして、私の勘で、こういう所のそば・うどんは地味に上手いだろうと思って、お蕎麦を注文。
七味をかけてツルッと、さっぱり、少し肌寒い空の元、梅の花を眺めながらのあったかいお蕎麦は身にしみます。やはりうまかった!!
次に不老園に行く時にいるかどうかは分かりませんが、この100円ショップクオリティの招き猫がなかなかいい味出してました。
おでんうますぎ!
こんな感じのおでんで500円です。あまり人が来ない場所で、必要以上に煮込まれたおでん、もんんんんのすごくおいしかったです。
中腹ほどにあったのが、もう一つの食事処。ここにものすごいグルメが隠れていました。少し価格は高めですが、食べないともったいない「おでん」と梅ジャムを発掘しました。
お店の人はすごく感じのいい熟女で私には嬉しいサービスでとても人情を感じる接客スタイルでぜひ立ち寄っておいて欲しい場所です。
梅関係のおみやげなどもここで購入できますので、要チェックです。3000円くらい持っていくと良いかもしれません。
手作りりんごドライフルーツ
とっても接客上手なおじさんがやっている屋台を発見しました。最初は素通りしたのですが、ここも私の勘がピキーッン!!って反応して、おでんを食べたあとでこちらに立ち寄らせて頂きました。
りんご5個から7個分くらいが入っているごつごつしたりんごのドライフルーツ1袋で1000円です。高く感じるかもしれませんが、これは1000円以上の価値がありました。
こちらのおじさまにこのりんごのドライフルーツの作り方を伝授してもらいました。
- りんごの皮をむいて重量計測
- 量ったりんごの10分の1の水を用意
- 一緒に鍋に入れて弱火で煮込む
- 1時間くらい煮込んだらじっくり冷ます
- 冷めたらレモン汁と砂糖をガッツリ入れてまた弱火で煮込む
- 煮込んだらまた冷やしてネットで乾燥
- 3週間から1カ月で粉吹きプルプルのりんごドライフルーツ完成
順番が違ったら申し訳ない。ジャムやコンポートを作る途中で、ジャムの出来損ないにしてから、お砂糖とレモン汁で調整してこの状態になるようです。
これも見かけたら買いです。わさびのやつはお酒のつまみに最適な味で、小6が食べてもそんなに辛くないおいしい風味でした。サンザシはちょっと微妙。
不老園の穴場スポット
梅天神という社がありました。お参りしてから散策すれば梅の神様が見ててくれるかもしれません。
絵馬もありました。願い事ここで書いて吊るしていってくださいませ。
なんだか不穏な山を発見しました。毛が無い山だなんて。
写真に見える3連に連なる山の一番奥に霞んで見える所が毛無山だそうです。
平成31年よりも100年?近く前、不老園で飼育していたたぬきがいたそうな。
たぬきを飼育していた理由は、たぬきが井戸に落ちてしまって、それを助けたのがきっかけだそうです。人と動物のぬくもりや交流を感じる温かい場所です。
不老園には、今の山梨を作り上げた財閥、富豪の名前が連なった書物もありました。甲州印伝の関係者、岡島、山交、オギノなど山梨の当たり前を作った人々に感謝できるのが不老園です。
不老園は、不老不死の入り口になるとして名付けられたそうです。おかげで私はもう年を取りません。永遠の28歳です。
ここはおでんを食べられる食事処に近いスポットです。ここの風流な雰囲気の中で食べたおでんは最高でした。山梨にこんな場所があったとは、知らなんだ。
人のぬくもり・穏やかさと梅の美しさに触れて
訪れる人も、スタッフも梅に癒やされてか、とても穏やかで、非常に雰囲気の良い場所でした。梅の時期だけしかオープンしてないのも、また、良いのかもしれません。
2月末に行くくらいがちょうど良さそうです。