権力が暴走している時に一般人・市民にできる対抗策&自己防衛策
歴史的に見ても分かるように、権力、政府というのは暴走するものです。普通の人間が人を支配できるわけがなく、傲慢さやおごり、自惚れが生まれてそれを自身で抑制できない権力者が上に立てば色々終わります。そんな時に一般人、一般市民にできる自己防衛策、対抗策、闘い方を少しまとめました。対策はお早めに。
権力とは
権力とは、他人を支配して、他人が望んでいない行動をとらせる力のことを指します。映画でよくあるのは家族や大切な人を人質に取るとか、金銭取引などで買収するとかですが、実際の世界では法律で人を縛って、それに従うように仕向けるのが権力暴走時に起こることです。法治国家においては特に、法律を変えてその国の下部組織を根こそぎ支配するのが一般的です。
なぜ権力が暴走するのか
精神力が弱く、自己評価が低く、倫理観の欠如しているものが上に立つ時、権力が暴走します。ある宗教団体などは、知識・知能レベルの低いTOPを上に立たせて、影からそのTOPを操ることで国を一つ支配しています。この宗教というのは、世界各国の様々な宗教がこれまでやってきたことで、キリスト教でもイスラム教でも、日本においてもこの手法が取られていました。
宗教で価値観を支配した人を国のTOPにすればいいだけなので、これは非常に簡単な上、宗教という語られにくい団体の中は、黒幕としては最高の隠れ蓑です。国の頭はすげ替えられるので、その悪意ある支配をしたい宗教団体がいる限り、権力による支配は終わりません。時に、結社が扇動していることもあります。
個人での抵抗は避けて
権力が暴走している時、その権力が支配しているのは
- 軍隊
- 警察機関
- 裁判所
- 水道・電気・ガスライフライン
- 市役所・行政サービス
- インターネット
などです。そのため、個人で抵抗しても、権力で都合よく捻じ曲げた法律と、言いなりになる警察機関、軍隊の存在があるため、捕まって牢屋に入れられて終わりです。個人、または、少数のグループで戦っても無駄です。
敵を知る
権力はそもそも集団組織
現代において権力というのは、一般人においては会社、活動家においては政府です。こうした権力には必ず裏があり、どんなにすごく見える人でも、所詮人ですので、その地位を確立しておくのに必要な何かがあるものです。
権力が暴走している時、その下部組織も暴走しているように感じるかもしれませんが、たいていはそんなことはなく、理性を保ち、嫌々ながらも従わせられている場合が多いです。権力暴走中は組織構造をよく調べて、自浄能力があるところ、自立している組織、脆弱な組織などを見抜いて弱点となる部分を見つけましょう。
集団になっているものほど弱点はハッキリ見えるものです。サイバー攻撃でもそうですが、一斉攻撃などをするためには統率が必要で、その統率には共通点が必ず存在します。サイバー攻撃ではその共通点がちょうど弱点になるので、集団は弱点さえ先に見つければ対策が取れます。
捏造と改ざんは必ず起こる
権力が暴走している時、必ず起きるのが捏造、改ざん、偽装です。政府が権力として暴走している時は、その政権そのものがすでに国家転覆を図っているようなものなのですが、法律の捏造や解釈の変更などをしていきます。こういう時、権力は民衆が団結するのを恐れるため、集団行動権を抑制し、集団で行動する場合は事前告知を必要とするなど支配体制を整えようとします。
公文書や公的文書はその公的組織において絶対の信頼に値するもので、統計データやアンケート結果などもこの公的な文書として捏造がないと言えるから信頼できるのです。しかし、これが捏造され始めるとマーケティングのようなビジネスはおろか、教育や家庭生活でさえも危うくなり、経済も混乱していくようになります。
武力行使・警察組織悪用も起こる
権力が暴走している時に、その権力が求めるのは「権力構造の保護」です。大勢の人を支配する立場になると、民衆の反発や蜂起、権力というお高い位置からは見えない水面下の動きなどを恐れるため、警察組織、軍隊に関する法律を変えて、権力をしっかり守るように仕向けつつ、従わないものを解任するようになります。
身内やお友達関係ばかりの政権、反論する人でさえも近くに置かない、民衆を恐れるようになっている政府、組織、会社はすでに権力暴走の末期です。我利我利の精神で維持される組織は腐敗し、自利利他の精神で維持される組織は長生きします。
指導者本人はかかしの場合が多い
権力者というのは狙われるのを避けます。一国のリーダー、会社の社長などで権力を持っているように見える人の「かかしである割合は高い」です。権力者として民衆が認識している人そのものは、権力の中心ではなく、たいてい裏で支えている組織があります。
たいていは宗教や思想に関係する組織が裏にいます。これらの裏にいる人というのは、無駄にプライドが高い人、欲望のほとんどが支配欲に振り切っている人という共通点があり、相当こじらせた、世間では頭がおかしいと言われる人である場合が多いです。そのため、裏を潰さないと権力者がいなくなっても、また、次のが湧いてきます。
黒幕を見極めること:たいてい宗教系
権力が暴走している時、多くの場合、かかしになっている権力者そのものはターゲットにしても意味がありません。黒幕がいますので、それを潰さないと権力構造は何も変わりません。権力がある立場の者が恐れるのは「民衆の蜂起と後ろ盾の崩壊」です。所詮、人ですので突くべきところを突けば組織は簡単に瓦解するんです。
己を知り対抗する
地道に集団・同盟を組織して
個人でこの権力組織に対抗するにはアイアンマンとか、スパイダーマンとかに匹敵する圧倒的な武力・科学力が必要です。しかし、個人、しかも、一般人がそんな事はできないので、権力組織、権力支配が嫌だと感じる人を集めて、組織しましょう。
この時のリーダーをきちんと選べるようにしないと、勝利したあとまた支配欲にかられた新リーダーが腐敗を生むので、権力構造と同じく黒幕・仕掛け人と、表立って活動するリーダーはわけて組織した方が良いです。大勢の注目を浴びるリーダーは交代できて、黒幕がそれらの腐敗を止められるような構造にするのが理想です。
まぁ、この構造すら腐敗すると今の世界のように全体的に腐っていくのですが。人間ではなく、倫理AIや神と呼ばれる存在が後ろ盾・黒幕であるのが理想で、もっといえば物理現象として太陽や月を絶対の神をするようなやり方のほうがマシです。
正攻法は通じない
権力組織に正攻法は通じません。権力組織はすでにずる賢く、如何なる手段も講じてその構造を維持していますので、武士道のようなもの、猪突猛進、正面突破は通じません。罠や二重、三重のトラップを講じた上で、正面突破するならまだしも、何の計画もなく、怒りに任せて猪突猛進しても勝ち残れません。
この場合、組織だって戦略的に、権力支配をしているものに対して情けをかけず、徹底的に進めましょう。バックに付いている組織を見つけ、その組織を先にダメにしないと意味がないので自己破壊するような仕掛けをするのが一番低リスクなやり方になります。
こうした連中は、プライドの高さ、支配欲の強さ、あわよくば自分がリーダーになりたいという気持ちなどに付け込んでやると自己消滅させやすいです。民衆に対して言われる倫理的に良くないとされる二枚舌や仲違いさせる手法、流言飛語(フェイクやデマの類のこと)はこうした時に活用できます。
黒幕の対抗勢力を味方につける
たいてい黒幕となる組織には対抗勢力があります。必ずあります。プロテスタントとカトリックとか、シーア派とスンニ派とか、右と左とか、対抗勢力となるものを見極めて味方につけましょう。これができれば、かなり大きい力、勝因を手にれられたことになります。
ただし、高い確率でこの黒幕に対する対抗勢力の中には「権力側のスパイ」が隠れています。一番大変な立場を買って出ているもの、秘書、副リーダーに当たるものなどは特に警戒すべきです。スパイの能力は高いので、普通の人では処理できない複数の作業をこなしているものほど疑うべき存在です。
もちろん、それが「権力側のスパイ」ではなく、第3勢力のスパイであることも多々あります。国で例えれば、アメリカ、ロシアの諜報活動に、こっそり中国が参加してた、みたいな感じです。サイバー犯罪のときもこうした裏側のことは事前に警戒して対処するんです。
大企業や組織を味方につける
経済力のある理解ある企業は、権力構造が崩壊することで多大なる民衆からの感謝と信頼を受けられることが分かっています。そのため、ビジネスライクな大きい企業ほど、長いものに巻かれますし、時勢を判断して権力に対抗する勢力に対して、協力的になることも多いです。
インターネットと水面下の情報戦
インターネットの世界は、まだハッカー、クラッカーともにちゃんと理解していて、上手に立ち回っているも者が少なく、水面下の情報戦、諜報合戦をするのが当たり前です。今、このページを見ている人ならば実感していると思いますが、インターネットを介した情報戦は個人でも戦える土俵として非常に大切です。
これを理解しているため、権力支配をしている者は、真っ先に検閲をしたがります。なにかきっかけがあれば、ブロッキングしたがるとか、法律を変えれば検閲できるとかいう流れがある場合は、情報戦させたくない権力構造があるということでもあります。
行動は同時多発・複数箇所・一斉に行う
個人、民衆が権力と戦う場合、組織的に同時多発的に対処しなければいけません。離れた場所も含めて一斉に動くのが基本です。警察が違法風俗店を検挙するときも同じでしょ?権力構造はそれを構成する一人ひとりにはあまり力はないので、ばらばらになっている時に、令状などを見せつけつつ、証拠を取りながら同時に言質を取るなどすればイチコロです。
権力支配の黒幕も同じく同時に行動を起こして、対抗勢力をぶつけます。近年なら、YouTubeライブで全世界配信でもしながら言質を取れば、権力組織、裏の組織もそれ以上維持されることはないでしょう。
法律を常に味方につける
弱者でいることは、法的に非常に強い保護を得られることがあります。民衆・一般人を政治家や権力者が攻撃していれば、それだけでその政治家、権力者はボコボコに叩かれて仕事は継続できなくなります。
最低限、行動に移したあとも法律に沿って処断、同盟保護できるように心がけておき、理論武装して戦うというのは非常におすすめです。弁護士は、こうした時に最も活躍する存在ですが、権力構造に染まっている可能性のある裁判官はあんまり信頼できません。
内部告発者を生みやすい環境を用意する
権力構造下でも、自己保身が保証されるのであれば喜んで内部告発するという人は多いものです。世の中には悪いことをする人のほうが少ないのです。内部告発者が求めているのは、同じ収入、同じ立ち位置の他、家族がちゃんと保護される環境などを求める事が多いです。
権力構造下の中でもしばらくはバレずに活動していけるように、完全匿名、完全極秘で情報提供できるように密かに取引できる状況を用意するのももちろん大切です。居酒屋とか、バーとか、会員制クラブとかは、一般企業レベルでもそんな取引をするのに都合が良いのでお金持ちに利用され続けるのですよ。
メディアで容赦なく拡散する
これも同時多発的に行う必要がありますが、できるだけ多くの民衆に、権力組織の思惑や悪意を伝達することで民衆は一気に加熱して蜂起の色を帯びます。ニュース、新聞では遅いですが、今のネットニュース、Twitterなどはこの一瞬拡散の役目を担える状況にあります。
旧時代に比べると革命が起こしやすい状態で、このメディアも権力構造と戦うのに大いに役立ちます。今でもTwitterで、ブラック企業の最低な社長を逃げさせない、言い訳してもその嘘がすぐに分かるくらいに大衆の監視がある状態に炎上することがありますよね。権力支配者に対して、これは非常に有効です。大勢の人間が集団で行動するのは、権力者が一番恐れることです。
まとめ
このページでは革命や蜂起を推奨するものではありませんが、ブラック企業との闘い方、古い体質のまま変わる気のない腐敗した学校上層部との闘い、腐敗している政治組織や政府組織の改善に使える知恵です。民衆、一般人でも最低限「敵」の要素を把握していれば自分を守る方法が見つかるはずですので、頭の片隅に置いておいてください。