献血|善意とビジネスの狭間で「あなたの血」は売られている【献血には行け】

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2019年10月頃にTwitter上で、献血推進ポスターのイラストがけしからんということで話題になっていました。献血がひどいという批判ではなく、献血ポスターのイラストが良くないという事でイラストだけにスポットライトがあたっていました。議論する所そこじゃないだろう、という私個人の知識と真実といろいろな事情を織り交ぜて、献血ビジネスを解剖します。

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結論:献血には行こう

献血に行く理由は、いろいろあるけど、結局血液が必要だからです。もし、明日、自分は何も悪くないのに、青信号で歩道を渡っていただけなのに、暴走したプリウスが自分に突っ込んできて大怪我を負ったとします。(渋谷で実際に起きたよね。)

 

この時に、輸血できる血液がなければ、私はどうであれ治療してもらえません。これは紛れもない事実です。誰かの善意と、献血と血液を集める仕組み、血液を少しでも長く保管する技術、コスト、人件費、研究があるから、輸血に頼れるんです。

 

需要と供給の問題があるから、一瞬だけいっぱい血液を集めても保管できないんです。常時、一定数の血液が必要なんです。だから、ジャニーズやSMAP、グラビアアイドルなんかが、各献血センターで献血しました!なんてやっちゃうと集まりすぎて、血液が無駄になっちゃう。コンスタントに、継続的に血液が必要なんです。

 

子どもを出産した後にも、外科手術をするときにも血液が足りなくなります。この時にも輸血が必須です。この輸血がなければ私の母は、私を生んだ時に亡くなっていたかもしれないんです。誰かの善意があったから、私も母も生きてるんです。

 

輸血、血液、献血に関する諸々の問題は、生命の価値に比べたらぶっちゃけなんてことはない問題です。イラストがどうとか、宣伝方法がどうとか、血液が売られているとか、もうそういうのどうでもいいんです(タイトル回収)。生きろ

 

献血は「生きて」という誰かへのメッセージです。誰に届くかはわからないし、無駄になっちゃうかもしれない。でも、絶対に必要なんです。肝臓だけじゃおいつかない時があるんです。献血できる人は、本当に、思い出したときだけでもいいから献血に行ってあげてください、誰かのために。もしかしたら、それが、巡り巡って自分のためになるかもしれません。

 

私は24回達成、また始めるかな

献血は一時期めっちゃ行ってた。ただ、仕事柄、セキュリティだの何だので貧血状態を作れないなどの事情で、ちょっと離れてた。

 

余裕がある時は成分献血を勧められる。スタッフのお姉ちゃんがかわいいなっていう理由(すみません…)で行ってたこともある。マンガも読めるけど、そんなに…ね。

 

アイスが食べれるのが地味に嬉しい。主に、一緒に連れてったちびっこが漫画読んで楽しんでたな。俺よりくつろいでたな。大人しくしてられる子どもなら一緒でもいいかもね。

 

ポスターの何が問題だったのか?

イラストはこちら

問題の箇所は自主規制してあります。何のマンガの何のキャラクターなのか、私は本当に分からない。個人的には、まぁ、パフェが美味しそうって所と、メロンソーダの氷の作画すごくない?ってのが一番に来て、背景がらきすたかなにかで見かけたなってのが二番に来て、三番目にキャラクターが八重歯だな(だったっけ?)っていう感想。

 

確かに大きい。でも、そこはそんなに問題じゃなくて、個人的にひっかかったのはセリフ

 

煽るセリフは事業の性質上不適切だったね

まず、ボランティアで血液をくれようとしている人に「未経験なんすか?」は言ってはいけないし、プロモーションにならない。このキャラクターを私は実際知らないわけで「何言ってるの?」ってなります。

 

ボランティアと善意で血液をくれる人に対して「煽り」はあまり良い感情は与えない。このポスターを見るのは男女いて、しかも、オタクだけではないのだから、せめて

 

「え?先輩、パフェ食べたいんスカ?…献血サラッとできるような先輩だったら、おごってあげてもいいっすけどね?」

 

みたいななんかこう、分かる?パフェ、生かそうぜ。っていう感覚。

 

あの、分かるよ。ちょっと後輩のかわいい子に蔑まれて、煽られて、でも、別に経験者ですけどっていう返しでなんかこう、ね。分かる。分かるけど、適切かどうかと言われると、たぶんちょっと違うんだ。

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輸血に関する薬価・費用はこちら

細かいことは言わない。ただ見て。

思いっきり批判したい人が怒りをぶつけるとしたらここですよね。ボランティアから無料で血液を取り、有料で売るとは何事か、という議論がここで起こるでしょう。

 

いったん

落ち着け

 

お金だけで見ればね。実際に、血液を安全かつ衛生的な状態で、採取、収集、長期保管するのは想像以上に大変で、慎重です。

 

採血できるようになるまでに、4年~6年の学習期間と多大な我慢と試験を乗り越えた看護師・医師が、精密で慎重に製造された採血装置を使用してようやく血液を採取、保管できます。血液で稼ぎにしたいんだったら、もっと他に方法があります。

 

液剤や試薬などは1mlで10万円するようなものがザラにあります。精製する、作り出すだけで難しくて、研究室でロストすることもあります。温度が1度違ってただけでだめになることもあるし、一瞬停電しただけで装置がリセットされちゃって、製造中の試薬まるごとおじゃんになるなんてことも起こりえます。まじで。

 

大学にいた時に、実験に何度も失敗して、教授にこれを怒られた(でも、怒鳴ることないだろうに)。今は理由がよくわかります。(怒鳴ることはないだろう。)ちょっとの試薬は、ロストすると再度買うまでに時間もかかるし、お金もかかれば周りから文句も言われる。(でも、怒鳴ることないだろう?)分かるけど。

 

1人1ヶ月縛り付けて、高栄養価な食事(レーションでいい)とつけっぱなしの採血針で常時、ちょっとずつ採血すればいいんです。例えば、健康体な囚人とかからね。倫理上の問題でこれはやってはならないけれど、本気で血液をビジネスにする組織がいれば、ちんたら献血を募るなんてしないですよ。

 

事情はちゃんと公開されている

輸血できなかった、または、輸血を必要とする人がいなかった場合の質問と回答。まぁ、分かる。だって、本来15分で凝固する血液を、需要と供給を合わせてなんとかするなんて無理がありますから。

 

献血が無償なんだから、輸血も無償なのか?ってのは意見として言いたいことはわかります。問題は、血液が輸血を必要とする人のところに届くまでの過程を理解してから、議論する必要があります。たぶん、もっと良い方法はあります。でも、現場の人間からすると、むやみに改善、変更して、血液のギリギリ安定供給ができなくなるリスクのほうが大きい。

 

議論はすべき。献血もすべき。まだこれからです。

 

出典・参考

薬価・診療報酬(日本赤十字社)

http://www.jrc.or.jp/mr/transfusion/mfee/

厚生労働省 平成30年度診療報酬改定について

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000188411.html

平成30年度血液事業特別会計 歳入歳出決算書(PDFバックアップ

http://www.jrc.or.jp/activity/blood/pdf/2018.sainiyu.pdf

Q&A(日本赤十字社)

https://www.bs.jrc.or.jp/ktks/tokyo/special/m6_03_08_00_index8.html

 

平成30年の損益計算書とか

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