Simple WP Membershipの設定方法|このプラグインでできること【WordPress】

2020年11月24日

「Simple WP Membership」の設定方法や仕組み、このプラグインにできることをまとめました。確かに名前の通りシンプルですが、シンプルすぎて会員登録してくれたユーザーの個別ページがデフォルトで存在せず、自分でテストで登録してみて会員登録する意味やメリットを感じられませんでした。殺風景で、せめて、マイページくらい欲しいなと思いました。

Simple WP Membership(公式リンク

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このプラグインの仕組みとできること

ワードプレスのデフォルトの権限に、自由に会員レベルの名前を設定できます。まずは会員レベルを決めましょう。

 

追加の仕方はこの画像のような感じです。権限についてはここでは詳細は解説しません。不安だったら最初は購読者にしておけば大丈夫です。「Email Activation」はBot対策のためにもやっておいた方がマシかなと思います。

 

会員レベルを登録していれば、その会員レベルに対して表示する個別記事・カテゴリを選ぶことができます。主にこのプラグインのメリットはこれかと思います。

同じ購読者権限でも

会員レベルによって

表示する記事を変えれる

これがこのプラグインの全てだと思います。おそらくそれ以上は求めてもダメです。そこだけのために作られてます。権限に対してのできることろ買えるUser role系のプラグインでも代用できそうですが、会員ランクを名前をつけて追加で複数管理したい時に良さそうです。

 

このカテゴリー保護では、会員レベルごとに表示する、表示しないカテゴリを指定できます。つまり特定の会員レベルの人にだけ表示するカテゴリを作れるということです。

 

個別記事それぞれに閲覧権限を与えたい場合は、個別記事の編集画面、または、「Post and Page Protection」から一括で編集することもできます。

 

設定方法と順序

設定はシンプルです。少し制御もできますが、あてにはならなそうです。無料会員で、かつ、複数のレベルをもたせる場合にのみ活躍しそうです。

 

「無料会員を有効にします」にチェックを入れて、作成している会員レベルのID(2とか3とかの番号)を打ち込みます。その下に関しては、管理バーを表示するかどうかの設定です。

 

試してみた感じだと、寄稿者に管理バーを表示させて、記事を投稿(レビュー必須)できるようにすると、記事一覧からコピーできてしまう(既存記事を盗める)、AddQuickTagやTinyMCEテンプレートを使えてしまう(広告タグなどを見られる)など、ちょっとやだなぁ…というものもありました。

 

自分で工夫すればいいだけなのですが、会員登録して口コミ投稿みたいなのができればいい方にとっては、このプラグインを使う必要はないですね。

 

ログインページや会員ページのURLは変更できます。他のページと同じURLになっているとあまり(全然)よくないので、気をつけましょう。

 

規約への同意ページは必須です。あればなにかトラブルが合ってもお互いに不利になることはないはずです。

 

メール設定:コピペで使える例文

メール設定は2019年8月時点で全部英語でしたので、一部日本語にしたもの共有しておきます。当サイトではもう使わない(かもしれない)ので、ご自由にアレンジしてお使いください。

メール設定

送信元メールアドレスに関して

This value will be used as the sender’s address for the emails. Example value: Your Name <sales@your-domain.com>

この値は、電子メールの送信者のアドレスとして使用されます。値の例:あなたの名前<sales@your-domain.com>

 

と記載されております。この部分<hello@genussmitte.biz>は、<>の中を、ご自身のメールアドレスに変更すればよいかと思います。試してはいないのですが、おそらくこの<>内に入力されたメールアドレスが登録者の方に届くはずです。

 

メール設定(登録完了のお知らせ)

メール件名

登録完了

メール内容

{first_name} {last_name}様

登録が完了しました。

以下のリンクをクリックしてアカウントを認証してください。

{reg_link}

認証をお願いします。

メール設定(登録完了)

メール件名

登録認証完了

メール内容

{first_name} {last_name}様

認証が完了しました。

登録内容詳細:
ユーザー名:{user_name}
パスワード:{password}

以下のURLからメンバーログインを行ってください:

{login_link}

ログインページURLは忘れないようにお気に入りに登録、または、ブックマーク登録を推奨致します。万が一忘れてしまった場合は、管理者までご連絡ください。

メール設定(パスワードリセット)

メール件名

Genussmittel公式:パスワードリセット

メール内容

{first_name} {last_name}様

こちら、新しいパスワードです。

ユーザー名:{user_name}
パスワード:{password}

ログイン後、プロフィールの編集から、パスワードを分かりやすいものに変更できます。

忘れにくく、他者に予測されにくいパスワードを設定してください。

メール設定(会員レベルのアップグレードのお知らせ)

メール件名

会員レベルアップグレード通知

メール内容

{first_name} {last_name}様

あなたの会員レベルが無事アップグレードされました。

おめでとうございます。

Email Settings (Bulk Account Activate Notification)

メール件名

アカウント有効化成功

メール内容

アカウントの有効化に成功しました。

メンバーページからログインできるはずですので、ご確認ください。

Email Settings (Email Activation)

メール件名

アカウント有効化に操作が必要です

メール内容

{first_name} {last_name}様

登録ありがとうございます。アカウントを有効化するために以下のリンクをクリックしてください。

{activation_link}

これにより、アカウントの有効化が完了します。

届くメールの雰囲気

届くメールはちゃんとしてる感じです。専用のメアドを作らなくても一応それっぽいやり取りができてます。サーバーのホスト名だかなんだかが出ますが、そんなに気にしなくても良いかもです。

 

アカウント認証のURLはこんな感じで届きます。悪くないと思います。

 

欠点:ダサい

「会員登録」及び「会員情報ページ」などはプラグインを有効化すると自動で固定ページに追加されます。既に似たようなページが有る場合は競合しないように気をつけましょう。ページタイトルを変えれば、上記画像のように表示される内容も変わります。

 

会員登録を終えてから訪れた会員のページは殺風景でした。これでは、登録できた…?と残念になりますし、サグーワークスやAmazonやTwitterみたいなのがある時代に、シンプルすぎてなんかダサいです。

 

この場所に属してるんだ!っていう気持ちになれないのは致命的です。

 

登録フォームはきれいです。ただし、使用しているテーマに左右されます。テーマの互換性が悪いとものすごく残念になります。

 

パスワードリセットの説明が足りなすぎます。「メールアドレス」がなに?ということと、登録してくれた方に対してのリスペクトが足りないです。やり直しです。

 

シンプルすぎかも

個人的に、会員登録した人が口コミ投稿できるみたいなのをイメージしてたので、ちょっとそのイメージとは違うプラグインでしたが、シンプルに会員レベルを設定できるのは便利だと思います。少し追加で閲覧権限を与えたい場合にはこのSimple WP Membershipが良いでしょう。

 

プラグインを削除しても、生成された5つの固定ページは消えないので、自身で対応しましょう。

 

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Posted by 管理人