インドと中国周辺の地図|あの辺りがよく分からない方へ【ヒマラヤ山脈の近辺探索】GoogleMap

オンライン世界旅行,公開情報,情報ソース,探求シリーズ

インド北部、中国南部の間にある謎の空間。いまいち何があるのかパッと言葉にできないあの辺の地域を、地図や航空写真からのぞいてみようと思います。何があって、何が作られているのか、どんな文化が根づいているのか、新しい発見につながれば幸いです。

 

中国とインドの間にあるもの

航空写真でみると、中国とインドの間は「ヒマラヤ山脈」と山岳にある国々で隔てられています。写真で見る様子ではヒマラヤ山脈の北側は緑が少なく、岩石や砂漠やらが多い雰囲気。

 

ヒマラヤ山脈(標高8,848m、幅約400km、面積595,000 km²)は

  • タジキスタン
  • アフガニスタン
  • パキスタン
  • インド
  • ネパール
  • ブータン

といった国々が接しており、世界最高峰のエベレストがある場所です。このチベット高原周辺のことは以下の出典などを参考にするとより詳しい知識を得られるでしょう。

 

チベット高原と水資源(中島 暢太郎|Chotaro NAKAJIMA)

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jgeography1889/98/5/98_5_587/_pdf

 

主にモンスーンの影響で、この辺り一帯の緑、水源、砂漠が形成されていて、このヒマラヤ山脈やらチベット高原は積雪などが多いため、雪解け水が得られるようです。そのため、砂漠があっても、山から流れてくる雪解け水などのおかげで水は比較的入手しやすいという現象もある様子。

 

今中国では大問題になっているウイグル自治区も、この雪解け水という資源(5000億トン!?)が潤沢にある上に、山の資源を生かせるため1989年時点でも1300万人もの人々が厳しそうに見える環境で暮らせているらしい。今は中国政府の支配の影響でどうなってしまったのか分かりませんが、いずれ世界に明らかにされるでしょう。

 

中国の南西部にあるこうした湖も、ヒマラヤ山脈やチベット高原の雪解け水などがあるおかげでできている地形であろうと考えられています。宇宙からみた時に、俯瞰してみるとインド洋からの水を多く含んだ水が、ヒマラヤ山脈ですべて降雨に変わってしまって、北側では乾燥しやすい地形になるだろうとも考えられますが。

 

それでも、乾燥はしてしまっても、地下水脈や雪解け水があるので水には困らない…ということなのでしょう。

 

大国に挟まれたブータン

まず、中国とインドに挟まれ、ヒマラヤ山脈、チベット高原という厳しい土地にある国のひとつ「ブータン」を簡単に見てみる。

 

有名なのは「Tiger’s Nest(トラの巣)」と言われる土地にある「タクツァン僧院」だろうか。断崖絶壁にある。

 

ブータンの首都は「ティンプー」といって当然山の中にある。首都としての歴史は60年くらいしかないらしいが、古都は「プナカ」だという。ル・メリディアンホテルなんかはあるけど、他に泊まれる所は如何ほどあるのか。

 

広さ的には縦にはあっても10km、横幅は500mくらいなもんで、長生きしてたらこの首都の住人みんな友だち…みたいなことにもなりそうだ。閉鎖的な場所特有のいじめやしがらみなんかもありそうだ。

 

この在日ブータン人は、千葉、福岡、大阪合わせてせいぜい700人~800人程度。日本国内でブータン出身の人に出会えたら、絶対に友だちになるべきである。

 

地図で見れば問答無用であるが、森、山だらけ。このブータンにいる生き物は次の通り。

ブータンの森林は、針葉樹林、広葉樹林、混合樹林、モミやブルーパインやヒマラヤマツの森、高地や低地の硬木の森などです。東ヒマラヤに自生する植物の約60%が、ブータンで見つけられます。ブータンには、約300種の薬用植物、約46種のシャクナゲを誇っています。よく見られるのは、モクレン、ビャクシン、色々な色のラン、リンドウ、薬用植物、ジンチョウゲ、ダイオウ、国花であるブルーポピー、そしてマツやカシといった熱帯樹などです。

ブータンのジャングルでは、多様な動物を見つけることができます。標高3,000メートルから4,000メートルの地帯に生息する動物では、ユキヒョウ、ベンガルタイガー、レッサーパンダ、ゴーラル、ラングール、ツキノワグマ、サンバー、ブタ、ホエジカ、ブルーシープ、ジャコウジカが見られます。熱帯の森では、ウンピョウ、サイ、ゾウ、固有種のゴールデンラングール、水牛、沼シカなどが見られます。

ブータンは、鳥類についても多様な生態系を持っています。221種の固有の鳥が集まる東ヒマラヤの“ホットスポット”として知られています。670種以上の鳥が記録されており、今後更に多くの鳥が発見されると思われます。

ブータン政府観光局(リンク

とのことである。そこら辺の山の中に

  • レッサーパンダ
  • ヒョウ
  • トラ
  • クマ
  • ぶた
  • シカ
  • 水牛
  • サイ
  • ゾウ

がいるということで、そのまんま動物園である。たぶんみんなが知ってる白黒のパンダ?なんかもちゃっかりいたりして?ブータンにいる鳥の6割は絶滅危惧種らしく、非常に貴重な自然の土地とされています。

 

未発見の昆虫や微生物なんかを含めるともっとすごいことになるかもしれません。

 

大国に挟まれたネパール

ブータンの西にある「ネパール」という国ももろに中国とインドに挟まれて、エベレストを抱える国である。エベレストを富士山に例えるなら、中国側は内陸ということで山梨、ネパールはちょっと海側ということで静岡に当たる(そういうことではない)。

 

ネパールの首都「カトマンズ」は細かく見ていくとまるで迷路のようなランダム生成されたような道が大量にあります。ヒンドゥー教の寺院などもあって、山の中の楽園というような印象。

 

あまり有名ではなさそうですが、パタン旧王宮広場(ぱたんきゅう王宮広場|名前がかわいい)なんかはイスラム教とヒンドゥー教の文化が混ざった文化財などがあるそうです。

 

相当建物が密集していて、人もいっぱいいる感じのようです。10m四方の空間にみっちり隙間なく建物がある感じです。

 

ネパール最古の遺跡として「Swayambhunath(スワヤンブナート)」は、観光で訪れたい場所の一つ。工事してた時期もあるようですが、ネパールで最も古く、紀元前550年くらいのものだそうです。釈迦の生まれたのはいつなのか、という論争に一つの火種を投下するものでもあり、釈迦がこの建物よりも前の人物であることは明確になった、といえるらしいです。紀元前6世紀には仏教寺院があったという事実は、その推定が間違っていなければそういう事になります。

Natgeo|世界最古の仏教寺院発見、ネパール

https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/news/14/8577/

 

ガルワン峡谷はだいぶ西の方

2020年の6月頃に、インドと中国が小競り合いに発展した場所はガルワン峡谷(Galwan Valley)と言われている場所。地図で見る限り、ほぼインドの領域なので、中国が尖閣諸島とか台湾とか香港とかでやったことと同じように、領土侵入なんかをやって、一戦交えた感じでしょう。これまでの中国の行動を見ていればやらかすでしょうね。

 

ただ、この地域国境が明確にできていない場所もまだあるようで、どうしても軍事衝突は起きてしまうそうです。土地を見てみると

  • アフガニスタン|カブール
  • パキスタン|イスラマバード
  • インド|ニューデリー

など、よく聞く名前もこの辺200km~400km圏内にあるので、地域柄アフガニスタン、パキスタン、インドはこの地域を大切にしているでしょう。

 

ウイグル自治区とその西部

インドと中国が小競り合いした地域は、ウイグル自治区(新疆维吾尔自治区)と言われる場所も近く、

  • カザフスタン(2,725,000 km²)
  • モンゴル(1,566,000 km²)
  • キルギス
  • タジキスタン
  • アフガニスタン
  • パキスタン

といった国々がにらみを聞かせている感じです。ヒマラヤ山脈の水脈、水源があるので、内陸地ではこの辺の土地は非常に人気が高そうな場所。中国の沿岸部に比べるとだいぶ砂漠ばっかりの地域。

 

インドと中国の人口・面積

インドの人口や面積は次の通り。

面積:3,287,000 km²

人口:約13.53億人

 

中国の人口や面積は次の通り。

面積:9,597,000 km²

人口:約13.93億人

あちこちのデータを見る感じでは、中国は「実質支配」という形態で誰の土地なんだかよく分からない所も多い。地図を見る限り、中国西部は砂漠ばかりの印象で、領土拡大を睨んだ時に、あの辺一体を中国が獲得するメリットはあるのか…、軍事的にメリットはあるのか、というとあんまりないかもしれない。その分、太平洋側に手足を伸ばしたほうが、中国としてはやりやすいのかもしれない。

 

アメリカ合衆国の人口や面積は次の通り。

面積:9,834,000 km²

人口:約3.282億人

第二次世界大戦後の日本がアメリカの属国だとした場合には、排他的経済水域も考慮すると中国東部、日本がある所は実質米軍基地の密集地でもあるので、そこも下手に踏み込めないだろう。インドは、多民族国家で、あんまり中国と仲が良くなくて、共通の言語として使い勝手のいい英語を駆使していてIT大国。あちらこちらに喧嘩を売ってしまっている中国はちょっとやりにくそうにも思えるが、東南アジア周辺は、キリスト教系のもの、華僑などが入り混じって、どちらの立場からも、現地の文化をひそかに侵略していっているように見える。ただ、この辺の場所も海と島ばっかりでなんとかしたとしても、なんとも資源的にあまりメリットがないかもしれないので、どうしても伸び悩むところなんじゃなかろうか。

 

まとめ

インドと中国西部のあの辺は、ざっくり調べた感じでは

  • ヒマラヤ山脈がある
  • ほとんど砂漠で自然がヤバい
  • 乾燥してて寒い
  • 砂の海で国境があいまい
  • 資源はあるんだかないんだか…
  • 仏教の起源に関係する?
  • イスラム教と仏教の境目って感じ

なのかなと思えた。海はないけれど、ヒマラヤ山脈の雪解け水、山岳地帯のえげつない大自然、峡谷なんかがあり、文化的には非常に個性的。中国が考えている???現代版のシルクロード「一帯一路」にも影響がある感じで、ソ連なき今、このざっくりした地域をまとめる何かとして動きが出てきた感じにも思える。

 

タジキスタン目線で見てみるともうちょっと発見があるかもしれない。あのへんの地域で鉱石はよく出るが、石油などはなく、旧ソ連に関連していて、麻薬やイスラム過激派なんかの影響が怖いアフガニスタンがあり、ロシアにも睨まれてる感じではあるが安全保障上仲良し???で、中国は新しい貿易相手国になるかもしれない感じではあるが、ロシア宇宙軍の拠点がタジキスタンにあって、出稼ぎ労働もロシアに行く人が多いみたいだ。鉱山の利権を中国に渡して、何かの支払いに替えたり…。

 

出典|中央アジア最貧国のタジキスタンにとっての一帯一路構想―エネルギー分野で拡大する中国の存在―

https://www.ide.go.jp/library/Japanese/Research/Project/2018/pdf/2018110005_03.pdf

 

スポンサーリンク