教室運営の方法・個人塾を長期成功させるためにやったこと

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当教室が安定した運営ができるようになるまでにはたくさんの努力、多くの方へのご迷惑、多くの方からのご協力、私自身の人間的成長などがありました。教室運営に当たって一切スポンサーはつけておらず、完全自己資金による運営です。宣伝はポスティングくらいしかやっておりません。それでもアパートの一室でずっと生徒が途絶えずに通い続けてきて信頼してもらえているのはとてもありがたいことです。

 

 

ターゲットの選定

まず、収入に困っている家庭やあまり余裕のない家庭のサポートに回るのが私の役目だと考えました。お金に十分な余裕のある方、いくらでもお金をかけられるから確実に入れたい学校に入れてくれとか、そういう感覚のガツガツした方は受け入れないようにしています。

 

私が教えたかったことは、勉強だけでなく、なぜ勉強が必要なのか、勉強以外にも大切なことがあるということでもあります。私自身が働く姿を見せつつ、生徒の勉強と一緒に私は私のやるべきことをして、生徒に呼ばれればすぐに勉強指導に入るというような感じです。

 

あまりお金がなくても入れる教室として、月額一定額のコストで何時間でも通えるというスタイルにしています。また、人助けをすべき、助けになりたいという事もあって、統計的にこの定額制を好んで利用する家庭に起こりやすいトラブルに対してもサポートもするようにしています。家族のトラブルや親子でのトラブルは第三者の介入が必要なこともありますから。

 

 

ブランド化はしない

学生さんが、そのようにやる気満々で来てくれるなら受け入れますが、親が子どもを押し付けて教育するために、その道具として教室を使うようなサービスにはしませんでした。また、人によっては「私は子どもを駅前のあの有名塾に通わせてるんだ!」とセルフブランディングに子どもを使う大人もおり、教室をブランド化するのも避けました。

 

ブランド化して有利になるのは教室経営者など学習を提供する側です。子どもにとっても多少は、こんな教室に通っていたんだ!と自慢できるかもしれませんが、では、その学生自身の力ではなかったんだな、という視点も共存することになります。むやみにブランド化すると学生の根源的な自信につながらないので、ブランド化は方法を変えなければいけません。

 

 

子どもを道具扱いする親は受け入れない

親の都合で子どもを如何様にもコントロールできてしまう上、子どもにとっては負担にしかならないという学習塾は私がやるべきではありませんし、存在する必要すらないです。すべてがそうだとはいいませんが、わざわざ駅前に大きな建物を用意して、学生のお月謝がほぼ場所代や講師の給与に消えるようでは先生として恥ずかしい。

 

たいていモンスターペアレントは、子どもへの介入が極端に多すぎます。子ども自身がそういう親を都合よく使ってることも多いですが、子どもに対する扱いが少しずれているかな?と思う場合は受け入れないです。

 

ただし、虐待や不遇な立ち場にある学生さんだなと思ったら、無条件で受け入れます。学生にとっての逃げ場になることがこの教室の役目で、私が私の先生たちから与えてもらった恩ですので、おかしな親がいても私が子どもの代わりに苦労します。若者に罪はないですからね。

 

 

土地代はかけない

学ぶのに必要な場所はそれほどなく、図書館でも勉強はできます。自室でも勉強自体はできるわけですから、環境さえ整っているならば駅前までわざわざ行く必要がありません。地域密着型の教室にすれば良いというのも、こうした生徒にとって必要な存在を考えていって生まれた形です。

 

テナントでの運営も考えましたが、生徒や親から受け取るお金はどこに使うべきか、出来るかぎり生徒に還元する必要があるわけです。テナントを借りたり、駅前にお店をかまえると、間接的に場所代ばかりにお金がかかり、先生への支払いが減り、指導の質は落ちて、学生にとってプラスになることがないわけです。無駄遣いです。

 

有名校だって、少し郊外で教室をやったほうが先生の質も高まって、生徒にかけてあげられる時間も増えるんです。私の教室のそばにある進学に特化した?学習塾「文理学院」は駅からは離れていますが、すこぶる評判がいいです。ただ、生徒によっては先生が熱すぎる、と言って精神的に疲れちゃうなんてこともあるみたいなので、ケアが難しいところです。良い指導をしていると評判の教室は、駅前以外の場所でやっていることがほとんどです。

 

 

生徒の話を聞く

勉強を教えるとなると、基本的には先生が話をすることが多くなりますが、子どもが求めているのは勉強でわからないところの解決と、理解者です。学生のほとんどが1日中学校の先生の話をただただ聞かされて嫌になっているので、学習塾でまた話を聞かされていてはやる気など起こらなくなります。

 

まずは、教室に来た生徒の体調の様子なども見て、生徒が何かを話したそうにしていれば、授業の時間を少し削ってでもただ話を聞いて共感してあげます。明らかに間違っていることを言っていても、まずは話を聞いて、本人の口から「自分が悪いのはわかってるんだけど」という一言があるかどうかをチェックし、先生からいうべきことがあるか判断します。

 

丸付けのときとか、休憩のときとかにいかに上手に、トーク力を生かして生徒の鬱憤晴らしが出来るか、これも先生に求められていることです。私の教室のように何時間でも勉強していって良い、という仕組みならば時間制限がないので子どもたちの悩みにいくらでも付き合ってあげられます。

 

生徒も時間を気にせずに相談ができるので、嫌なことがあったときなどは教室に逃げてきて愚痴だけ言いまくって帰る、みたいな場面を用意することもできます。こうやって、生徒からの信頼をきちんと得られるようになることが先生としての最初の任務です。

 

 

ローコスト経営に特化した

当教室は生徒たちから受け取るお金も少ない中で運営しないといけないため、私自身が働いて、なんだったら安定収入を構築していないと運営は不可能です。ローコスト経営に特化するために自宅兼事務所というスタイルで、私が男性なので、男の生徒を中心に受け入れるようにしていました。

 

コピー機のインク交換、パソコンのメンテナンス、生徒の夕飯の準備、教材の自作などコストをギリギリまで突き詰めていくことで、どれだけ経営が苦しい状況になっても崩れることのない地盤を組み上げることができました。今は生徒が1人もいなくても教室を経営させていけるくらいです。

 

信用が広まっていくと、通ってきていた男子生徒の姉妹、女子生徒なども来てくれるようになりました。教室の雰囲気や構造、加湿器とか、扇風機とか、おやつ、飲み物などの用意もするようになり、ローコスト経営でも満足度が高まるようにしていきました。

 

下手に出費を増やさないようにしているので、長期経営も失敗する要素はありません。生徒、親の満足度を高めるためのできるだけの多くのことを優先するようにしていくのが最重要です。

 

 

結論:ターゲットを絞ってそれに特化した

結論を言えば、特定の需要、ニーズのある人たちに向けた教室にしたのが成功の理由でした。月謝が安くても、生徒をギュウギュウに詰め込んで、衛生環境も整えず、ただ学習させるような場所では生徒のためにはなりませんので、1対1で、社会に出てからも使えるスキル、価値観、先進技術を指導しながら生徒のペースで学ばせてあげられるようにしています。

 

立場上、セキュリティーですのでいろいろな情報提供はでき、パソコン関係なら生徒の希望に合わせた学習はだいたいなんでもOKです。生徒によってはアロマテラピー2級資格を取得したり、英検、漢検を取得したり、原付免許の勉強をしていったりもします。山梨大学工学部生命工学科卒業の知識もこうした場面でかなり生きました。

 

ここでは学童も取り入れているため、生徒が小学生でも何時間でも教室にいられるのでプラスになることはさらに多いです。定額制で全教科勉強ができて夜遅くまで勉強していっても、勉強せずとも親の帰りをゲームをしながら待っていても良いという環境にしてるので、そういった柔軟性も大切だったでしょう。

 

 

これから始める方へ

小中学生、高校生というターゲットの絞り込みだけでは甘いです。小学校から高校まで通わせておきたいという家庭は多いので、高校卒業まで指導できるように対応して、時間区切りの指導は辞めたほうが良いかと思います。時間区切りをなくせば自然と生徒には心の余裕が生まれて、先生との信頼も増すはずです。

 

休憩と学習を適度に取らせられれば、家庭でも仕事でも役立つ自己管理力が身につけられますので非常におすすめです。教科ごとに指導する先生が変わっても、同じ先生でもあまり差はありません。気の合う先生であればよいので、講師をする人は自我を捨てて、生徒に気に入られやすいキャラを作るくらいはしましょう。

 

生徒の話をよく聞き、生徒を批判せず、勉強はきっちりこなし、面白い話も出来る先生になれればよいだけなので難しくはないです。若者の話題についていけるようにするのも良いですが、生徒感で楽しく話しているときには無理に入り込まず、見守りましょう。プライドや傲慢さがあると良くないので、ドライになるところはドライにしていたほうが良いです。

 

 

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