給付金や現金給付を受ける時に注意しておきたいこと【個人的に気になること】

2023年6月4日

COVID-19|新型コロナウイルス感染症の影響で、国や地方自治体、地方公共団体から一時的な給付金や現金給付、貸付を受けることができますが、この国ー個人の関係でのお金のやり取り、管理体系は個人的に怖いことがあります。日本は資本主義なのと、第二次大戦後のなんやかんやもあって、今があるので個人管理が始まるのはやばいなと感じています。

 

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その1|確定申告どうするの?

まず、私の場合は個人事業主、そこまで困ってはいないけど(定額制個別指導塾経営|万年カッツカツ???)も、条件は満たすのでおそらく緊急小口資金や給付はもらえます。申請の手続きや、行政巡りは慣れてるので、手続きでコケることもたぶんないです。

 

この場合、緊急小口資金や国からの給付を受けたら、確定申告ではどう申告すればいいのか…。

 

アクサダイレクトの場合

入院給付金や手術給付金をはじめとする「生命保険の給付金には「税金がかからない」というのは本当なのでしょうか? 実は、一部の例外を除いて、「給付金」は非課税です。死亡保険金など「保険金」については条件によって異なりますが、給付金には税金がかからない、というのが正解です。

https://www.axa-direct-life.co.jp/spn/knowledge/column/04.html

保険関係の給付金は課税されないみたいです。確定申告では、生命保険の控除もあって、確か4万円までは控除できたと思います。申告時点で赤字だったら控除も何もないので関係ないんですが。

 

住友生命の場合

件名

給付金を受け取った場合、確定申告は必要ですか?

回答

不要です。ただし、医療費控除を受けられる場合には所得税の確定申告が必要です。

※税法上の取扱については、今後の税法改正により変更となる場合がございます。個別の税務の取扱等については、所管の税務署または税理士にご確認ください。

https://sumitomolife.dga.jp/faq_detail.html?id=216

住友生命も同じく、保険の給付金は申告しなくていいとのこと。

 

一時所得か雑所得か?

すまい給付金(リンク)や青年就農給付金(リンク)なんかは一時所得、雑所得に分類されるみたいです。新型コロナウイルスに関連する給付金に課税される???のかどうかは法案が通ってからじゃないと分からないですが、ありうるとしたら、一時所得や雑所得に分類されると思います。

 

前例|消費税引き上げに伴う臨時福祉給付金はどうだったか

以下のようなものは課税されなかったようです。

  • 子育て世帯臨時特例給付金
  • 臨時福祉給付金

これに対して、「国庫補助金」に該当する給付金に当たる「すまい給付金」のようなものでは一時所得として課税されるようです。

 

ただ、このすまい給付金も、その年の総収入から経費などを差し引いて、なんやかんや計算してある範囲内にあれば課税はされないみたいです。この辺はちょっと複雑ですね。

 

参考|ガルベラ・パートナーズグループ

https://gerbera.co.jp/blog/p01/c07/theme-763/

 

その2|どこかにリスト入りするだろうね

こういった給付金を受け取ると、問題は何らかの監視やチェックが入るということ。チェックされても見せるものなんてろくにないんですが、ぎゃあぎゃあ言われるようになるのでは個人事業はやりにくいですよね。

 

何より嫌なのは漏洩です。公的機関のITレベルって異常なほどに低くて、リストにいれられたはいいものの、そこから電話番号だの、名前だの、住所だの漏れるんです。それの影響のほうが怖いですね。

 

その3|引っ越しを伴う場合の通知が面倒

今いる住所から引っ越す場合、社会福祉協議会で緊急小口資金を受けた場合は、住所変更の知らせをしなければいけません。給付金を受け取った場合ももしかしたらそうかもしれません。同じ市町村内での引っ越しだったら社会福祉協議会とか管轄が変わらないのでそんなに大変じゃないですが、変わる場合はいろいろ面倒になります。

 

数年は引っ越しする予定はないので、私自身にとって困ることはないのですが、地震で家が崩れたり、お隣さんやお二階さんが火事を起こして家が燃えたらどうすんだべかな。

 

その4|他の助成や給付金が受けにくくなる?

例えば、持続化給付金と30万円の現金給付は同時には付与できない…なんてことはないと思いますが、ありえない話じゃないんです。あっちをとるなら、こっちはダメとか、よくあるんです。

 

確定申告でも、生命保険の控除をする時に、あっちこっち保険をかけていて控除できるものは満たしている上に、なかなかの金額控除できそうなのに、控除できる上限が決まってるので、何個も保険に入っていても税金対策にはならず赤字になっていくだけということも。

 

給付金を受け取ったことによるリスクは、未来でどこかで帰ってくるような気がするので、今の備えに合わせて、さらに、追加の備えをして慎ましく生きていきます。というスタイルが大切ですね。

 

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Posted by Genussmittel管理者