新型肺炎「コロナウイルス」とは?|中国で人から人への感染確認【備え】

2020年2月18日ぶっちゃけシリーズ, トレンド総評, 公開情報, 情報ソース

2020年1月20日頃、中国で発生している新型肺炎「コロナウイルス」が人から人に感染していることが確認された模様です。すでに湖北省武漢で新型肺炎に感染した30代男性(神奈川県)の例がありましたが、すでに症状は軽快し、2020年1月15日頃の時点で退院(出典リンク)しています。

 

アメリカでも感染確認

感染者全世界に拡大中

 

コロナウイルスとは?

画像出典:GISAID

人や動物の間で広く感染症を引き起こすウイルスです。人に感染症を引き起こすものはこれまで6種類が知られていますが、深刻な呼吸器疾患を引き起こすことがあるSARS-CoV(重症急性呼吸器症候群コロナウイルス)とMERS-CoV(中東呼吸器症候群コロナウイルス)以外は、感染しても通常の風邪などの重度でない症状にとどまります。

参考:https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_08906.html

出典:NIID国立感染症研究所(1月17日更新PDF

日本国内で確認された方の症例では、発熱、呼吸器疾患があったとのことです。発熱があって、呼吸が辛く、周囲に中国湖北省武漢、不特定多数の人がいる空港、鉄道拠点などに接近した人がいる場合は、念の為、インフルエンザや風邪に加えて、コロナウイルスを”一応”疑う必要があるでしょう。

 

きちんと治療、投薬すれば感染した本人は重症化しないようですが、乳幼児、幼児、高齢者、持病がある方、妊娠中の方は重症化する可能性があります。

 

できるだけマスクをして出歩くようにし、帰宅したら、うがい、手洗いを遵守しましょう。

 

The Chinese Center for Disease Control and Prevention, the Chinese Academy of Science and the Chinese Academy of Medical Science released through the GISAID Initiative the genome sequence of a newly discovered coronavirus. The virus was first identified in late December 2019 in the city of Wuhan, where patients were suffering from respiratory illnesses such as pneumonia. Since then, the virus has also been detected in Thailand and Japan.

The genome sequence of this betacoronavirus is crucial to develop specific diagnostic tests and to identify potential intervention options.

出典:GISAID

【だいたいの訳】中国疾病管理予防センター、中国科学院、中国医学院は、GISAIDを通じて、新たに発見されたコロナウイルスのゲノム配列を発表しました。 ウイルスは、肺炎などの呼吸器疾患を伴い、2019年12月下旬に武漢市で初めて特定されました。その後、該当のウイルスはタイと日本でも検出されました。このベータコロナウイルスのゲノムシーケンスは、特定の診断テスト開発、潜在的な介入識別のために重要です。

 

中国湖北省武漢市で報告されている新型コロナウイルス関連肺炎に対する対応と院内感染対策

出典:https://www.niid.go.jp/niid/images/epi/corona/nCoV_200117.pdf

 

湖北省武漢はどこ?

画像出典:CDC

湖北省武漢(Wuhan)は、上記CDCからの出典画像にある通り、中国の中心部より少し日本海側にあります。

 

中国では既に40人以上の人に感染が確認され、2名が死亡しているとのことです。日本とタイ(Thailand)でこの新型コロナウイルスに感染した症例が確認されています。

 

家畜や動物・人に感染する

コロナウイルスはMERS(Middle East Respiratory Syndrome:CDC)と呼ばれるものの一種で、2012年にサウジアラビアで確認され、感染が拡大したウイルスです。MERS-CoVは、発熱、咳、息切れなどを起こして多くの死者を出しました。

 

今回、流行し始めている「nCoV(2019ーnCoV(COVID-19))」は、過去のものとは性質が異なる新型のコロナウイルスです。

 

診断基準(参考)

画像出典:国立感染症研究所

異常を感じた、または、心当たりがある方は、自己判断はせず、すぐにお近くの病院や保健所に連絡、または、周囲に感染させないように対策して通院し、医師の診断を受けるようにしてください。

  • 発熱37.5度以上ある
  • 呼吸器症状(息苦しいとか咳とか)
  • コロナウイルス感染者と接触があった
  • コロナウイルス感染者に咳をかけられた
  • 2週間以内に湖北省武漢への渡航歴がある

といった心当たりがある方は、即座に医師に相談してください。重症化しないのは、きちんと治療した場合の話です。医師の正しい判断のもとで治療しないと、重症化・感染拡大する可能性があります。

 

封じ込めや対策について

CDC(アメリカ疾病予防管理センター|Centers for Disease Control and Prevention)は、WHO(世界保健機関|World Health Organization)とも協力していると発表しています。

 

中国疾病管理予防センター、中国科学院、中国医学院は既にコロナウイルスのゲノム配列をGISAIDに公開し、感染が深刻化しないよう対策はとった模様です。

 

インペリアル・カレッジ・ロンドンチームによると、新型コロナウイルスは既に1700人を超える人に感染が広がっている可能性があるとしています。

出典:CNN

 

※予防するには

新型コロナウイルスの感染がはっきりしている武漢市や経由する空港などへの訪問、渡航を控えましょう。

 

日本国内では、外出時にサージカルマスクを着用し、都道府県関係なく警戒をし、帰宅したときには手洗い・うがいをしましょう。不調を感じたら早めに医師に相談したり、早めに仕事や学校を休んだりしましょう。

 

2020年1月20日時点でさらに事態は進んでいます。感染拡大か、予防や封じ込めが先か、あなたの慎重すぎるくらいの対策(マスクをする)が重要になります。

 

旧正月と観光地

2月初め頃、中国では旧正月となり、日本などへの観光客、空港を経由する人口の増加が起こるため、間接的に感染が拡大する可能性が高いです。

 

当然、いきなり新型コロナウイルスが、イギリスやアメリカで確認される可能性もあります。発症していない段階で海外に渡航した感染者がいれば、感染は拡散します。

 

日本国内の観光地でも十分注意し、油断せず、おごらず、十分な対策をしましょう。

 

出典

国立感染症研究所:コロナウイルス感染症

https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ka/corona-virus.html

厚生労働省:中華人民共和国湖北省武漢市における新型コロナウイルス関連肺炎について(第5報)

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_08998.html

東京都福祉保健局:新型コロナウイルスに関連した肺炎について

https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/iryo/kansen/shingatakorona.html

2019 Novel Coronavirus (2019-nCoV), Wuhan, China

https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/summary.html

 

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