山梨の「武田信玄」ゆかりの観光スポット 39選

2023年6月4日

山梨県と関わりの深い武将「武田信玄」ゆかりのスポットをまとめて紹介しています。それぞれのスポットは、GoogleMapの公開リスト(こちら)にも入れてありますので、観光される際にはルート把握などの参考にして下さい。武田家に関わりがあった武将、武田家関連のスポットをまとめてあります。

GoogleMap「武田信玄ゆかりの地」41箇所リスト

調査者

筆者は山梨在住15年、Googleローカルガイド・レベル10、山梨の魅力メッセンジャー資格等を有しています。

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山梨の「武田信玄」ゆかりの地|おすすめスポット39選

以下、おすすめスポットの詳細をまとめています。武田信玄・武田家に関わりが深い場所のみをまとめてあります。山梨県内の各所に観光スポットが分散しているので、短期間で全て巡るのは難しいです。まずは甲府周辺のスポットを巡るのがおすすめ。

【前提知識|甲府五山とは「禅宗の寺格」のこと】

  • 長禅寺(ちょうぜんじ)
  • 能成寺(のうじょうじ)
  • 東光寺(とうこうじ)
  • 円光院(えんこういん)
  • 法泉寺(ほうせんじ)

※営業時間・予約・アクセスなどの詳細は、お店のSNSなどで事前にお調べ下さい。時々不定休の場合があります。

甲府周辺のスポット

甲府駅から車で行ける範囲内をリストアップしてあります。

武田信玄公之像(甲府駅南口)

JR中央本線新宿~甲府で辿り着いた一番最初に出会える武田信玄公。高さが約6m、記念写真を撮るのにちょうどよいのと、バスのロータリーがあるので便利。高さがある像なので写真を撮るのがちょっと難しいですが、対面にある水たまりをうまく使うと信玄公像を水面に映して撮影できる。

住所〒400-0031 山梨県甲府市丸の内1丁目
アクセス甲府駅南口徒歩1分
営業時間24時間
公式サイトhttps://www.city.kofu.yamanashi.jp/senior/kamejii/023.html

 

武田信虎公之像(甲府駅北口)

甲府駅北口のよっちゃばれ広場の中央くらいにちょこんとある「武田信虎公之像」は、ちゃんと意識して見ようとしないと見つけられないくらい目立たないところにある。どうせ像を見に行くなら、藤村記念館、甲州夢小路も同時に訪れることをおすすめします。

住所〒400-0031 山梨県甲府市丸の内1丁目1
アクセス甲府駅北口から徒歩1分
営業時間24時間
公式サイト

 

長禅寺

地元民でもどこだっけ?となるスポットですが、山梨英和高校の通りにある急斜面のあるあそこの踏切を左によけて、金手駅方面に抜ける裏道を通るときに左手に見えるのが長禅寺です。

 

この屋根のある門を入っていった所が長禅寺。武田信玄公の母「大井夫人」の菩提寺(※位牌を納めてある寺)でもあり、この寺を開いた住職「岐秀元伯」は武田信玄公の人間形成に大きく関わった人物で、武田信玄を育てた者に関わりが深い場所です。

住所〒400-0023 山梨県甲府市愛宕町
アクセス甲府駅北口から徒歩7分
営業時間
公式サイトhttps://kofu-tourism.com/spot/34

 

能成寺

武田信玄公の高祖父(ひいひいおじいちゃん)に当たる武田信守の菩提寺(※位牌を納めてある寺)で、元は笛吹市(八代郡)にあったもの。武田信玄ゆかりの古文書があるのに加えて、5月初旬は牡丹の花、6月にはあじさいが美しく咲くきれいなスポット。

 

3名以上いれば坐禅会(予約必須)の開催をしてくれる。地域の異業種交流会や朝活会などで活用されたこともある。

住所〒400-0808 山梨県甲府市東光寺町2153
アクセス甲府駅から徒歩12分
営業時間
公式サイトhttps://kofu-tourism.com/spot/35

 

一蓮寺

正ノ木祭りと動物園がある遊亀公園の北側にあるお寺。甲府中央郵便局も桔梗信玄餅本店、金精軒本店もある、甲府の要でもある場所。元は甲府駅東部「舞鶴城」付近にあったが、今の場所に移動され、明治の頃に「神仏分離令」により正ノ木稲荷が分離して稲積神社として隣接。

 

京都の公家を招いた和歌会などが信玄公によって開催された事に少し関係がある他、平安時代後期から歴史がある由緒ある甲斐国のお寺の一つ。

住所〒400-0865 山梨県甲府市太田町5−16
アクセス甲府駅から徒歩15分
営業時間
公式サイトhttp://www.ichirenji.jp/

 

入明寺

武田信玄公の次男「武田信親」の墓があるお寺。天正10年(1582年)に、織田信長の甲斐侵攻の際、武田勝頼死亡の知らせを聞き、境内で自刃(殺害された?)。位牌や信親の木像が伝えられているお寺。法名を長元院殿釈潭竜芳大居士。

住所〒400-0851 山梨県甲府市住吉4丁目13−36
アクセス南甲府駅から徒歩5分|甲府駅から車で15分
営業時間
公式サイトhttp://www.nyumyoji.com/

 

法蓋山 東光寺

甲府五山の一つで、平安時代に密教から始まり、蘭渓道隆という日本初禅師号を得た中国の名僧が復興。武田義信らがここで生涯を終えているとされています。天正10年(1582年)の織田信長の戦火、及び、と昭和20年(1945年)の第二次世界大戦の戦火を逃れた希少な場所。

住所〒400-0807 山梨県甲府市東光寺3丁目7−37
アクセス甲府駅から車で12分
営業時間
公式サイトhttps://www.city.kofu.yamanashi.jp/senior/bunkazai/022.html

 

甲斐善光寺

当時、北信濃の川中島の戦いがあり、信濃善光寺にまで戦火が及んだことが一つのきっかけ。武田晴信により、信濃善光寺の阿弥陀如来像などを甲斐善光寺に移した。信濃善光寺三七世住職「鏡空上人」が深く関わって創建されており、天正10年(1582年)には小山田氏らがこの場所で処刑されている。

 

武田滅亡後には甲斐善光寺の如来は、紆余曲折あり信濃善光寺に戻されている。

 

日本一周を達成した身延町出身の「木喰」という職人は日本各地に木像を残し、甲斐善光寺も訪れている。身延町で、「木喰」は四国堂を創建。

住所〒400-0806 山梨県甲府市善光寺3丁目36−1
アクセス甲府駅から車で15分
営業時間9:00~16:30
公式サイトhttp://www.kai-zenkoji.or.jp/

 

万年山大泉寺

武田信虎の頃(1519年頃)に、石和から甲府に本拠を移し、躑躅ヶ崎館(つつじがさきやかた|居館)を中心に整備が進められた際に、建てられた寺の一つ。武田信虎・信玄・勝頼の肖像が安置されているのに加えて、案内に従って進むと、安置されている3つの墓も参拝できる。武田信虎が埋葬されている。

 

境内にある富士見池には本当の姿が映るとされており、水面に冬の富士山が映ったとする逸話がある。

住所〒400-0014 山梨県甲府市古府中町5015
アクセス甲府駅から車で7分
営業時間
公式サイト

 

武田信玄公の墓

武田信玄公が火葬された場所と言われている。火葬塚とも呼ばれているが、信玄公の位牌がここにあるというわけではないが、信玄公の眠る場所の一つとしてある。信玄公の葬礼は「恵林寺」で行われたが、それまでの間、眠っていたのがこの場所と言われており、本来の意味での信玄公の眠る場所はここ。

 

真向かいには北部幼児教育センター、東部には躑躅ヶ崎温泉、西部には山梨縣護國神社と信玄池がある歴史と現代の交差地点である。

住所〒400-0013 山梨県甲府市岩窪町217
アクセス甲府駅から車で8分
営業時間
公式サイトhttps://www.city.kofu.yamanashi.jp/welcome/rekishi/yukari.html

 

武田晴信室三条氏墓

武田晴信(武田信玄)の正室(信玄公の奥様)が三条氏のお墓。三条氏は、戦国時代の公卿「三条公頼」の娘で「三条の方」や「三条夫人」と呼ばれることがある。本願寺と武田信玄公の同盟を結ぶのに大貢献しているのが三条夫人、三条家であるため、武田信玄を語るときに欠かせない存在。

住所〒400-0013 山梨県甲府市岩窪町(円光院施設内)
アクセス甲府駅から車で10分
営業時間
公式サイト

 

圓光院(円光院)

三条夫人が、武田晴信に嫁ぐ際に、三条家の「木造釈迦如来坐像」を持参し、これが圓光院にあるとされている。向嶽寺にも寄付をしていると「甲斐国志」に記載がある。こちらの圓光院には、皇室から許しを得た「菊花紋・桐紋の鏡」があり、武田信玄と三条夫人にまつわる品が伝えられている。

住所〒400-0013 山梨県甲府市岩窪町500−1
アクセス甲府駅から車で10分
営業時間
公式サイトhttp://www16.plala.or.jp/enkoin/

 

信玄ミュージアム(甲府市武田氏館跡歴史館)

武田神社の南東側に新しく作られた、歴史を伝えるスポット。カフェスペースや物販エリアがあり、希望する方には「御城印」が用意される。施設敷地内には「旧堀田古城園」もあり、武田家のことを知り、学べる以外にも見どころがたくさんある。常設展示は無料、特別展示は有料。

住所〒400-0015 山梨県甲府市大手3丁目1−14
アクセス甲府駅から車で7分
営業時間9:00~17:00(最終入館16:30)
公式サイトhttps://www.city.kofu.yamanashi.jp/rekishi_bunkazai/kofu-takedashirekishikan.html

 

武田神社

武田信玄の居館「躑躅ヶ崎館」があり、武田信玄公を御祭神としている神社。菱和殿での車のお祓い受付、宝物殿には武田家ゆかりのものが展示されています。武田神社の境内左には甲陽武能殿があり、さらに奥には紅葉が美しい緑あふれるエリアがある。武田神社の裏側には発掘中のエリアがある。

 

武田神社には、国造りの神様という意味での神様は祀られていませんが、甲斐国を治水・商業・農業面で大きく発展させた「武田信玄」を祀っています。土地神様に近いもので、この地域にとっての大きな恩がある方、神話上の神様ではないが、山梨に住む人々の基盤を作った感謝すべき存在であることに変わりはありません。

住所〒400-0014 山梨県甲府市古府中町2611
アクセス甲府駅から車で7分
営業時間宝物殿9:30~16:00(水曜定休)
公式サイトhttp://www.takedajinja.or.jp/

 

法泉寺(金剛福聚山 法泉禅寺)

武田信玄の四男「武田勝頼」と、甲斐源氏第10代、武田氏7代当主である「武田信武」の菩提寺(※位牌を納めてある寺)である。創建は元徳2年(1330年)と、歴史あるスポット。本尊「弥勒菩薩」、夢窓国師坐像、勝頼公画像などが伝えられている。

 

首級牛蒡:勝頼公の首級をなんとか京都から受け取った「快岳禅師」が、上帯那の三上家などを頼りつつも、首級を甲斐国に持ち帰っていることがバレないように、織田家の監視を逃れるために三上家の「牛蒡(ごぼう)の俵」に隠した。織田家のいなくなった頃に勝頼の首級を寺にて葬送。その目印が「歯髪塚」にある桜の木であるとされている。

住所〒400-0001 山梨県甲府市和田町2595
アクセス甲府駅から車で10分
営業時間
公式サイトhttp://www4.nns.ne.jp/pri/hosenji/

 

旅館 弘法湯(杖温泉)

大同3年(808年)に、弘法大師が道の真ん中の石をとけたら温泉が湧いたという逸話がある場所で、湯村温泉にある武田信玄の隠し湯と言われる場所がここ。太宰治などの文豪にも愛された場所で、湯村温泉全体を堪能できる。

 

近くには福田山福澤寺があり、湯村山登山(軽登山|要害山よりは楽)にもちょうどよい観光スポット。日帰り温泉可能。

住所〒400-0073 山梨県甲府市湯村3丁目16−16 杖温泉 弘法湯
アクセス甲府駅から車で12分
営業時間9:00~21:00(問い合わせ受付時間|不定休)
公式サイトhttp://www.koubouyu.com/

 

積翠寺

元の名を「石水寺」といい、武田信玄公が誕生した場所(要害山城で生まれたとも)と言われている。産湯をくんだ井戸が残っており、開祖は行基(飛鳥~奈良時代)によるものとされる。毎年4月末の日曜には「武田不動尊祭典」が開催されている。

住所〒400-0011 山梨県甲府市上積翠寺町984
アクセス甲府駅から車で20分
営業時間
公式サイトhttps://kofu-tourism.com/spot/55

 

要害山城跡(武田信玄公生誕の地)

今の武田神社にある躑躅ヶ崎館の詰城として建てられたのが、要害山城と言われている。武田信玄公が生まれた場所と言われており、積翠寺の産湯の井戸と合わせて、信玄公始まりの地である。要害山登山口付近には要害温泉もあるので、登山前後で温泉も楽しめる。

 

武田信玄公生誕の地は、要害山をがっつり登山した山頂付近にあるため、装備をしっかり整えてから訪問してください。クマ、イノシシ、マムシが出ますので、ひとまずは足元に特に注意してください。登山道を外れると何が隠れててもおかしくないのと、倒木がある所は無理に進まないで下さい。

住所〒400-0011 山梨県甲府市上積翠寺町
アクセス甲府駅から車で20分|登山口より軽登山徒歩30分
営業時間
公式サイトhttps://www.city.kofu.yamanashi.jp/senior/bunkazai/006.html

 

金櫻神社

第十代崇神天皇により、金峰山山頂に「少彦名命(すくなひこなのみこと)」が祀られたことから始まり、金峰山そのものが御神体。「鬱金(うこん)の櫻」が御神木で4月末頃が見頃。昇仙峡とセットで訪れるのがおすすめ。

 

武田信玄公の弟「武田信繁」の幼少期にかんしゃくや引きつけがあったそうで、これを憂いた信玄公の母が鈴に願いを込めて金櫻神社に祈願。病気はおさまったとある。虫切鈴は日本三土鈴の一つでもある。武田家の宝物なども伝えられている。

住所〒400-1218 山梨県甲府市御岳町2347
アクセス甲府駅から車で45分
営業時間
公式サイトhttps://kanazakura-shrin.webnode.jp/

 

南アルプス・北杜方面のスポット

南アルプス市・韮崎市・北杜市方面にある「武田信玄」ゆかりの観光スポットを、以下にまとめています。

信玄堤(信玄堤公園)

武田家の残した治水事業の成果の一つ。けやき、えのきの木もあり、信玄堤公園と連なって釜無川スポーツ公園も隣接。釜無川(かまなしがわ)と御勅使川(みだいがわ)の合流地点で、天文10年(1541年)から20年あまりの時間をかけて作られた堤防。

 

この信玄堤の完成により、毎年起きていた水害・洪水は大幅に減り、地域の人々の暮らしを確かなものとした。

住所〒400-0118 山梨県甲斐市竜王1989−1887
アクセスJR竜王駅から車で20分
営業時間
公式サイトhttps://www.city.kai.yamanashi.jp/kosodate/shisetu/koen/5619.html

 

願成寺(鳳凰山願成寺)

創建771年、甲斐武田氏の祖「武田信義公」の菩提寺がこちら。「木造阿弥陀如来及び両脇侍像」が伝えられており、拝観には予約が必要。付近に「わに塚の桜」と「武田八幡宮」があり、武田家の始まりの地。

 

梅・桜・藤の花・あじさいが咲き、御朱印もある。毎月坐禅会(第二木曜日※要電話確認)が行われている。パンフレットは本堂にて200円で購入できる。

住所〒407-0043 山梨県韮崎市神山町1111
アクセスJR韮崎駅から車で12分
営業時間
公式サイトhttp://ganjoji.jp/

 

武田八幡宮

822年、嵯峨天皇の勅命により、武田王を祀るために創建。1140年には甲斐武田家の祖「武田信義公」がこちらで元服。武田信玄公は、こちらにある「三間社流造檜皮葺の本殿」を再建している。

 

「武田信義」はここで、源信義から武田太郎信義に名を変えたことで武田家が始まったとされる。武田信玄だけではなく、武田家全体に関わりが深く、そのルーツに当たる場所。

住所〒407-0042 山梨県韮崎市神山町北宮地1185
アクセスJR韮崎駅から車で17分
営業時間10:00~16:00(火・木定休※不定休)
公式サイトhttps://takedahachimanguu.com/

 

新府城跡

武田家最後の城で、「武田勝頼」が創建するも68日で織田軍に攻め入られて焼失。土塁と堀で築城されたもので、4月にはソメイヨシノが30本ほど咲き誇る桜の名所でもある。続日本百名城にも登録されている。

 

侵攻を防ぐために断崖絶壁の上に建てられており、築城当初は躑躅ヶ崎館からの移転を計画されていた。現在、本丸には「武田勝頼」を祀る「藤武神社」が建てられている。甲府の武田神社は武田信玄公を祀っていて、新府城跡は「武田勝頼」を祀っている。

※「武田勝頼」は武田信玄の子、四男。

住所〒407-0262 山梨県韮崎市中田町 中条字城山
アクセスJR韮崎駅から車で20分
営業時間
公式サイトhttps://www.yamanashi-kankou.jp/kankou/spot/p1_8031.html

 

宗泉院

川中島の戦いで戦死した「山本勘助」が地元の人々によって祀られている供養塔がある。武田信玄公の軍師として有名な武将で、躑躅ヶ崎館にも訪れている。「破軍建返し」の信玄公を救った逸話や築城術など、武田家の反映に大きく貢献している武将である。地元民は「山ン寺」とも呼ぶ場所。

住所〒407-0051 山梨県韮崎市円野町3481
アクセスJR日野春駅から車で30分
営業時間
公式サイトhttps://www.nirasaki-kankou.jp/kankou_spot/jinjya_bukkaku_rekishi/jinjya_bukkaku/4324.html

 

信玄棒道

北信濃侵攻の際に使用された軍用道路で、現在は「美しい日本の歩きたくなるみち500選」にも登録、現地は馬の道ともなっていて、馬が歩いていることもあるそうだ。石仏は「西国三十三所」「坂東三十三所」を模して江戸時代に置かれたもの。

 

近くにはキースヘリング美術館や道の駅「こぶちざわ」があり、散策・観光にもちょうどよいスポット。

 

「こぶちざわカントリークラブ」側から信玄棒道に入ると、少し離れた「妙進寺(GoogleMap)」付近の棒道に出ます。どちらから入っても良いですが、車を止めた位置によっては往復することになりますので、ご了承下さい。

 

住所〒408-0044 山梨県北杜市小淵沢町
アクセス道の駅「こぶちざわ」から車で15分
営業時間9:00~17:00
公式サイトhttps://www.hokuto-kanko.jp/guide/%E4%BF%A1%E7%8E%84%E6%A3%92%E9%81%93

 

笛吹市・山梨市・甲州市方面のスポット

山梨市や勝沼、甲府盆地東部にある「武田信玄」ゆかりの地は、以下にまとめています。

岩下温泉旅館(岩下温泉)

甲州最古の温泉があるとされ、武田家の隠し湯ともいわれている。明治8年に建設された旧館では日帰り温泉を利用できる。開湯は1700年前とも、1300年前とも言われているが、真偽は不明。お湯の温度は28度~30度で比較的ぬるめ。

住所〒405-0034 山梨県山梨市上岩下1053
アクセス山梨市駅から車で10分
営業時間5月~11月 平日15:00~20:00/土・日・祝日9:30~20:00
6月~10月 全日9:30~20:00
(月曜休館 ※月曜が祝日の場合、火曜が休館)
詳細:http://iwasitaonsen.com/kyukan.html
公式サイトhttp://iwasitaonsen.com/

 

甲斐国一宮浅間神社

子宝を得るという言い伝えがある神社で、御祭神「木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)」が祀られており、歴史は垂仁天皇八年の約2千年前まで遡る。こちらには「国次の太刀(刀身三尺一寸五分)」が武田信玄によって奉納されている。他にも信玄公の條目や短冊が伝えられている。摂社は山宮神社。

 

夫婦梅(陰陽二花相寄って一顆)がご神木としてあり、かわいらしい実が2つ実る梅の花がある。

住所〒405-0056 山梨県笛吹市一宮町一ノ宮1684
アクセス山梨市駅から車で25分
営業時間
公式サイトhttp://asamajinja.jp/

 

大善寺

養老2年(718年)に行基によって開かれた寺で、国宝「薬師堂」は弘安9年(1286年)創建で県内最古の木造建築。この山梨の地にぶどうを伝えたきっかけとされる寺がこちら。ぶどう寺とも呼ばれる。「十二神将と月光菩薩像」や「十二神将と日光菩薩像」などが伝えられている。

 

武田勝頼が戦勝祈願をした寺でもあり、勝頼のいとこ「理慶尼」が身を置いていた場所でもある。当時織田家の進軍により、家臣は逃げ出し、小山田信茂が裏切り、天正10年(1582年)3月11日「天目山田野」にて武田家が滅んだといわれる。

住所〒409-1316 山梨県甲州市勝沼町勝沼3559
アクセス山梨市駅から車で40分
営業時間9:00~16:30
公式サイトhttp://daizenji.org/

 

菅田天神社(かんだてんじんじゃ)

承和9年(842年)甲斐国司「藤原伊勢雄」創建。菅原道真が祀られ「菅田天神」とも呼ばれる。伝えられている楯無鎧(たてなしのよろい)は、甲斐源氏の祖「新羅三郎義光」より武田家が引き継いで守っているもの。イチョウが美しく、秋の観光が見頃。

 

甲斐源氏鎮守と呼ばれ、甲府の鬼門に当たると言われており、秘蔵とされていた国宝「小桜韋威鎧(こざくらがわおどしよろい)」もこちらで伝えられている。

住所〒404-0042 山梨県甲州市塩山上於曽1054
アクセスJR塩山駅から車で3分
営業時間
公式サイトhttp://www.yamanashi-jinjacho.or.jp/intro/search/detail/2012

 

向嶽寺(塩山 向嶽寺)

康暦2年(1380年)創建、国宝「絹本著色達磨図」などが伝えられている。甲斐源氏11代当主「武田信成」などの保護もあり、釈迦如来像などが寄進された。

 

武田信玄の大叔父「油川信恵」と祖父「武田信縄」が争って、後に和解した、兄弟喧嘩の地でもある。

住所〒404-0042 山梨県甲州市塩山上於曽2026
アクセスJR塩山駅から車で7分
営業時間
公式サイトhttp://www.rinnou.net/cont_03/13kogaku/

 

恵林寺(乾徳山 恵林寺)

元徳2年(1330年)に開山、武田信玄公の菩提寺となっており、信玄公の墓もある。信玄公死後3年間は武田神社近くにある墓所にて火葬・安置されているため、恵林寺は2つ目の信玄公の眠る場所。武田不動尊も祀られている。

 

「孫氏の旗」や信玄公の「兜・軍配団扇」など多数の武田信玄ゆかりの品が伝えられている。恵林寺は武田信玄公に再興されており、信玄公に最も近い寺の一つと考えられる。お守りの販売や茶屋などもある。

住所〒404-0053 山梨県甲州市塩山小屋敷2280
アクセスJR塩山駅から車で20分
営業時間8:30~16:30
公式サイトhttp://www.erinji.jp/

 

放光寺

梅・椿・桜・牡丹・桃・山吹・れんぎょう・金木犀などの花が咲く美しい寺で、「花の寺」とも呼ばれる。「木造大日如来坐像」などを所蔵している。武田信玄公の祈祷所とされている。恵林寺とともに訪れるのが最適。

 

13世紀ごろの龜や茶碗が出土しており、歴史ある土地でもある。天正10年(1582年)織田軍の兵火により本堂が一度焼失しているが、元禄に再建されている。

住所〒404-0054 山梨県甲州市塩山藤木2438
アクセスJR塩山駅から車で20分
営業時間
公式サイトhttp://www.hokoji.org/

 

裂石山 雲峰寺(うんぽうじ)

天平17年(745年)に行基によって開かれたとされる寺の一つ。大河ドラマ「武田信玄」のロケ地で、樹齢700年を超えるとされる「峰のサクラ」が宝物殿前にある。1573年には武田信玄が文書を奉納、1582年には武田勝頼の家臣が家宝を奉納している。

 

武田信虎の印判状なども伝えられており、室町末期天文の頃の焼失から武田信玄の頃に再建されているとされる。武田の軍旗「孫子の旗」や「諏訪神号旗」の他「馬印旗」などが宝物殿にて大切に保管されている。

住所〒404-0022 山梨県甲州市塩山上萩原2678
アクセスJR塩山駅から車で25分
営業時間
公式サイトhttps://unpoji.ko-shu.jp/

 

景徳院

徳川家康が建立した、武田勝頼(武田信玄の四男)の菩提寺である。勝頼が自刃した生害石や墓があり、山門は当時の焼失を逃れて残されている。武田勝頼の子「信勝公」の「擐甲の礼(世継の儀)」を行った「旗竪松」が境内にある。厄除けのご利益があるとされている。

住所〒409-1202 山梨県甲州市大和町田野389
アクセスJR塩山駅から車で25分
営業時間
公式サイトhttps://www.koshu-kankou.jp/map/jinjya/keitokuin.html

 

栖雲寺(天目山 栖雲寺)

貞和4年(1348年)に開山、武田勝頼(武田信玄の四男)が最期の時に目指した場所でもあり、甲斐源氏第13代・武田氏10代当主「武田信満」が自害した場所がこの天目山であり、「武田信満」の菩提寺でもある。

 

織田との天目山の戦いで、武田勝頼がこの「栖雲寺」を目指すも織田により全焼、勝頼は引き返し「景徳院」にて自刃したとされる。

 

武田家(武田信満|武田信玄より6代前)が甲斐の守護として栄え始めた地であり、武田家(武田勝頼|武田信玄の四男)が最期を迎えた地でもある。はじまりの地であり、終わりの地でもある。

住所〒409-1201 山梨県甲州市大和町木賊122
アクセスJR塩山駅から車で30分
営業時間
公式サイトhttp://www.tenmokusan.or.jp/

 

岩殿山城跡

武田二十四将の一人「小山田信茂(おやまだのぶしげ)」の城だったとされ、1582年の織田の侵攻の際に「小山田信茂(おやまだのぶしげ)」が裏切り、武田勝頼が逃げ延びられないようにした。「小山田信茂(おやまだのぶしげ)」自身は織田信長により、甲斐善光寺で処刑されている。

 

徳川家康の頃には、逃げ延びる先の城の一つとして候補に上がっていたとされる。武田家にとってあまり好きじゃない場所のはず。

住所〒401-0001 山梨県大月市賑岡町畑倉
アクセスJR大月駅から車で5分
営業時間
公式サイトhttps://www.pref.yamanashi.jp/damu-fk/otsukicentralpart.html

 

富士山周辺のスポット

富士山・河口湖周辺のスポットは、以下にまとめています。

富士御室浅間神社(里宮)

天徳2年(958年)創建、本宮は富士山最古の神社で、武田信玄公、及び、三代に渡っての祈願所。こちらの浅間神社は里宮で、かつての「富士八湖」をご霊場としていた。こちらの里宮は富士山に向かっている。

 

本宮本殿はこちらの里宮にある。御祭神は「木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)」である。富士山噴火の度に再興されている。(出典

住所〒401-0310 山梨県南都留郡富士河口湖町勝山3951
アクセス富士急行「河口湖」駅から車で15分
営業時間9:00~16:00
公式サイトhttp://fujiomurosengenjinja.jp/index.html

 

北口本宮冨士浅間神社

1900年以上もの歴史があり、日本武尊(やまとたけるのみこと)の神霊を遥拝と祠建立から始まる。社殿は武田信玄公が再建したもの。

 

日本武尊(やまとたけるのみこと)の神霊を遥拝と関係が深い祠はこちら。手前の浅間神社よりも奥にあるので、こちらへの参拝もおすすめします。

住所〒403-0005 山梨県富士吉田市上吉田5558
アクセス富士急行「富士山」駅から車で7分
営業時間8:30~17:00
公式サイトhttps://sengenjinja.jp/

 

冨士御室浅間神社 奥宮(本宮or山宮とも)

文武天皇3年(699年)藤原義忠公により奉斉、富士山最古の神社で、富士山を背にしている。本宮本殿は河口湖畔の里宮にあるので、こちらの2合目の浅間神社と河口湖畔の浅間神社を両方回るのが適切。御祭神は「木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)」である。(出典

 

こちらは、道中「中ノ茶屋」でトイレ休憩を必ずはさみ、「馬返し」駐車場までは車でも進行可能(とのこと)。

 

1合目に「鈴原天照大神社」がある。こちらの場所が1つ目の目印。

 

お目当ての「冨士御室浅間神社 奥宮」はこの場所です。中ノ茶屋から歩くのであれば1時間半かかります。

 

「馬返し」から歩くのであれば、徒歩20分です。2022年時点で、馬返しの駐車場まで車で行けるかどうかは未確認です。勇者よ、是非。

住所〒401-0310 山梨県南都留郡富士河口湖町勝山3951 富士山二合目
アクセス富士山駅から車で30分
営業時間
公式サイトhttp://fujiomurosengenjinja.jp/visit/okumiya/index.html

 

参考・出典

富士の国やまなし|武田信玄ゆかりの地

https://www.yamanashi-kankou.jp/history/shingen/

 

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Posted by Genussmittel管理者